【40代50代のメイク崩れあるある】にプロが回答！カンタンお直しテク3選【シミも隠せる】

朝はしっかり仕上げたはずなのに、夕方以降にふと鏡を見て「なんか疲れてる？」と愕然としたことはありませんか？なかなか避けられないメイクの崩れ問題も、朝ノーファンデで仕上げた肌だったら簡単にリカバリーできます。時間とともに顔がコケてきたり、シミが浮き出てきたり…起こりがちな“美ST世代あるある悩み”の解決策を、人気ヘアメイクの田中康世さんに伝授いただきました！

夕方の肌のしぼみには光を宿してくれるハイライトがベスト！リキッド系のハイライトのほうが下地との親和性が高く、自然なツヤになるのでオススメです。こめかみや眉間など、大人特有の“痩せ”や“コケ”の影響による影感を払拭してくれます。ポイントは厚く塗りすぎないこと！悪目立ちの原因になります。

まるで美容液のようなスキンケア効果を発揮しながら、抜群の肌馴染みで気になる肌悩みをカバー。ホワイトカラーなので肌の上で自然な発光感をプラスしてくれます。カネボウ デザイニングカラーリクイド 05 SPF4 PA+ ¥3,300 (カネボウインターナショナルDiv.)

化粧直しをしたい部分、額や頬高部分、目周りなどの崩れをまずはティッシュオフ。皮脂の出ている状態でさらにコンシーラーなどを重ねるとどんどんメークがヨレて悪印象になるので大事なひと手間です。その後バームで保湿をしてからコンシーラーを重ねることで、朝のメークしたての肌が復活します。

メイク崩れとともに再び現れるシミは、コンシーラーとパウダーのダブル使いでナチュラルに一掃！雑に塗ってしまうとかえってシミが悪目立ちしてしまうので、簡単なワンポイントを取り入れることで夕方以降も綺麗が続きます。

肌をトーンアップしながら、毛穴や凹凸の目立ちにくい、キメの整った肌へ導くルースパウダー。余分な皮脂や汗を瞬時に吸着し、まとっているのを忘れてしまうような軽い付け心地。オールアワーズ ハイパールースパウダー 01 ¥9,680 (イヴ・サンローラン・ボーテ)

ヘア・メイクアップアーティスト　田中康世さん
雑誌やテレビ、広告などで幅広くメイクを手がける。俳優・タレントを中心に活躍し、個々の目鼻立ちやスキントーンを生かしたメイクテクニックに定評あり。確かな技術とロジックで、スイートにもシックにも寄せられる柔軟さで、メイク企画に欠かせない人気ヘアメイクアップアーティスト。

撮影／尾崎玲央(PEACE MONKEY)〈人物〉、公文一成（光文社写真室）〈静物〉　モデル／杉本有美　ヘア・メイク／田中康世(cheek one)　スタイリスト／田中梨奈　取材／キッカワ皆樹　編集／浜野彩希