MAKE UP
名品が、時代を超えて愛され続けるのは、美容を愛するひとりひとりの物語があるから。美容賢者の肌も心も摑んで離さない逸品をご紹介します。今回は美容家・コスメコンシェルジュ・小西さやかさんです。
自分の肌が綺麗に見える感動。その時々の悩みに寄り添い自信を持たせてくれた存在です
今秋は子供の受験を控え、美しく色づいていく季節を横目に慌ただしく過ごしました。服装は白スーツに、メイクは品を纏った素肌感を意識し、下地とパウダーにリップ程度。控えめでもどこか華やかに仕上げてくれるジバンシイのプリズム・リーブルに随分助けられました。この製品との出合いは化粧品会社に入社して4年目の頃。商品開発メイクチームに在籍し、百貨店やドラッグストアでの市場調査に明け暮れる日々。
ある日、いつものように百貨店の化粧品カウンターでコスメウォッチングしている時に目に留まったのがプリズム・リーブルでした。4色のルースパウダーが4つの容器に分かれて入り、それを混ぜて使う手法。こんな使い方をするパウダーはまだなかった時代で、衝撃でしたね。使うとものすごく軽くて。通常、色を混ぜると黒っぽくなるものですが、これは光を混ぜるのでつけると肌が明るくなるんです。しかも透明感とツヤが出て、粉っぽさと乾燥を感じない仕上がりに感動しました。なにより自分の肌が綺麗に見える。
実は大学生の頃から額全体のニキビと肌荒れに悩み、額を前髪で隠していましたが、これに出合ってからは肌に自信が持てるように。前髪を伸ばして肌を前面に出すスタイルに変えました。
その後30歳で結婚。仕事との両立はハードな一方で、当時BBクリームが流行り、美容界はノーパウダー時代に突入。私は忙しいのもあってすっかりパウダーから離れました。結局30代はプリズム・リーブルのことは頭の片隅にあるだけで使うことはなかったのです。
やがて40歳で出産直後にコロナ禍、マスク生活が到来。マスクにファンデがついてしまうことに悩んでいたときに、プリズム・リーブルのさらっと感が蘇り、ノーファンデで下地とともに使い始めました。すると10年の間に明るさと透明感の補整力が増し、マスクのせいで血行が悪くなったくすみがちな肌を明るく見せてくれてノーストレス。やっぱりこれだと実感しました。
以来、毎朝ブラシでくるくる混ぜて全顔にON、目の下にはさらに重ねて使用。最近ミニサイズが登場し、マザーズバッグにポンと入れ、持ち運びにも欠かしません。私の肌に自信を持たせてくれたありがたいコスメなのです。
「人の肌は単色では表現できない」という創業者の言葉に端を発する、ブランドを代表する名品フェイスパウダー。デビュー36年目を迎え現在は7代目。ミクロ化された超微粒子の粉体が軽いつけ心地を実現し、透明感に溢れる清らかなツヤ肌へ。プリズム・リーブル No.01¥8,250(パルファム・ジバンシイ)
教えてくれたのは……美容家・コスメコンシェルジュ 小西さやかさん
’79年神戸市出身。日本化粧品検定協会を立ち上げたコスメコンシェルジュ。深い知識で美容成分の解説などを行う。東京農業大学生物産業学部食品香粧学科客員准教授。
本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2026年2月号掲載
撮影/小池紀行(CASK) 取材/安田真里 編集/浜野彩希 再構成/Bravoworks,Inc.
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2026年11月16日(月)23:59まで
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