島袋寛子さん（40歳）2023年に離婚も…「私にとって結婚はとっても良い経験でした」

今年40歳を迎えた歌手・島袋寛子さん。様々な音楽活動を精力的に行いながら、自身のSNSで見せる姿が「40歳には見えない！」とたびたび話題を集めています。プライベートでは2017年に結婚し、2023年に離婚を経験。描いていた40代のイメージや、結婚を振り返って思うこと、さらにこれからの恋愛事情まで…！？なかなかうかがえない島袋寛子さんの一面に、美ST ONLINEが迫ります！

自分でもちょっと信じられないことに、今年で40歳になりました。40歳になった感想ですか？うーん、シンプルに言うと、大きな海にポンッて放り出された感じ、でしょうか。というのも、私は40代になる自分を全くイメージできなかったんです。未知の世界というのかな。30代までは何となくイメージができていたんですよ。こんなビジュアルで、こんな世界観を持って、こういう歌を歌って、というように。だから40代が近づくにつれて、ソワソワ、ワクワクと心が波立つのを感じていました。そこにはいろんな感情が混ざっていて、もちろん不安もあったし、私自身の未知なる変化が楽しみな気持ちもありました。でも、信頼できる周りの先輩方が「40代はとっても楽しいよ！」とおっしゃるので、とにかく今はそれを信じるのみです。

ひとりでいても、割と幸せを感じられるタイプ。美味しいごはんを食べている時、ボイトレやダンスのレッスンをしている時、シートマスクをしている時、行ったことがない場所に行く時…。結構、ずっと幸せなんです。一緒にいて楽な友達とたまにごはんに行ければ、それで十分かなと思ってます。

そんな感じなので、あんまり恋愛に期待していないというのが正直なところ。もはや、ちょっとやそっとのことでは「きゃっ」ともならないと思います。微動だにしないというか。そのせいか、壁がある、と言われたことがあるんですよ。壁を作っているつもりは全然ないんですけど（笑）。好みのタイプ、ですか？そうだなぁ、あ、「ホリデイ」っていう映画知ってますか？私はネットフリックスで観たんですけど、その映画に出てたジュード・ロウさんが本当に格好良くて！あのジュード・ロウさんの外見はすごく好みです。あとは中身が正直で、良い匂いがして…って、そんな人いないですよね（笑）。

結婚願望が強かったわけではないのですが、ご縁があり一度結婚しました。
無責任に聞こえてしまうかもしれませんが、皆さまにもし結婚できるチャンスやタイミングがあるのなら、飛び込んでみるのも一つの選択だと思います。
私自身は離婚するかたちになってしまいましたが、私にとって結婚はとてもいい経験でした。自分の生活が変わってしまうとしても、結婚したいと思い思われるほど愛し愛されることはすごいことですし、どんな関係性であれ、愛しあうことは奇跡みたいなことだと思いますから。私はこの結婚でいろいろなことを学び、結婚したことで成長できたと思います。
この先は未知数ではありますが、私も40歳になり、やっと心に余裕が少しできたというか、同時に自分自身にも余裕ができ、年齢を重ねることで自分が求めることが明確になってきたように思います。

今後歌手としては、自分から湧き上がる歌詞やメロディをちゃんと形にしていきたいと思っています。ライブで歌ったりはしていますが、ちゃんと作品として皆さんに届けたいですね。20歳でCoco d’Orというジャズを歌うプロジェクトを始めたり、地元の沖縄楽曲を歌ったりしていますが、これから先もジャンルにとらわれず、大好きな歌を歌い続けたいと思っています。

撮影／川原崎宣喜　ヘア・メーク／小森真樹　スタイリスト／大塩リエ　取材／キッカワ皆樹　編集／浜野彩希