PEOPLE
30年以上にわたって数々のヒット作を生み出し、〝恋愛の神様”の異名をとる脚本家の北川悦吏子さん。北川さんの美を支える愛用品と日々の美容にまつわるお話を伺いました。
40代前半は肌がボロボロになり、北里大学病院の先生に「スキンケアは何もしないでください。洗顔もシャボン玉石鹸で充分」と言われて以来、何もしなくなって肌が復活しました。それが私には合っていたのかな。とはいえ、今は何もつけないと乾燥するので、そのとき目についたオールインワンを使っています。使い慣れると効果がなくなるので、時時変えるようにしています。スキンケアはシンプルです。
NHK連続ドラマ小説「半分、青い。」を書いていたとき、ストレスから10kg太り、ファスティングに挑戦。分子栄養学の専門家、〝断食メガネ”の田中裕規先生を紹介してもらい、やり方を学びました。ダイエット効果に加えて胃腸も肌もキレイになり、今は4カ月に1回のペースで実践。体のリセットとデトックスになっています。
運動は、起床後にお白湯を1杯。それからYouTubeを観ながら適当にヨガや足パカ、腹筋など。石村友見先生のゼロトレもやりますね。元気があるときは、さらにエアロビまでして合計1時間のフルコースに。忙しいときは腹筋と足パカのみですが……。
私は新しいものに目移りせず、同じことを何年も繰り返すタイプ。ゼロトレも4~5年前に石村先生に一度ご指導いただいて以来続けています。仕事が忙しくなるとグダグダになりますが、できなくなる時期もあることを気にしないことが続けるコツ。やったほうが1日を快適に過ごせることもわかっているから、面倒でも頑張ってやります。
その後、お風呂に入ります。実はコロナ禍に、熱海におばあちゃんの家みたいな古民家を別荘として購入しました。山と海が見える、この世とあの世の間にある桃源郷みたいなところで、温泉のお風呂で、空と海の景色が移りゆくのを見ている時間は至福です。
それから朝ごはん。胃腸を休ませるために食べすぎないことが基本。1日3食少量ずつ食べますが、朝食はあえて贅沢に。フルーツとヨーグルトだけですが、朝は気分が上がるのが一番なので、フルーツ代は惜しみません(笑)。千疋屋とは言いませんが、メロンやイチゴやマスカットなど少々高くても、何種類かフルーツをガラスの器に美しく盛りつけていただきます。ヨーグルトはケフィアが好き。執筆中は楽しみがないので、朝ごはんがモチベーションになっています。
昼はスタバのラテだけという日もあるほどあまり食べず、夜は普通に食べますが、家族のための料理はしなくなりました。わが家は夫と25歳の娘の3人家族ですが、みな忙しく働いているので時間がバラバラ。各々、好きなものを買ってきたり作ったりして食べています。誰かが美味しそうなものを食べていると、「ちょっとちょうだい」と言うことはありますけど。
《Profile》
1961年岐阜県出身。’92年「素顔のままで」で連続ドラマの脚本デビュー。その後「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など、数々のヒット作を手がけ、〝恋愛の神様〟と呼ばれるようになる。2018年にはNHK連続テレビ小説「半分、青い。」を手がける。先日「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)が最終回を迎えたばかり。
ファスティングでお世話になっている田中裕規先生が監修しているビューティープラセンタ。肌がプルプルになり、あからさまに顔が変わるので、なくてはならないお守りです。
食事などで出かけるときにリングはマスト。すぐに失くすので、高価なジュエリーではなくキッチュなモチーフリングを。グリーンのスーパーボールは「ロンバケ」のときのもの。
コロナ禍でどこへも行けなかったとき、近所のスーパーへの買物も、テンションが上がるかなと、思い切ってブランドバッグで。どちらもボーイフレンドからのプレゼント。
連続ドラマデビューはラブストーリーではなくシスターフッドの話。以来ずっと美しい物語を求められ、そういうものを書いてきました。書くものが自分を作っている感覚も。
「40代は仕事も長女のんちゃんの子育てもして、いちばん楽しかった時代」と、即答!病気になって辛いはずなのに、次々に名作を生み出し、初監督映画も公開されました。一方で美味しい冷凍食品のお取り寄せを活用しながら、お弁当もムキになって作っていたとか。
2023年『美ST』5月号掲載
撮影/吉澤健太 ヘア・メーク/新井健生 取材・文/安田真里 編集/和田紀子
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