MAKE UP
昔からメーク好きで、自分なりに学んで今の顔に辿り着いたから、きっと間違ってないはず。でも、流行りのリップを塗っても、眉毛を太く描き変えても、何だかずっと同じ顔。ちょっと頑固な40代が今度こそ変わる方法を、藤原さんと小田切さんに真剣討論していただきました。
\もう一度、メークの基本を見直して!/
藤原美智子さん ヘア・メークアップアーティスト
ラ・ドンナ主宰。MICHIKO.LIFEプロデューサー。長年第一線で活躍を続ける日本を代表するヘアメークアーティスト。今年還暦を迎え、メークテクだけでなく先輩女性としての生き方に憧れる人も多数。
\常識もルールも変え続けなきゃ!/
左・小田切ヒロさん ヘア・メークアップアーティスト
ラ・ドンナ所属。美容学校卒業後、サロンや化粧品会社勤務、藤原さん他のアシスタントを経て独立。現在はメディアや広告に引く手数多。メークテクのほか、豊富な美容知識や高い表現力も人気の理由。
悩みを隠そうと頑張りすぎた顔ってちょっと怖い。メリハリはどこかにメリがあるからハリが引き立つもの。40代に不可欠な美人度と品性を叶えるなら対比を意識すべき。
肌自体を主役にしたバランスメーク。メリハリを意識し、つけ方を見直すだけでカラーレスでも自然な立体感を実現。EYEアイシャドウは塗らず、眉毛とアイラインも形を整える程度の最小限に。CHEEKリッチなクリームファンデーションを全体に塗ったら、シミはコンシーラーで隠して、パウダーファンデで固定。ハイライターで明るさとツヤを足せば健康的な印象に。チークにほのかな赤みをプラス。LIP色みを抑えヌーディッシュに。
\使ったのはこれ/
左から、エクストラ リッチ グロウ クリーム ファンデーション全7色 ¥10,000(9/7発売、SUQQU) タン・クチュール・シマー・パウダー No.01 ¥5,500(9/1数量限定発売、パルファム ジバンシイ) ビヨンド パーフェクティング スーパー コンシーラー 05 ¥2,800(クリニーク)
肌→目元→頰→唇というメークプロセスが時代遅れ。コスメやトレンドの進化とともに、プロセスこそ更新しなければいけないんです。安心感と固定観念は即刻手放して。
大人フェミニンを目指すなら安定のピンクベージュより、くすみ系パープルが今っぽい。リップを主役にチークも少し入れた分、アイメークを弱めて全体の比率を調整。EYE甘くなりすぎないようくすみグレーのでまぶたのトーンを落とし、アイライナーはインサイドのみで素材を活かしました風に。眉は赤みを足して弱めに。CHEEK明るすぎない程度に血色感をプラス。LIPくすんだ唇の上でも鮮やかに発色するパープルで輪郭を縁取ります。
\使ったのはこれ/
リリカルリップブルーム 08 ¥3,500(THREE)、カムフィー ブラッシュ 01 ¥3,500(Celvoke)、ミネラルアイバーム アッシュグレイ¥2,500(8/24発売、エトヴォス)
2018年『美ST』10月号掲載
ヘア・メーク/藤原美智子、小田切ヒロ(ともに LADONNA) 撮影/向山裕信(vale.)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 スタイリスト/菊地ゆか 取材/大山真理子
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2024年12月16日(月)23:59まで
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