MAKE UP
スキンケアは万全だと思っていたのに、ファンデーションを塗るとカサついたり、毛穴が目立ったり、ファンデがうまくのらない……。そんな「ファンデ不調」のリカバリー方法をプロが伝授。そもそも不調に陥らないための「均一薄膜メイク」もマスターして、つけたての仕上がりをキープしましょう。
◆ファンデ不調はまずスキンケアで解決
目次
ファンデーションを塗ってから気づく、肌のアラや仕上がりの汚さ。せっかくメイクしたのに美しくないなんて、ガッカリしますよね。これは「すでにあった肌悩みが、ファンデーションののせすぎ・選び方や塗り方の間違いによって可視化した」だけなんです。
解決するには、適切に選んだ下地やファンデーションを、とにかく薄く薄く重ねる「ミルフィーユ塗り」が有効です。すでにファンデーションをのせてしまっていたら、スパチュラブラシ・三角スポンジ・フィックスミストの3種の神器で簡単にリカバリーができます。コツは潔く拭い去り、潤いを持った薄い膜でミニマムにカバーすること。ツールの選び方を間違えなければ、塗り方は簡単なので試してみてください。
メイクを教えてくれるのは……
ヘア・メイクアップアーティスト
只友謙也さん
高い成就率を誇る婚活メイクに定評。女性らしさと好感度のキーとなる、長時間美しさの続く、ツヤのあるベースづくりが得意。耳ツボリフレクソロジー協会のセラピストでもある。
◆3種の神器をくわしく解説
1. 保湿成分配合のみずみずしいフィックスミストを、2プッシュほど、スポンジに吹きかけて湿らせます。
2.メイクがヨレた箇所にスポンジの湿らせた部分を当て、一気にすっと滑らせて拭い取ります。
潔くオフし、潤いの薄膜を重ねてリセット
1.メイクのヨレを拭い取った部分に乳液をくるくると馴染ませ、保湿しながらめくれた角質を優しくオフ。
2.下地とファンデーションをほんの少量出し、手の甲の上で混ぜます。それをブラシに含ませ、保湿した部分に薄膜を重ねるように塗ります。
浮き上がってきたシミ部分を拭い取り、ブラシタイプのコンシーラーでバツ印をつけたらスポンジで優しく馴染ませて。
1.毛穴落ちした部分のメイクを取り去ったら、下地とファンデーションを手の甲で混ぜたものをブラシに取り、オフした部分に塗り直します。
2.パフにパウダーをつけたらよく揉みこみ、肌に対して垂直に、毛穴に押し込むようにしてつけます。ムラにならないよう、すべらせるのは禁止。
オールインワン(白)¥42,000(シーニュ)ピアス¥30,800〈vv〉リング¥17,600〈CHIRO JEWELRY〉(ともにロードス)
1.手の甲にやや多めに下地を出し、ブラシに均一に含ませます。頬やフェイスラインは下から上に引き上げるように塗ります。まぶたや小鼻はブラシの毛先でフワフワと、毛穴をぼかすように。
2.リップラインやまぶたのキワは、ブラシの角やエッジを使ってギリギリまで塗り込みます。ここの塗布が甘いとくすんで老け見えするので丁寧に。
3.スポンジを縦に持ち、側面が肌に対して垂直に当たるようにタッピング。細かく叩き込むことでしっかりと毛穴を埋めつつ、下地を肌に均一に密着させます。
◆おすすめの下地や選び方は
1.ファンデーションは肌色ピッタリか一段濃い色を選び、暗く見せたい外側は濃く、明るく見せたい内側は薄塗りになるように、外側から内側に向かって塗ります。
2.額や鼻筋、あご先などの顔の中央部分は、ファンデーションをつけ足さずブラシに残った液を薄く塗ります。皮脂が出て崩れやすい部分はなるべくのせる顔料は少なめに。
3.スポンジを縦持ちし、側面で細かくタッピングして密着させます。ムラや筋をつけないように、決してスワイプしないのがポイント。
◆おすすめのファンデーションと選び方は
1.小鼻から目尻、小鼻からこめかみ、頰骨に沿ってこめかみと、まるで「糸リフト」のように顔を斜め上に走る、3本のラインを引きます。
2.たるんだ毛穴を持ち上げるように、下から上に優しく叩き込み、糸リフト状に塗ったラインのエッジを馴染ませます。広げすぎないのがコツ。
◆おすすめコンシーラーと選び方は
1.プレストパウダーにブラシを当て、ぐるぐるぐるっと3回してたっぷり筆に粉を含ませたら、トントンとブラシの柄を叩いて余分な量を落とします。
2.垂直にブラシを当て、そっと置くだけ。スワイプしないのがコツ。額、フェイスライン、鼻周り、あご、人中など崩れやすい場所のみ塗布を。
◆おすすめプレストパウダーと選び方は
薄膜ミルフィーユ塗りで重ねるほど美肌を実感!
ジレ¥20,900 サロペット¥20,900(ともにストラ)ピアス¥50,600〈フェルセラ〉チョーカー¥23,320〈エムシー・スタジオ〉(ともにズットホリック)
本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2025年9月号掲載
撮影/nara(vale.) モデル/吉村ミキ ヘア・メイク/只友謙也(Linx) スタイリスト/井関かおり 取材/吉田瑞穂 再構成/美ST ONLINE
◆メイク崩れやメイク直しはこちらもCheck
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2025年10月16日(木)23:59まで
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2025年9月16日(火)23:59まで
2025年9月16日(火)23:59まで
2025年8月15日(金)23:59まで