MAKE UP
毎日マスクな今、メークの主役は何と言っても〝アイメーク〟。そして、あらゆるパーツメークの中で最も顔を変えられて最も楽しいのも〝アイメーク〟。美人見え黄金比を体得すれば、いつものメークが見違えるほど美人見えしますよ。
普段使っているメーク道具を変えなくても、美人見え黄金比さえ守れば小顔効果も高まる美人顔に。目元だけでマスク下も美人そう!と思わせちゃうことも可能です!
洗練された美太眉とリフトアップされた目、眉と目周辺のハイライトで立体的な美人顔に。顔全体が引き上がっているだけでなく、肌のハリ、ツヤ、透明感もUPして溌剌としてエレガントに。眉毛のボリューム感とアイメークの効果で目と眉の間の距離が短くなっているのと同時に、目尻側のシャドウとライナーでリフトアップ効果も出て、くっきりと若々しい目元に。
もともとが黄金比に近いバランスのモデルの吉村ミキさんですが、細かく見ると少しだけ遠心的なバランス。今回はメークで眉頭をやや内側に描くことでより一層黄金バランスに近づき美人顔になりました。余白を調整し、配置が整うことで小顔印象も高まります。
美容医学には、全女性に共通する美の黄金比というものがあり、誰が見ても「綺麗」と感じる比率となっています。メークの参考になるのはまず「顔の横幅5等分の法則」。顔の横幅は、目の横幅を基準に、目が5つ並ぶ幅が理想と言われています。そして「パーツ位置関係の法則」。眉の長さは小鼻から目尻の延長線上、眉山は黒目の終わりと目尻の間にあると綺麗とされています。マスク装着時代で美の比率も変化するでしょう。目と眉の位置とおでこの広さで判断することになりそうですね。
【遠心顔さん】
遠心顔さんは目と眉の内側を強調します。眉頭は気持ち内側に描き、鼻筋につなげるイメージで、色を入れると目も眉も中心に寄った印象になります。アイシャドウは目尻重心になりすぎないように。
【求心顔さん】
求心顔さんは目と眉の位置を外側に広げることで矯正できます。眉頭は薄い色にしたり、空けて描くことで視線を外側に、アイシャドウは目尻側重心にしてのせると好バランスになります。
日本に「脂肪吸引手術」「プチ整形」を普及させた先駆者。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。『大炎上』(扶桑社新書)、『全身美容外科医』(講談社+α新書)など著書多数。
2020年『美ST』11月号掲載
撮影/資人導〈vale.〉(人物)、SHINTARO(静物) ヘア・メーク/尾花ケイコ スタイリスト/菊地ゆか モデル/吉村ミキ 取材/中田ゆき イラスト/きくちりえ(Softdesign LLP) 編集/長谷川千尋
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2024年12月16日(月)23:59まで
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