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読者の間では、離婚をバツ1やバツ2ではなく、離婚後に〝輝く〟という意味を込めて☆1や☆2と呼ぶ人がいるそうです。離婚をネガティブに捉えるのではなく、自分の足で自分らしい人生への一歩を踏み出し〝輝いている人たち〟の実例を紹介します。今回は夫のモラハラが原因で離婚したMさん(45歳)のケースです。
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Mさん(45歳・スタジオ経営)の場合
最初の結婚は25歳。元夫は老舗企業の跡継ぎで普段は温厚ですが、彼が潔癖症で気に障るとモラハラ男に豹変。息子にも強く当たるようになり、息子が3歳の時に家を出ました。5年の別居期間は親権争いで何度も裁判所に行き、離婚できた日は感慨もひとしおでした。
2度目の結婚は40歳。5歳年上の実業家と、出会ってから1年で結婚。「いつまでもキレイでいてほしいから好きなだけ使って」とブラックカードを渡されましたが、明細を食材まですべてチェックされ、個人的なものは買えませんでした。
さらに元夫の帰宅時には必ず家にいて、食事の用意を整えていないと激昂。日常的に行動を制約された生活でした。俺と結婚できたことに感謝しろと事あるごとに言われ、機嫌が悪くなると私を責め続けるため、息子にも影響があると思い離婚を決意。財産分与なしの条件ですぐに離婚成立しました。
もうモラハラ男はこりごり。結婚という形にこだわらず、好きなことを自分のペースでできるのを楽しみ、充実した日々を送っています。
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2024年『美ST』9月号掲載
取材/浦﨑かおり 写真/PIXTA
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2024年12月16日(月)23:59まで
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