MAKE UP
年末年始の集まり、同窓会……ちょっとした「お出かけ」の時、服はちょっとドレスアップすればいい。では、メークは? 真っ赤なリップやつけまつ毛は張り切りすぎだし、いつもと同じじゃ地味。少し差がつく「ちょい盛り」メークの仕方を、人気メークの水野さんに聞きました。
\端まできちんと引いたアイラインやリップで脱・いつものわたし/


上下の口角に、ブラシでハイライトを塗ります。下がりがちな口角をキュッと上げ、上唇はふっくらとボリュームアップして見せる効果があります。ハイライトは自然なクリームタイプを。

濡れたような輝きを与えるハイライト。すうっと伸びがよく、肌に馴染みながら光を放ちます。shiro シルクハイライター 7H01¥4,400(ローレル)

真っ赤ではなく、シックだけれど存在感あるダークなプラムカラーをセレクト。怖くしないコツは、ギラギラしたツヤがなく、染めたようなややマットな仕上がりであること。目鼻立ちまで華やかに。

たったひと塗りで肌色を冴えさせ、顔立ちまで引き立てる美しい発色が特長。ルージュ・ジバンシイ・マット331 ¥4,600(1/5発売)(パルファム・ジバンシイ)

唇の輪郭に沿って口紅を直塗りした後、いったんティッシュオフします。その後、さらに口紅を中央に重ね塗りすれば、食べたり飲んだりしても落ちず、いい感じにグラデーションができます。

アイラインは、上まぶたのきわに沿って引き、そのまま5ミリ延長します。ハネ上げず目の横幅を出す感じで、スッと引くのがコツ。アイライナーは、くっきり黒目を引き立てるブラックを選択します。

斜めにカットされた筆先で、目尻の細いラインも簡単。ディオールショウ プロライナー ウォータープルーフ 092 ¥3,000(パルファン・クリスチャン・ディオール)

シャドウ、チークはソフトな色に。リップを際立たせて上から、まぶたに柔らかな陰影を与えるソフトベージュ。アイシャドウ18 ¥3,300(ボビイ ブラウン)、青みがかった赤が、肌色のにごりをクリアにしながらさりげなく血色をアップさせます。ミネラルクリアリップ&チーク プラムレッド¥3,500(エトヴォス)
\ラメジェルをひと塗り。レストランの灯りの下、目を伏せるたびキラリ/


ブラシに左のブラウンを取り、アイホール全体に塗ります。この時、目尻から中央に向かってブラシを動かし、目尻側にやや強めの影をつけます。骨格を強調し目元がパッチリ。

絶妙な2色が、柔らかな陰影と輝きを目元に与え、深みのあるまなざしに。今回は、左のブラウンを使用。クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールデュオ101¥7,000(資生堂インターナショナル)

薄いブラウンで影をつけたまぶたに、上品に輝くジェルをのせます。この時、ブラシでつけることで、ムラにならずきれいにのります。目を伏せるたび、チラチラと輝いてポイントに。

しっとり、ぷるんとしたジェリーのようなテクスチャー。パールやラメが肌に溶けこみつつ、キラキラと贅沢に光を放ちます。ジェリーアイカラー05¥2,200(ジルスチュアート ビューティ)

目元がヌーディカラーで光と影をポイントにしているので、唇もブラウン~ベージュでトーンを合わせて。影色のラインを上下の口角に引いてソフトな立体感をつけ、目元と統一感を。

黒ペンシルが唇のpHに反応しダークプラム色に変化。唇に陰影を与えます。この秋発売し爆発的ヒットの名品。リップ・ライナー ノワール・レヴェラトゥール¥3,300(パルファム ジバンシイ)

左、濃淡、そしてメタル&マットのダブルのリップが1本に。ひと塗りで、唇の立体感とボリュームを引き出す。ルージュ ディオール ダブル510¥4,200(パルファン・クリスチャン・ディオール) 右、ヘルシーな印象に。ミネラルクリアリップ&チーク ネーブルオレンジ¥3,500(エトヴォス)
飲み会、女子会、同窓会…ちょっとした「華やかにしたい日」って、数えれば意外とあるもの。肌をしっかり塗って、目も口も盛ってとキメキメにするのも、はしゃいでいるようで恥ずかしい。かといって、いつもの無難なベージュメークでは気分がアガらないですよね。そういう時は、「きちんとラインを引いてエッジを整える」「一点豪華主義でどこかにポイントを置く」ことを意識してみましょう。ちょっとしたお出かけって、写真も撮ることが多いでしょう? そんな時は、全体的にきちんと感があるか、シンプルな中にひとつ、強めのアクセントがある顔が映えるんです。いわば「遠目美人」がその場の主役。全部の要素を盛るより簡単だし、なおかつ、さりげなさが今っぽい。ちょい盛りメークで気分を盛り上げて、この冬のお出かけを楽しんでくださいね。

教えてくれたのは……メークアップアーティスト 水野未和子さん
井川遥さん時代のVERYのカバーなど、数々の雑誌のカバーを担当。美ST読者と同世代。大人の女性がさりげなくトレンドを取り入れられるメークを提案。
2018年『美ST』2月号掲載
撮影/三宮幹史(人物)、大槻誠一(静物) メーク/水野未和子(3rd) ヘア/TAKESHI (SEPT) スタイリスト/菊地ゆか モデル/松田樹里 取材/吉田瑞穂
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2025年11月16日(日)23:59まで
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2025年10月16日(木)23:59まで