MAKE UP
今の美容業界の“当たり前”や人気のもとを掘り下げる名物連載。今月は、その品質とセンスで世界に知られるJ-BEAUTYの代表格『シュウ ウエムラ』。プロ目線でのこだわりが反映された名品の数々が、洗練された美を叶える信頼感を確固たるものにしているのです。
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アジア人の肌トーンを美しく際立たせる色と質感を豊富に揃える圧巻のラインナップ。左:プレスド アイシャドー レフィル 各¥2,530右:上段 ルージュアンリミテッド アンプリファイド ラッカー 全13色各¥4,070、中上段 同 アンプリファイド マット 全8色 各¥4,070、中下段右5点同 キヌマット 全20色 各¥4,840、その他 同 キヌ サテン全23色 各¥4,840
第一線で活躍するプロの愛用者も多い『シュウ ウエムラ』は、アーティストである植村秀氏が立ち上げたブランドです。
俳優を志していた学生時代に結核を患い、5年の療養生活を余儀なくされます。病床で「回復後はまだ誰もしていないことを仕事にしよう」と決意し、1955年、当時唯一の男子学生として美容学校に入学します。在学中に日本で撮影するハリウッド映画のメークアップアシスタントを務めた経験から本場の技術に出合い、卒業後に渡米。人柄と技術が評され、名だたるスターから指名を受けるようになります。その現場で幾度となくメークのオンオフを繰り返す俳優たちが美肌であること、その秘密がオイルで汚れをオフする方法にあることを知り、衝撃を受けたのがブランドの原点。
ʼ65年、日本に新概念を広めるため帰国すると、メークアップアーティストとして活躍する傍ら、クレンジングオイルを販売し、アトリエを開設して後進の育成にも尽力するなど、美容業界の発展とモードメークの浸透に寄与しました。ʼ82年、ブランド名を『シュウ ウエムラ』と定め、翌年表参道に旗艦店をオープン。700点以上のオリジナル製品が並ぶ店内は、画材屋のように自由に手に取ることができるスタイルも斬新で、シュウ ウエムラなら必ず似合う色に出合えると言われる地位を確立。似合う色も求める仕上がりも違うから、豊富なラインナップで自己表現や個性美の発見をサポートする。今もミッションとして引き継がれる指針です。
※掲載商品のお問合わせ先はすべてシュウ ウエムラです。
2024年『美ST』2月号掲載
撮影/吉田健一 取材/大山真理子 編集/浜野彩希
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2024年12月16日(月)23:59まで
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで