MAKE UP
メークをするうえで「うまくいかない」「苦手」と毎回たくさんの声が上がるのが、〝眉の描き方〟。眉の名手と言われる岡野さんに、絶対的にナチュラル、究極に美人見えするテクニックを教えてもらいました。
太さがあり、やや短めのストレート眉がここのところ続いたトレンドでしたが、2020年はその形を基本に、〝愛される眉〟がテーマとなります。今までの眉に、女性らしい丸みや柔らかさ、可愛げをプラスするんです。具体的には、眉山をなだらかにしたり、眉マスカラをピンク系にするなど、優しく甘い要素を取り入れます。ベタッと太く塗りつぶすのではなく、毛の感触を繊細に描いて、ふさふさとニュアンスを出すのがポイントです。
トレンドを取り入れつつも、常に知的、上品な仕上がりで、憧れの顔を提案し続ける岡野さん。数々のトップ女優から指名を受けるのも頷けます。本誌でも連載中。
1:太さは太い部分で7~8mm。バランスを見て太らせる
基本的に、今どきの眉はフラットで太さは一定なので、太い部分よりあまりに細い部分は補ってまっすぐに!
2:長さは小鼻と眉尻を結ぶ延長線上から-2mm
眉尻の長さは、Bのように〝小鼻と目尻を結んだ延長線上〟がセオリーでしたが、最近のトレンドはややそれより短い。
3:眉を3分割し、2/3の眉山にやや柔らかい丸み
眉山はCのように、眉を3分割し、内側から2/3の位置に設定。山を強調せず、描いたらブラシで馴染ませなだらかに。
4:目頭の延長線上を目安に目の寄り具合でプラスマイナス
眉頭はラインAの内側にはみ出さないよう設定。寄り目なら、やや離し、離れ目なら、やや内側に調整します。
5:ふさっとした毛並み感とちょいピンクみプラス
眉尻を描くときは塗りつぶすのではなく、1本1本毛を描いて理想のフォルムにしていきます。色はピンクみをプラス。
6:眉尻が眉頭より下がらない
眉尻は、眉頭の高さより上。困ったみたいな下がり眉が流行っていますが、40代にはイタすぎです……。
どの部分が毛の密度が高いか、逆に足りない部分はどこかをしっかり観察します。いちばん太い部分を基準に、その太さに満たない部分をパウダーで補います。若菜さんの場合、眉頭と眉の中央から眉尻ですね。
自分の眉より少し明るい色のパウダーを選び、ざっくりと太さを出していきます。この時、眉のまばらな部分は、密な部分と色が合うように濃い色のパウダーを混ぜて描いていきます。
パウダーで描いても、足りない部分は、ペンシルで埋めます。この時、輪郭を取ったり、塗りつぶすのはNG。あくまで毛を生やすイメージで、毛流れに沿って1本1本描いていきます。
パウダーとペンシルで全体が埋まったら、リキッドアイライナー(グレー系がおすすめ)で、眉頭から眉山までは下から斜め上、眉山から眉尻は上から斜め下(基本的には毛流れに沿う)に向かって、1本ずつ描いて。
全体が描けたら、毛流れに沿って軽く眉マスカラをつけます。この時たっぷりとつけすぎないこと。多少ムラになってもいいので、あくまでピンクのニュアンスが出せればOK。つけすぎると、ギャルっぽい印象に。
単色塗りは危険だと覚えて。ベースになるパウダーはやや明るめ、リキッドやペンシルはやや濃いめ。あえてパウダーとペンシル、眉マスカラの色を揃えないほうがリアルな眉に。
2020年『美ST』4月号掲載
撮影/当瀬麻衣〈TRIVAL〉(人物)、 大槻誠一(静物) ヘア・メーク/岡野瑞恵〈STORM〉 モデル/松本若菜 スタイリスト/鳥山悦代〈One 8 Tokyo〉 取材/吉田瑞穂 編集/小澤博子
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