MAKE UP
特別なことはないけれど、誰と合っても素敵でいられる・・・それこそが、40代が目指すべき〝毎日メーク〟。「欠点を隠す=美しい」という思い込みを捨てることから始めて。生まれつき美人に見せるメークのコツを、吉川康雄さんにわかりやすくレクチャーしてもらいました!今回はチークとリップのテクニックを教えます。
Q. クリームチークが苦手です。どう塗るのが正解?
A. 頰全体に薄く塗ってから、頰骨の位置に足して
ごく薄く頰全体に逆三角形に。肌とチークの質感に連続性があるので広めに塗っても自然です。頰骨の上に軽く重ねづければ、まるで素顔自体が綺麗なよう。
Q. バッグに常に忍ばせておくべきリップを1本教えてください
A. シワに入り込まない、薄すぎないバーム系を
リップは潤いとツヤを一度にプラスできるバーム系がオススメです。鮮やかな色でもぷっくりとツヤめいて、シアーに発色するので今っぽい表情に。鏡を見ないで適当に塗っても様になるところもデイリー使いにピッタリです。左から:マニフィカトゥールレーブルn2レッド¥4,000(クレ・ド・ポー ボーテ)、ラプソリュ マドモワゼルバーム005¥3,800(ランコム)※モデル使用色
Q. 肌に馴染むチークとリップ、どんな色を使えばよい?
A. 透ける発色の赤
チークは、透けた血管を思わせるピンクみを帯びた赤をセレクト。唇には、生命の躍動が伝わるような赤リップを。ここで大事なのが、チークもリップも透けるように発色するものを選ぶこと。強い色でも自分の肌色を透かすことで和らいで馴染みが良くなります。左から:ネオヌード ブラッシュ52¥5,200(ジョルジオ アルマーニ ビューティ)、セルヴォーク カムフィースティックブラッシュ04¥3,500(セルヴォーク)※モデル使用色
Q. パウダーチークを上手に使うには?
A. ファンデとの相性が大切です
基本的にはファンデと質感を揃えたほうが仕上がりが自然。ツヤ肌にパウダーを使いたいときは、ムラづきしないように軽く肌表面の油分を払ってから、大きめのブラシで少しずつふんわりのせて。
1995年に渡米し『VOGUE』のカバーを手掛けるなどNYを拠点に幅広く活躍。昨春惜しまれつつ終了した「CHICCA」ブランドクリエイターも務めた。現在は美容情報サイト「unmixlove」を立ち上げている。
2020年『美ST』6月号掲載
撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉(人物)、 五十嵐 洋(静物) モデル/美香 メーク/吉川康雄 ヘア/TAKESHI 〈SEPT〉 スタイリスト/菊地ゆか イラスト/ホンダシンイチ 取材/奥原京子 編集/浜野彩希
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2024年12月16日(月)23:59まで
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