MAKE UP
美人といえばパッチリした大きい目。でも、ちんまりした小さい目が40代の美しさに必要な「清潔感」の武器になるんです。生まれつきの「ナチュラルボーンちんまり」も、エイジングで「いつの間にかちんまり」も、アイメークでコンプレックス解消!

ちんまり目は大きく見せようとするより抜け感のあるアイメークが正解。生まれもった目の形を崩さず、美しさを引き出すことでいい意味で平坦な顔がよりツルンとした透明感溢れる印象に。アイメークに固執しないぶん、顔全体のバランスにも気配りを。

上まぶたはクリームタイプのハイライトを仕込むことで立体感が出て、まぶたの透明感も2割増し。特に顔や表情が動くとき目元にニュアンスが生まれます。

ちんまり目さんは目ばかり気にしがちですが、眉から頰までをアイメークととらえます。眉も整え、コーラル系のチークを頰の盛り上がり部分に楕円形につければ自然な仕上がりに。
▶ メークの仕方は?

ハイライトを指のはらに取り、一度手の甲で余分なハイライトをオフ。上まぶたの際から眉下の骨の窪みまでアイホール全体につけます。くすみも隠れて、まぶたにツヤっとした光沢が出て、目元に透明感が現れます。

光沢のあるクリームタイプがベスト。(右から)使ったのは右の色で、多数のプロが
絶賛する名品。シマリング グロー デュオ 01 ¥4,500(THREE)、低価格が嬉しい。イルミナイザー 001*2/17発売¥1,200(リンメル)、肌に優しい処方で荒れた肌にも◎。ミネラルハイライトクリーム ¥3,500(エトヴォス)

上まぶたを軽く横に引っ張り、目尻から黒目部分まで漢字の「一」のようにラインを描きます。こうすることで際ギリギリに描きやすく、インサイドラインも不要に。ちんまり感が強調される目頭部分のラインはNG。

ラインは黒だと引き締め効果が強く、より目を小さく見せ、ブラウンだと弱すぎるので、濃いめのダークブラウンが◎。(右から)モテライナー リキッド BrBk¥1,500(フローフシ)、ケイト クイックアイライナーA BR-1 ¥1,000(カネボウ化粧品)、ラブ・ライナー リキッドダークブラウン ¥1,600(msh)

細めの筆にシャドウを取り、始点はラインの1㎜外側から。終点はラインより1㎜長めに、二重幅の半分位まで細めに塗ります。ラインのガタツキを整えるように馴染ませると「ラインを描きました」感がなくなり自然に。

アイシャドウは優しく、女性らしい雰囲気に見せてくれるやや赤みのあるブラウンがお勧め。(右から)アディクション ザアイシャドウ 21 ¥2,000(ADDICTION BEAUTY)、ヴィセ アヴァン シングルアイカラー 018 ¥800(コーセー)

下まつ毛から少し下に、ベージュのシャドウを目尻から目頭に向かって馴染ませます。まつ毛の生え際は目のフレーム効果があるので避けて塗ります。多少広く塗っても馴染みの良いベージュなら悪目立ちしません。

光沢のあるベージュのパウダーアイシャドウで下まぶたに明るさを。(右から)エレガンス クルーズ ファインカラー N03 ¥1,800(エレガンス コスメティックス)、RMK インジーニアス パウダーアイズ N 07 ¥2,200(RMK Division)

まず、短くまばらなまつ毛を根元からキャッチできる細いブラシのマスカラで、根元を中心にググッと引き上げながらつけます。塗るのは1ストロークで充分。重ね塗りするとダマになり、清潔感が損なわれてしまいます。

(右から)根元にしっかり入り込み、カールアップも。ラッシュモデリングマスカラ ¥3,500(イプサ)、お湯で落ちる名品。ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ 01 ¥3,500(クリニーク)

仕上げは、ロングタイプのマスカラを目尻側、黒目の外側のまつ毛の先端をなぞるようにつけます。これだけでまつ毛が1㎜位長くなり、自然で目がくっきりと。ただし、何度も重ねると、先端がダマになって台無しに。

(右から)別名、美ロングマスカラ。マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー ロングロングロング BK999 ¥1,200(編集部調べ)(資生堂)、太さも叶える。エレガンスウィングスプレンダーマスカラ BK10 ¥4,000(エレガンス コスメティックス)
今主流の「抜け感」をメークで出すのは大きい目だと難しいのですが、小さい目だと抜け感を作りやすく、透明感ある印象になります。逆にメークしすぎてしまうと、すべてが台無しに。ポイントは目のまわりをラインやシャドウで締めすぎず、まぶたのツヤを生かすこと。これだけで小さい目の利点を何倍にも引き出せて、若々しく見えます。また、ちんまり目の方は笑っても目尻のシワが目立ちにくいという利点も。歳を重ねるごとに、いいところが増えるんです。

教えてくれたのは……ヘア・メークアーティスト paku☆chan(Three PEACE)
本誌の表紙でも吉田 羊さんを担当。人それぞれの顔立ちを生かすナチュラルメークが得意で、多数の女優、タレントからひっぱりだこ。雑誌、広告など多岐に活躍。
撮影/資人導(Vale.)〈人物〉、泉 健太〈静物〉 ヘア・メーク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリスト/森川 彩(aloha dog) 取材/井口智恵
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2025年11月16日(日)23:59まで
2025年11月7日(金)23:59
2025年10月16日(木)23:59まで