MAKE UP
1本のヒモが体本来のバランスを取り戻すと話題の「ヒモトレ」。スポーツ界、介護、医療など多岐にわたる現場で幅広く取り入れられているメソッドです。体にいいことは美容にもいいからヒモトレでキレイになれるか実験!
太さ6〜8㎜の丸ヒモをおでこに落ちない程度のゆるさで巻きます。結び目は傾いている方の反対側に。360度触れているヒモの感触により、頭の位置が本来の位置に整い、傾きのない顔でメークができるように。緊張も緩むため首や肩のコリ、目の疲れが軽減され、表情も良くなります。
\いつも傾いている頭がはちまきで真っ直ぐに/
美STの撮影で、顔のアップを撮る際、自分では真っ直ぐにしているのに「頭を真っ直ぐにして」といつも指摘されていました。気をつけていてもクセで左に傾いてしまうんです。無意識な傾きのままメークをしているため、眉を描くのが苦手でした。はちまきをすることで、傾きが意識され、眉が水平に描け、アイメークも上手くなりました。
お腹のおへそあたりに太さ6〜8㎜のヒモをこぶし1個分入る緩さで結びます。きつく巻くと体が緊張するのでNG。体全体のバランスを整える上でお腹は重要なポイント。肩こり、腰痛、猫背の改善や軽減に効果が期待されます。
\体重は変わらないのにウエストが−2㎝/
おへそ巻きはお風呂に入るとき以外、就寝時もずっとしています。姿勢が無意識に矯正されたのか、お腹回りがスッキリしてきて、体重に変化はないのに2㎝も細くなりました。さらに肩を回した時にゴリゴリ鳴るほど激しい肩こりがまったくなくなり、久々に肩のスッキリ感が感じられ嬉しい限り。睡眠も深くなり、目覚めがよくなりました。
お腹回りが1週間で1㎝減り、2週間で2㎝も細くなりました。左右のくびれ具合が対称でなかったのもおへそ巻きで体のバランスが整ったようで、左右対称に近づいています。
太さ4㎜のヒモを使用。ヒモの中心を土踏まずにおき、足首前でヒモをクロスさせアキレス腱の方へ回します。くるぶしの下でヒモを再び交差してゆるく結びます。足指から巻き始めてもOK。就寝中に取れてしまうのは足が動いている証拠。リンパや血液が流れてむくみの改善に期待。
\脚のむくみがスッキリし猫背も改善/
むくみやすい体質なので効果を期待して、家では寝るときもしました。娘が何度もヒモを取ろうとしていましたが(笑)。2週間のあいだに食事会が続いたため体重が増えてしまったにもかかわらず、脚のむくみはスッキリしてきました。体のバランスも整ったのか、なで肩による首や肩甲骨回りの重さが軽減し、猫背も改善しました。
写真ではわかりづらいのですが、膝のたるみがすっきりと引き締まり、シワがなくなりました。もも回りが全体的に細くなり、パンツを穿いた時、もものスッキリ感を感じました。
6〜8㎜の太さのヒモをあごの下からヒモを回して耳の前を通るように、沿わせるようなゆるさで巻きます。嚥下が楽になり、あごの位置関係が調整されるようで、歯ぎしりや食いしばりの予防、顔の力み軽減による小顔効果も期待。
\ひどい歯ぎしりが減りエラの張りが軽減/
何度も顎関節症になるほどのひどい歯ぎしりが悩みで、今まで起床時はあごがだるかったんです。就寝時と1日4〜5時間ほどえぼし巻きをしたおかげで、歯ぎしりがかなり減ったと感じています。逆にヒモをし忘れた翌朝はだるいので、効果は歴然。食いしばりがないことでエラの筋肉の張りが減って、顔がスッキリしたように感じています。
歯ぎしりや食いしばりが改善してエラの張りがスッキリし、顔のむくみもとれました。歯ぎしりが原因の朝の疲れ顔が解消し、口を大きく開けられるようになったので、元気な印象に。
2018年『美ST』4月号掲載
撮影/岡本卓大 モデル/太田直子(TEAM美魔女) ヘア・メーク/大山なをみ
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