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関西ヘアメークさん直伝!【40代のためのつけまつげ】上手なつけ方・選び方

目力が外せない関西読者の間では、つけまつげ=〝つけま〟が常識に。でも山のようにあるつけまから40代にぴったりのつけまを選ばないと途端に残念な目元に。関西の人気ヘアメークアップアーティストのNANAEさんに40代のためのつけま講座を開いてもらいました。

9STEPで完成!40代のための清潔感あるつけま術

関西と東京を股にかけ活躍。ドラマキさんご指名メークさんとしても有名。ひょう柄好き。

そもそもどんなつけまを選べばいいの?

今はあらゆる種類のつけまが出ているけれど、ナチュラルで清潔感のある盛りを目指すのであれば、つけま軸が透明で毛がまっすぐなもの一択です。軸が黒いとそこだけテカって見えるし、毛がクロスしていると、40代には派手すぎ&不自然です。

1:“下ごしらえ”を制する者がつけまを制するんや!

元々付いている台紙につけるための糊は、ピンセットでオフ。ここを面倒臭がっては×。糊がついたままだと汚く見えます。料理もつけまも下ごしらえが要。

2:ひと手間で“盛り”に差が。これホンマの話

両端をつまんでカーブのクセ付けを。空気を含ませるように優しく。これでまぶたにフィットしやすくなるうえ、毛先がばらけて綺麗な扇状になります。

3:地まつ毛は上げすぎ厳禁!気持ちはわかるけど抑えて

地まつ毛はビューラーでゆるーく上げて。根元から上げすぎるとつけまをつけるのが難しく、つけまが上向きにつき不自然に。あくまでゆるくがポイント。

4:気づいたら“ラクダ目”なんてイヤやろ?

マスカラベースを根元にだけ塗り、地まつ毛が下がってこないように土台を固定。これで40代の弱々しい地まつ毛でも、つけまの重力が怖くなくなります。

5:小回りのきくピンセットで狙い撃ちしよ!

指でつけると汚れの原因にも。ピンセットなら清潔に、かつ狙い通りの位置につけることが可能。上げすぎず下げすぎず、地まつ毛の角度に沿うことが正解。

\POINT/

グルーはつけま軸に「線」で塗らず、両端、中央の3カ所に「点」塗りがポイント。理由はまばたき等のテンションの抜け道を作るため。まぶたが動いても歪まないように点塗りするんが関西の新常識です。

6:ホットビューラーで最後の“アゲ”の一手

つけまをつけた後に普通のビューラーをすると形が崩れたり失敗する例多数。根元にあてて少しずつカールに沿って、くるん、と。火傷しないよう注意。

\POINT/

目頭側からつけたり、目尻側からつけるのはやってしまいがちなミステイク。特に目頭側は動きが激しいから剥がれやすい。正解は目頭にスペースを空けて、グルーを3点塗りしたつけまの真ん中からつけること! 角度は地まつ毛に沿ってみて。

7:指プレスの形状記憶で怖いものなし

ポイントとしてはあまり力んでギュッとしないこと。圧が加わり抜けてしまう原因に。あたたかいうちにまつ毛の形を揃えるイメージやね。

8:目がパキッと締まる。アイライナーは仕上げに

筆タイプであれば手持ちのものでOK。まつ毛の間を点で埋めていけばつけまの軸のテカリも抑えられ、べっぴん級の仕上がりに。

9:仕上げのマスカラで“関西風ナチュ盛り”に

つけすぎないようにブラシについた余分なマスカラ液をティッシュオフするのはマスト。地まつ毛とつけまの間にマスカラ液が溜まらないよう注意。

完成!

つけまつげはコレを使いました

エフォートレスな“ナチュ盛り”が叶う。ディーアップ アイラッシュ LASH Me 05NATURAL ¥1,200(ディー・アップ)

2020年『美ST』12月号掲載
撮影/楠 聖子(人物)、大槻誠一(静物) ヘア・メーク/NANAE 取材/キッカワ皆樹 編集/桐野安子

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関西ヘアメークさん直伝!【40代のためのつけまつげ】上手なつけ方・選び方

2025年1月号

2024年11月15日発売

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