MAKE UP

尾花ケイコさんの美眉になる!40代の「赤眉」講座

赤眉というとびっくりするかもしれませんが、実は色白に見えたり優しく見えたりと、いいこといっぱい。眉をいつも更新している感度の高い40代が実践していてブーム中です。赤眉コスメも増えているのでぜひトライ!

 

 

赤眉さんなら秋っぽい洒落顔メーク

 

 

眉山が強調され、濃淡がなくベタッとした眉。昔からの習慣でやりがちですが、年齢と共にキツい印象に。抜け感のある赤眉なら、ソフトでリラックスした雰囲気で目元が優しく。今年も流行しそうなざっくりニットが、赤眉の温もりを感じるメークに調和してこなれた印象。これからのシーズンこそ、目力と抜け感を両立しながらオシャレ感も出せる赤眉メークが楽しめそう。

 

 

目元・リップは赤眉引き立つベーシックカラーで

 

 

秋冬はマット質感が流行。目元はマットなグレーをまぶた全体に。口紅はマットなヌードカラーで主張しすぎないようにすると全体がバランスよく。上・ルナソル ニュアンスシェイドアイズ 01¥5,000(カネボウ化粧品) 下・リップ カラー マット 32¥6,000(トム フォード ビューティ)

 

 

 


 

 

ポイント1:まずはベースの太眉を作って強さを出します

 

\起点は眉毛の合流点から/

 

 

\えぐれ部分を太らせて/

 

 

\底辺は眉頭の手前まで!/

 

 

\眉頭をぼかして鼻を高く/

 

 

\綿棒でフレームを整えて/

 

上に向かう毛と下に向かう毛が交差する点を起点として、眉山→眉尻に向かい太ブラシでブラウンのパウダーを。えぐれている部分は斜めブラシで太く。眉頭8㎜手前まで入れ鼻筋に繋げるよう軽くぼかす。眉頭はあくまでふわっと抜け感を。仕上げにフレームを調整して形は完成。

 

 

 

***

 

 

ポイント2:赤は眉の影と思って!下めに入れて抜け感を

 

 

パレットのレッドは全体に入れると野暮ったいので注意。太ブラシで眉の下に1.5㎜ぐらいはみ出す気持ちで、眉幅半分までふわっとオン。基本フォルムが完成している眉に赤が生きます。

 

 

 

***

 

 

ポイント3:大人は眉頭で目力復活!赤マスカラで立ち上げて

 

 

眉マスカラを眉頭の毛を立たせるように上下させてのせます。眉頭から眉尻に向かって2回ぐらいサッと毛流れに沿って馴染ませると赤のニュアンスが自然に。毛そのものにはツヤとハリが出て生き生きとした印象に。

 

 

 

\使った赤眉コスメはこれ/

 

左・マスカラは弱った毛にもハリが出るものを。サッと塗るだけでツヤのあるカラー眉に。メイベリン ファッションブロウ カラードラママスカラ コーラル¥1,000(メイベリン ニューヨーク)右・多色パウダーと4種ブラシが秀逸なパレット。肌に溶け込むマットな赤みが大人の赤眉メークに最適。アイブロウクリエイティブパレット¥4,200(イプサ)

 

 

 


 

 

「40代こそ赤眉!弱った目元に〝強さ〟とトレンドの〝抜け感〟が両立できますよ」

 

眉は美人に見せる印象も、鼻を高く見せる造形も自在に操れるパーツ。ベーシックな形を作った上でニュアンス的に赤を眉に入れると、女性らしいソフトな印象の眉に。秋冬の洋服に合わせてメークも変えるとオシャレの幅も広がります。季節や服に合わせメークの雰囲気を変えて色を楽しめるのは余裕のある大人の女性だからこそ。ただし赤は下手をすると暑苦しく女っぽくなりすぎてしまうので程よいさじ加減が大事。

 

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト 尾花ケイコさん
PINKSSION主宰。上品で知性を感じるメークが幅広い層から人気。「美眉師」という異名を持つほど眉に対する造詣が深い大人の眉の伝道師。雑誌や広告等で活躍中。

 

 

 

\Special Movieを公開中!/

 

撮影時の様子を美ST公式サイトとインスタにて公開中。動く“赤眉さん”が見られます。美ST ONLINE be-story.jp または公式Instagram@be_story_official へGO!

 

 

 

 

2018年『美ST』12月号掲載
撮影/中田彩子(人物)、今井健司(静物) ヘア・メーク/尾花ケイコ スタイリスト/竹下佳寿子 取材/大佛摩紀 撮影協力/スタジオ バスティーユ

 

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一生元気に!自愛ビューティ

尾花ケイコさんの美眉になる!40代の「赤眉」講座

2024年11月号

2024年9月17日発売

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