MAKE UP
2019年下半期ベストSSTコスメ大賞から、リップ賞第1位、チーク賞第1位の2品を使ってヘアメークアップアーティスト岡野瑞恵さんが加藤ローサさんをメークアップ!2020年に真似したい血色感ある進化系ブラウンメークに仕上がります。
美ST世代が流行色のブラウンを取り入れるなら赤みを含んだ色を選ぶのが正解。チークとの相乗効果で、血色感をやさしく引き出すから狙いどおりのクールな雰囲気ながら疲れ顔に見せません。ヘアやファッションを女性らしく仕立てても知的さを感じさせるのは、ブラウンの為せる技。
(左から)
【2019年下半期ベストコスメ・リップ賞第1位】
LAURA MERCIER/ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック 05
発色も質感も理想以上誰でも映えるブラウンで大人のセンスが加速。「テクスチャーも滑らかでつけやすく、リップ選びに悩む方でもすぐにこなれ感を表現することができるオシャレ色」(嶋田さん)「クリーミーなのに軽い使い心地。サテンのような仕上がりとシックな馴染み色で誰もがfabulous顔に!」(小田切さん)「品良くオシャレなブラウンリップ。一度塗りでも重ね塗りでもとても素敵でヘビロテしました」(岡田さん)「今流行りのこっくりブラウンベージュ。程よい深みと濃すぎないバランスが絶妙。保湿効果も高い」(仁香さん)「程よいセミマット感で重ねるごとに血色感が増す赤みブラウンが使い勝手抜群。滑らかなテクスチャーも好み」(漢那)
1度塗りでビター、重ねるほど赤みを帯びたブラウンに。目指す女性像に合わせて変幻自在とプロ絶賛の秀作。唇の上でほどけるようなつけ心地にもうっとり。塗れば容易く洗練された印象になれると話題となり入荷待ちする人も。¥3,600(ローラ メルシエ ジャパン)
直塗りしたら、リップブラシで輪郭を整えながら大きめに描いて。ビターな色だからこそ丸みを出して女性らしさを加えます。
【2019年下半期ベストコスメ・チーク賞第1位】
SUQQU/ピュア カラー ブラッシュ 10
あざやかさではなく明るさを与える色グラデで自然と高揚する頬を演出。「血色グラデ作りで定評あるチークだが、中でも10番は肌に溶け込むような彩度低めのローズが美しい。色で覆うことなく透明感も生むから美肌にもなれる」(齋藤さん)「大人の肌に程よい血色感、透明感とツヤを与えてパーツを引き立ててくれる色のグラデーションが秀逸」(黒田さん)「血色カラーから馴染み色のグラデーションで今年っぽい顔に」(中野さん)「ほんのり光に反射してツヤ感が自然な感じに出るのが嬉しい」(高橋さん)「ローズからベージュのグラデーションが自然な血色感とツヤ感を演出」(重見さん)「表情を華やげ、透明感のある美肌へと昇華させてくれる」(深澤さん)
新色が発表されるたびに高い評価を得るグラデーションチーク。今季は彩度を落とした深いローズと、肌に溶け込む穏やかなベージュの組合わせが僅差で選出。色名は〝淡靄〟。淡くしっとりとした血色を帯びるごとに女性らしい包容力が滲み出る。¥5,500(SUQQU)
プレストながら柔らかいパウダーを手の甲で馴染ませてから使用。小鼻脇から頰の高い位置に向かい半円を描くようにふわりとのせて。彩度が高くくすみをカバー。
2020年『美ST』2月号掲載
撮影/高木健史〈SIGNO〉(人物)、吉田健一〈№2〉(静物)、小林美菜子(静物) モデル/加藤ローサ ヘア・メーク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/坂下シホ(プロップ)、森川 彩(ファッション) 取材/中井川桂子、森島千鶴子、大山真理子、山田頼子、小泉真由美 編集/小澤博子、漢那美由紀
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