MAKE UP

水野未和子さんが教えます。骨格メークが美女オーラのカギ!

「その人らしさや魅力を最大限活かすこと」̶̶それが、美女オーラを引き出すコツだと語るメーク・水野さん。その人だけが持つ、変わらないもの……それは顔立ちを構成する「骨格」です。骨格を活かす究極の美女メークを紹介します。

 

 

骨格を掘り起こすために必要なのはコントゥアリングストロビング、必要なのはバーバリーのこの2本

 

 

右・自然でみずみずしいツヤを再現する、ペン型ハイライト。フレッシュグロウ ハイライティングルミナスペン¥4,200 左・なめらかで赤みが程よくあり、コントゥアリングに最適。フェイスコントゥア¥4,200(ともにバーバリー)

 

 

その人だけが持つ骨格を強調すれば、魅力もオーラも倍増

美女オーラって、その人らしい魅力がふわっと現れたものを言うのではないでしょうか。では、その人らしさって? 目も唇も、お化粧でどうとでも変えられるけれど、骨格はそうはいきません。その人だけが持つ、代えがたい部分が骨格なのです。顔立ちはこの骨格で構成されています。美女こそ「骨格の美しい人」。だから、骨格を美しく魅せてあげると、ぐんと美女オーラはアップします。では、どうやって美しく魅せるか。その答えは、コントゥアリングとストロビング。海外ではメジャーなメーク法ですが、日本人こそ取り入れてほしい。簡単に立体感とニュアンスが出ます。パーツメークはシンプルに。肌にパワーがあるから引き算するくらいがちょうどいいんです。

 

教えてくれたのは……水野未和子さん メーク・アップアーティスト
雑誌のカバーや、女優のメークアップを手がけ、トレンドに精通。美ST世代なので、アラフォー女性ならではの肌悩みを解消するアイデアも豊富な頼れる存在。

 

 

 


 

 

コントゥアリング=シェイディング

 

\こんなふうに入れます/

 

 

Point1

こめかみに3本線。スポンジで生え際方向にぼかして

 

 

こめかみの生え際に沿って、ペンで点線を3本引きます。スポンジの側面を使い、こめかみの中にぼかしこむようにします。髪で隠れるから不要?と思うなかれ、髪がなびいた時に、生え際に陰影がつくことが美しいのです。

 

 

 


 

 

Point2

ツンとした鼻先もコントゥアリングで簡単に作れます

 

 

実際の鼻先よりもやや細いくらいの幅でUの字を描きます。スポンジで小鼻に向かってぼかし、小鼻全体にうっすら影色がつくようにします。自然な影に見えることが第一優先なので、決して鼻全体にシャドウは入れません。

 

 

 


 

 

Point3

あご先に3本ライン。あごの下にぼかしこんでメリハリを

 

 

あごの先端に3本、ちょんちょんとラインを入れます。スポンジでぼかす時は、あご下方向に向かって伸ばして。たるみがちなあごにメリハリを与えます。あごの中ほどにはハイライトを入れるので、あくまであごの先端のみに。

 

 

 


 

 

Point4

頰骨に沿って直下にラインを引き、ぼかして自然な陰影を

 

 

指で頰骨を探り当て、ガイドとして頰骨下に指を添えておきます。指に沿って、頰骨のカーブから耳前に向かって、すっと1本の線を引きます。その後、スポンジで耳前から内側に向かってぼかしこみます。頰骨下が自然に暗くなれば成功。

 

 

\使ったのはコレ/

プロからの支持を集める2品。右・フェイスコントゥア¥4, 200(バーバリー)左・ビューティーブレンダー ピンク¥3, 780(アトリエレザン)

 

 

 水野さん、ストロビングの入れかたは?

 

 

 

ストロビング=ハイライト

 

\こんなふうに入れます/

 

 

Point1

額と鼻筋にすっと光の筋を入れて美しい横顔を作る

 

 

額にぐるぐるっと光の◯を描き、そのまま鼻筋に沿ってすっと1本の筋を引きます。光の筋は鼻先まで引いて。スポンジで、広げすぎないようにトントンと細かく、優しく叩いて馴染ませて。

 

 

 


 

 

Point2

眉山の下にも光を入れて、メリハリのある美人顔に

 

 

眉山の下にペンシルハイライトでラインを引き、スポンジで馴染ませます。ハイライトをまぶた全体に広げると、まぶたが間延びして見え、顔の余白が大きく見えます。眉山下にスポット的に叩き込むような感じで馴染ませて。

 

 

 


 

 

Point3

目尻から頰にかけての輝きのS字カーブが美人オーラを放つ

 

 

目尻から目の下、頰の中央までS字になるようにペンシルハイライトを入れます。前に入れたチークボーン下の影色と相まって、頰骨の高い美人顔に。この部分にあまり広く光を入れてしまうと、顔が大きく見えるので注意。

 

 


 

 

Point4

ふっくらして口角が上がった美リップをストロビングで強調

 

 

上唇の上辺(形が天使の羽根に似ていることから、キューピッド・ボウとも呼ぶ)にハイライトを入れます。上唇をふっくらと見せます。口角のすぐ下にも入れ、口角のたるみによる影を消します。唇の下には◯を描き、顔全体の凹凸を強調します。

 

 

\使ったのはコレ/

右・フレッシュグロウハイライティングルミナスペン¥4,200(バーバリー)左・ビューティーブレンダー¥3,780(アトリエレザン)

 

 

 

撮影/当瀬真衣(人物)、久々江 満(静物) モデル/寺田 椿 ヘア/林カツヨシ〈Jill〉、メーク/水野未和子〈3rd〉 スタイリスト/柿田たみか 取材/吉田瑞穂

 

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