MAKE UP

ベースメークの新常識! 【お出かけする】【外出しない】でファンデを塗る場所は変えるべき

誰にも会わない日、オンライン会議、久しぶりのお出かけ。変化が多いニューノーマル時代になっても、まだベースメークは毎日同じ?日々変わるシーンに合わせて、選ぶアイテムも目指す肌も、塗り方までも変えてみませんか? 肌も心も今より心地よく整います!

毎日違うニューノーマル時代は、ファンデも賢く使い分けて

左・長井かおりさん 右・高橋里帆さん

長井 今まではリキッド、パウダリーなど形状でファンデを選んでたけど、生活スタイルが毎日違う今は、使い分けるのがベスト。仕上がりの軽いリキッドもカバー力の高い下地も多いから、アイテムは自由に選べますね。
高橋 確かに。目的に合わせ塗る位置も変わりますよね。オンラインなら部分塗りがキレイだし、人と会う日は細かい凹凸もなくしたい。マスク蒸れやヨレ対策もしないとですし。
長井 ただ、どんな日でも大人が目指すべきはやっぱりツヤ肌! きちんと保湿されたようなヘルシーなツヤが今っぽいですね。
高橋 マスクで顔色が暗く見えがちなので、ツヤがより重要になっている気がします。
長井 最新の技術が搭載された今期の新作は本当に優秀。見た目は艶やかなのに表面はサラッと。理想のツヤが簡単に叶います!

1:【在宅ファンデ】目の下三角ゾーンを中心に最低限のアラだけ隠せばOK!凹凸で立体感を

UV下地を首まで塗り、カラー下地を薄く重ねて色ムラを補正。ファンデは悩みが集中する目の下を中心に。肌色の差で立体感もアップ。「在宅ファンデは塗り心地の良さで選んでOK。手早く塗り薄く広げたいから、スキンケアのようにさっと伸ばしましょう。上半顔を整えるだけで、下半顔までキレイに見えますよ」(長井さん)

左、オンリーミネラル N by ONLY MINERALS ミネラルトゥルーベース 01 SPF25・PA+ 25g ¥3,520(ヤーマン)右、スーパー UVカット ハイパフォーマンス デイクリーム SPF50+・PA++++ 50g ¥11,000(アルビオン)

How to make

①目の下からこめかみに向かって横長にファンデを置いたら、左右に指を動かし薄く伸ばします。ここさえ整えればオンラインでも安心。

②指に残ったファンデーションでまぶたのくすみを整えます。在宅デーは単色アイシャドウで済ませたいから、このプロセスも大事に。

③さらに指に残ったファンデーションを額や鼻の上などTゾーンにも薄く塗ります。中心部分の肌色が整うだけで凹凸感も自然に補正。

④最後に両手でプレス。ファンデを塗った部分と塗らない部分の境目を馴染ませます。まだ気になる部分があれば少しずつ重ねづけても。

2:【お出かけファンデ】広い面をより薄く整えて、フラット感&フィット感できちんと感アップ

透明感が欲しい部分はピンク色、凹凸が気になる小鼻や口元はスムース系と下地を塗り分け。全顔に薄く塗り重ねます。「潤いに満ちたツヤ肌がきちんと見える条件。美容液成分や保湿成分入りのファンデがオススメです。ブラシでつければ厚塗り感は回避可能。薄く広く塗ってごわつきを整えて」(高橋さん)

左から、プロセス使用ブラシの最新版。パンソー L(タンフリュイド&クレーム)¥7,150(クレ・ド・ポー ボーテ)、エレガンス グロウリフティング ベース PK100 SPF25・PA+++ 30㎖ ¥5,500(エレガンス コスメティックス)、ドルチェ&ガッバーナ シークレットシールド プロテクティブ スムージングプライマー 30㎖ ¥8,470(ドルチェ&ガッバーナ ビューティ)

How to make

①リキッドファンデを薄く塗りたいならブラシがベスト。凹凸が整いきちんと感がUP。手の甲に適量を取りブラシにしっかり含ませます。

②ファンデを足さず、ブラシに残った分をまぶたの上や額、鼻の上、口周りに塗布します。薄塗りならマスク崩れやヨレも目立ちません。

③色ムラは下地で補正済み。ファンデの役割は肌のごわつきや凹凸をフラットに整えること。ブラシを優しく横方向に動かして薄膜肌に。

④フェイスラインは引き上げるように上方向に塗ってリフトアップ。平たいブラシを選べば、より薄く自然に密着。ごわつきも滑らかに。

3:【仕上げパウダー】ふわっとかけて磨き上げれば崩れ知らずに

パウダーを直接ブラシで取ったら、蓋の上で中まで含ませます。ブラシをしっかり動かして。蓋にパウダーを出すより量の調整が簡単。先端が尖ったブラシならキワまで均一に塗布可能。フェイス ブラシ M ¥6,050(THREE)「仕上げのパウダーもパフよりブラシ使いが◎。今どきのパウダーは優秀でバリエも豊富。ファンデの質感を邪魔せずツヤだけを与えたり、色補正もできたりなど、目的別に選べます」(長井さん)

②立体的にカットされたブラシ先を目の下に当てたら、キワに沿ってフワッフワッと優しく横に動かします。箒で掃くようなイメージで。

③マスクが当たる部分やTゾーンはブラシを立てクルクルと磨くように塗布して密着させて。余分な粉を払って、凹凸なく整います。

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2021年『美ST』11月号掲載
撮影/岡本 俊(まきうらオフィス)、岡本卓大〈人物〉、 吉田健一〈静物〉 モデル/橋本マナミ、浜木真紀子(TEAM美魔女) ヘア・メーク/高橋里帆(HappyStar)、 長井かおり、金澤美保 スタイリスト/Toriyama悦代(One 8 tokyo)、小西明日香 取材/大山真理子 編集/漢那美由紀

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2025年1月号

2024年11月15日発売

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