MAKE UP

カリスマヘアメイク・岡野瑞恵さんに聞いた【くすんだ疲れ顔から復活する方法】

ひと夏越えると肌悩みは倍増してくすんだり、萎んだりと疲れた印象に。秋のお出かけは、薄づきチークまでをベースと捉えた肌作りがポイント。内側から滲み出るような血色感で思わず触れたくなるようなフォギー肌に。

お出かけ時は極薄&血色レイヤードで透輝肌に

Before

フォーマルな場などTPOに合わせてメイクを変えるのは難しいと感じているモデルの樋場さん。特に面積の大きな肌作りは血色感と立体感を重視。他のパーツはバランスを取りながら控えめに。

教えてくれたのは…ヘア&メイクアップアーティスト 岡野瑞恵さん

ナチュラルながら上品で知的、時代の変化をさりげなく取り入れたメイクが得意。日本を代表する女優、モデルからの指名多数。現場を明るく盛り上げるトーク力も抜群。

使ったアイテムはこれ

年齢を重ねるほどに、肌悩みが増えていくから、メイクをする時も、ついついカバーしなくてはと厚くなりがち。秋はイベントも目白押しですが、かといって張り切ってメイクをやりすぎると、逆に痛々しく、老け見えしてしまうことも。ポイントは顔の中でも一番大きな面積を占める肌のベースメイク。肌悩みは下地とクッションファンデでカバーしつつ、透明感のある肌に整えます。崩れ対策にふわっとパウダーをかけたら、チークでさりげない血色感をプラスします。ベースの段階で、立体感と血色感が叶うので、他のパーツメイクは軽めに抑えることができます。メイクはバランス、TPOに合わせ、自然で上品な透輝肌なら外出も一層楽しみに。

A.35周年!多様なニュアンスのピンクとベージュ、異なる4色が色と光のヴェールをかけてツヤやかに、透明感溢れる清光美肌に。メイク持ちの良さにも感動。ジバンシイ プリズム・リーブル No.03 ローズ・ヴェイル ¥8,250(パルファム ジバンシイ)
B.約79%もスキンケア成分を配合、アジア人のために研究・デザインされたスキンシェードで、洗練された極上のツヤ肌を叶えます。ランコム アプソリュ タン クッションコンパクト SPF50+・PA+++ 110-IVOIRE (全3色)¥15,400※セット価格(ランコム)
C.透明感の高いクリアパウダーを配合。ハイライトと血色感の美しいグラデーションで頰の毛穴や凸凹まで、まるでフィルターをかけたような美肌印象に。ジルスチュアート パステルペタル ブラッシュ01 apricot daisy ¥4,620(ジルスチュアート ビューティ)
D.ふっくらとしたハリ感とトーンアップ効果で、大人の肌悩みをしっかりカバー。SUQQU ザ プライマー SPF15・PA+ 30g ¥11,000(SUQQU)
E.パウダーブラシ #13 ¥6,820(NARS JAPAN)
F.ブロンザー/セッティングパウダーブラシ #14 ¥6,490(NARS JAPAN)

ベース、クッションファンデ、お粉を薄く重ねていきチークで血色感を仕込んで上品パウダリー肌が完成

▶︎How to

\お疲れ肌が端正なお出かけ肌に/

外出メイクは清潔感と好感度を上げるベースメイク重視。目元はピンク系シャドウ、フレームはブラウンで引き締め口元はピンクリップで自然な美しさを引き出すことでやりすぎ感のない、好感度の高いメイクが完成!

端正な薄膜パウダリー肌でノイズレスに品よく

【これもおすすめ!】トーンを合わせ上品なピンクメイクに

A.元の唇の色が透けるような透明感のある質感のピンクリップ。ローズ・パーフェクト No.108 ピンク・ヌード ¥4,620(パルファム ジバンシイ)
B.太めに描いた眉は、ブラウンマスカラで毛流れを整え、ソフトな印象に。アイシャドウともほどよく調和。SUQQU カラーリング アイブロウ 01ブラウン¥3,520(SUQQU)
C.ブラウンで優しく引き締め、瞳を大きく魅せます。アディクション ザ ジェル アイライナー 003 Old Brick ¥3,
300(ADDICTION BEAUTY)
D.明るい赤みブラウンで品よく目力強化。ルナソル フェザリーディファイニングマスカラ 02 Mocha Brown ¥4,180(カネボウ化粧品)
E.絶妙な透け感と上品なラメ感のベージュ&ピンクをベースに、下中央のレッドを目の際に入れて印象的な目元が完成。インウイ アイズ 07 (限定色)¥6,600※セット価格(資生堂)

<衣装クレジット>
ブラウス¥25,300パンツ¥39,600(ともにソブ/フィルム)パンプス¥17,600(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店)ピアス¥41,800リング¥190,300(ともにモニス/フォーティーン ショールーム)ブレスレット¥11,000(アビステ)

2024年『美ST』11月号掲載
撮影/資人導〈人物〉、相澤琢磨〈プロセス〉、大槻誠一(A-1)〈静物〉 ヘア・メイク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/平沼洋美 モデル/樋場早紀 取材/中井川桂子 再構成/Bravoworks,Inc.

FEATURE

MAGAZINE

一生元気に!自愛ビューティ

カリスマヘアメイク・岡野瑞恵さんに聞いた【くすんだ疲れ顔から復活する方法】

2025年1月号

2024年11月15日発売

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