MAKE UP

40歳のファンデ選びの新ルール

シミが気になったり、顔がくすんだり。今までどおりに肌を作っても上手くいかない40代。自分の肌がわからなくなってきたらメーク更年期の始まりです。早めに新しいルールを見つけなきゃ。

 

 

 

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト 西山 舞さん (右)
LUGAR(ルガール)主宰。女優さんからの指名も多いトップアーティスト。わかりやすいメーク理論には定評があり、その人自身の美しさを引き出す上品なメークが人気。

アドバイスを受けたのは……草間淑江さん 47歳 主婦/TEAM美魔女 (左)
初代、国民的美魔女コンテストグランプリ。オーガニック食材を使った料理上手で知られ、内側からの美容を実践。夫と出かける趣味のゴルフで日焼けしやすいのが悩み。

 

 

 

ルール①

去年のファンデは去年の私にしか似合わない

 

「去年使っていたから今年も同じもので」と考えないで。40代になると肌が糖化して黄みがかったり、乾燥や毛穴が目立ってきたり。質感色も毎年、変化します。今の肌をよくチェックして“今年のファンデ”を選びましょう。

 

 

 


 

 

ルール②

ファンデを買う日はデコルテの開いた服を着る

 

ピンポイントで首に合わせるのではなく、デコルテ全体に馴染む色を選びましょう。店内は照明によって、実際の色と違って見えることも。お店の人に言って、店外の自然光で色を確認するひと手間も大事。

 

40代は首よりも顏のほうが暗い人が多いけれど、草間さんは顏のほうが明るめ。個人差があるので、首色だけで選ぶと失敗しやすい。

 

 

 


 

 

ルール③

うまくのらなくなったら道具の力を借りてみたら

 

最近のファンデーションは透明感を重視した薄づきがマスト。上手く薄く塗れていないと感じたら道具の力を借りるのも手。騙されたと思ってブラシ塗りを試してみて。ファンデが均一に伸びて誰でもキレイに塗れます。

 

\騙されたと思って筆を使ってみて!/

 

滑らかな毛先がファンデを肌に密着させ、輝きのある仕上がりに導く。クレ・ド・ポー ボーテ パンソー(タンフリュイド&クレーム)¥5,000(資生堂インターナショナル)

 

 

《 使い方の基本 》

➊頰の中心からフェイスラインに向かってブラシの面を滑らせるように塗る。線を重ねるようにサッと。

 

➋額も中央にファンデをのせ、そこから放射状に伸ばす。細かい部分は筆に残ったファンデだけで仕上げる。

 

 

 


 

 

ルール④

迷ったらワントーンPINKなのが正解

 

今のファンデはどのメーカーも血色感のあるピンク寄りにシフトしています。以前と同じ色にこだわったり、黄み寄りのカラーを選ぶとせっかくの肌の血色を隠してくすんだり、顔色が悪く見える原因に。

 

 

 

 


 

 

ルール⑤

透明感をファンデに求めちゃダメ

 

肌に透明感が出ないのはファンデのせいとは限りません。40代の肌は水分や油分が不足しがち。メークをする直前に化粧水や乳液などで朝と同じスキンケアを行い、肌をいい状態に戻してからファンデをのせましょう。

 

手のひらに肌が吸い付くようなモチモチした状態かどうかをチェック。そこからメークを始めることを心がけて。

 

 

 


 

 

ルール⑥

コンシーラーとファンデの硬さ、揃えている?

 

重くて硬いスティック型やパレットタイプのコンシーラーは最近の薄づきファンデと相性がイマイチ。ファンデとコンシーラーで化粧崩れの時間差を起こしてしまいます。光効果でくすみを消す柔らかいペンタイプが正解。

 

【右】天然由来成分80%のTHREE アドバンスド スムージング コンシーラー 全5色¥3,500(THREE) 【中】美容液のようなツヤを作るエクスボーテエクスアーティストライトアップレタッチ¥3,800(マードゥレクス) 【左】ハイライト効果で光を拡散。ダブル ウェア グロウBB ハイライター 全4色 ¥4,100(エスティ ローダー)

 

 

 


 

 

ルール⑦

ファンデの底が丸く見えたら、使い方が間違っていますよ!

 

パウダーファンデの真ん中が凹んでいる人は、ファンデを多く取りすぎかも。スポンジをギュッと押し付けるクセがあるとファンデの量が多くなり、厚塗りや、ムラ塗りの原因に。意識して量を少なめに。

 

 

 

 


 

 

ルール⑧

どうしても見つからないときのためにノーファンデでも大丈夫な自分を見つけておいて

 

光をうまく操るハイライターやコンシーラーを使ってファンデなしで仕上げる方法もあります。UVカット下地で肌を整えたら、線を引くようにのせるだけ。影をとばして、顔に輝きと立体感を作ります。

 

\作り方は?/

 

エクスボーテ エクスアーティストライトアップレタッチを使い、目の下の三角ゾーンに斜めに線を描く。気になるほうれい線と小鼻には〝くの字〟入れ。額から鼻筋にかけてT字型にスッと線を入れたら、指のはらを使って全体を軽く馴染ませる。

 

 

 

 

撮影/青柳理都子(人物)、久々江 満(静物) ヘア・メーク/西山 舞 取材/竹下順子

 

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一生元気に!自愛ビューティ

40歳のファンデ選びの新ルール

2024年11月号

2024年9月17日発売

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