MAKE UP

水野未和子さん推薦!秋の新色は「マットリップ」をまず1本

目元は自然に、唇にポイントを置くメークの流行が続いています。そして、ギラギラツヤツヤすぎる唇は古く感じる今。古い=老けるので要注意。代わってマットリップが流行の兆しです。40代のカサつきがち、くすみがちな唇に最適の流行。乗らない手はありません。

 

 

完全定番化した赤リップはキメすぎないで普段使いするのが正解

マットレッド

 

 

 

使ったのは、アルマーニのアンバーレッド301番

 

 

フォーマルな日に塗りがちなマット赤を普段のスタイルにこそ。肌に馴染む朱赤と透け肌がマスト。ルージュ ドゥ アルマーニ マット 301 ¥4,200(ジョルジオ アルマーニ ビューティ)※10/5発売

 

 

 

失敗したくない赤は筆塗りで

 

 

はみ出すと修整が大変な赤は筆塗りで。上記のアナスタシアの水野筆を使用。ブラシ塗りだと均一に、発色に深みも出ます。ブラシの筋を残さないよう、最後に指先でポンポンと押さえ、より自然に密着させて。

 

 

 

 

最適なのは角がゆるい平筆。本来はコンシーラー用ですが水野さんはリップブラシとして愛用。アナスタシア コンシーラーブラシ ¥2,800(アナスタシア)

 

 

 


 

 

青みやギラギラピンクは卒業。クリーミィなモード色こそ幼さとは無縁の大人ピンク

マットピンク

 

 

 

使ったのは大人ピンクが豊富なランコム

 

 

ピンクが持つ幼い印象は不要。ざっくりニットに合わせる大人のピンク。ラプソリュ ルージュ DM274センシュアリテ ¥4,000(ランコム)※9/14発売

 

 

 

直塗りと山のハイライトで叶う、透明感のあるピンク

 

 

リップを直塗りした後、唇の山の部分にSUQQUのハイライトカラーをオン。上唇がぷくっとふくらんで見える効果が。このひと手間で立体感が得られ、平坦な幼なピンクから、表情のあるグラマラスな大人ピンクへ。

 

 

 

肌にはチークで立体感を作りシャープな印象に。ピンクリップを子供っぽくしないため。右カラーを唇の山、左カラーを頰にふんわり入れて顔に立体感を作る。SUQQU ピュアカラー ブラッシュ108 艶薔薇〈限定色〉¥5,500(SUQQU)

 

 

 


 

 

今年こそ是非挑戦したい大人の特権色で溢れる知性

マットバーガンディ

 

 

 

使ったのは指名買い必須の究極の色

 

 

これ以上ブラウンが入るとモードになりすぎる絶妙カラー。ルージュディオール 982 フュリアス マット〈限定色〉 ¥4,200(パルファン・クリスチャン・ディオール)

 

 

 

ブラシとライナー、二刀流で仕上げる深み

 

 

赤同様、はみ出すと厄介な濃い色なのでブラシ塗り。唇の縁のみ、ワントーン明るめの赤色リップライナーで囲み、バーガンディとブレンド。ゴシックになりすぎない旬な仕上がりに。

 

 

 

リップ スカルプター 11チャージ ¥4,800(トム フォード ビューティ)

 

 

 

***

 

 

マットを恐れず楽しんで!

 

今季秋冬の新作リップはことごとくマット。つまりマットリップを塗れば簡単に旬顔になれるのです。輪郭をブラシなどで丁寧に描くこと、メークを厚く作りこまないこと、ファッションもヘアもキメすぎず、ラフにすることがポイント。自分の新しい顔を発見できますよ。

 

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト 水野未和子さん
数々のファッション誌のメークを担当。海外で磨いたセンスとスキルに加え、明るいキャラで女優・タレントの信望も厚いレジェンド。

 

 

 

 

2018年『美ST』10月号掲載
撮影/YUJI TAKEUCHI(人物)、河野 望(静物) モデル/霧島れいか メーク/水野未和子〈3rd〉 ヘア/左右田実樹 スタイリスト/菊地ゆか 取材/中田ゆき 

 

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一生元気に!自愛ビューティ

水野未和子さん推薦!秋の新色は「マットリップ」をまず1本

2025年1月号

2024年11月15日発売

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