PEOPLE
中学生の頃は自分の顔に自信がなく、マッシュルームカットの前髪で目を隠し、マスクなしでは外出ができないほどだったのが、働いていた古着屋で「可愛過ぎる美少年」として注目されたのをきっかけにモデルとして芸能界デビュー。女性、男性という性別の概念を超え、綿菓子のようなふんわりとした甘い雰囲気で唯一無二の存在感を放つゆうたろうさん。3年ぶりに出演する舞台『桜文』が絶賛上演中。舞台背景は明治後期の吉原遊廓。台詞ひとつ取っても今とは違う言い回しに四苦八苦しながらも、今までにない側面を見せることができる転機になる作品だという。ふわふわとした外見とは裏腹に、気骨あるゆうたろうさんからますます目が離せません。
                
《Profile》
ゆうたろう
大阪に本店を持つ10代に大人気の古着屋、サントニブンノイチの原宿店のスタッフをしているとき竹下通りを歩いていたところ「マツコ会議」の番組スタッフに声をかけられ出演をすると「あのカワイイ子は誰?」と反響を呼び「可愛すぎる美少年」として一躍有名に。それをきっかけに2016年芸能界デビュー。1年目はモデル活動やタレント活動をメインにし、2年目に初出演した舞台『初恋モンスター』で俳優としてのキャリアもスタート。「シャーロック」(フジテレビ)、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京)など数々の人気ドラマや『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(東宝)などの話題映画で活躍中。9月5日より3年ぶりの舞台、パルコ・プロデュース2022『桜文』がスタート。東京は9月5日〜9月25日PARCO劇場、大阪は10月1日、2日COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、愛知は10月5日名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)、長野は10月8日サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター大ホールで上演。
役者としてのスタートが舞台だったのですが、今まで自分が演じてきたものとは時代背景から違うので初めは戸惑いも多く、物語の時代背景から勉強を始めました。明治時代の燦爛たる吉原の雰囲気は僕にとっては何から何までが驚きの連続で、男女の格差にも驚きました。世界観や時代背景や明治時代の言葉使いなど演出の寺十吾さんに参考になる作品を教えて頂き、頑張って吸収しています。
共演させて頂く先輩方も経験値の高い方ばかりで、お稽古が実際に始まるまでは正直ちょっと怖かったのですが、お稽古を始めてみると僕の経験値の足りなさからご迷惑をおかけして、足を引っ張ってしまったときも「もう1度やってみよう。」と優しく接してくださって本当に諸先輩方に救われました。それと同時にそれに甘えてはいけないと気持ちもより引き締まりました。
今は霧野一郎を演じる重圧と日々戦っています。役がプライベートでも完全に抜けることがなくて、この作品が終わって役を離れることへの怖さもあるし、この作品を一緒につくり上げ、毎日会っているカンパニーの皆さんと離れることが想像できないくらいです。
                
あまりに学ぶことが多くすべてが印象深いのですが、榎木孝明さんからはすごく丁寧に袴の着付けをイチから着崩れしにくいポイントまで手取り足取り教えて頂きました。これからは衣裳に袴があっても自信を持って着付けができると思います。石倉三郎さんは僕が演じやすいように間を丁寧に取ってくださるので、安心してご一緒のシーンで台詞を言えます。阿知波悟美さんはお母さんのように僕の腹具合まで心配してくださり、とうもろこしやお芋などご自宅で準備してくださったりと、本当に温かな現場で皆さんに感謝しています。
明治後期の激動の時代、乃木坂46の久保史緒里さん演じる吉原随一の花魁の美しさ。僕と久保さんのフレッシュな組み合わせ、熟達した多彩で豪華な俳優陣の方々が織りなす情感あふれる物語に最初からきっと惹き込まれると思います。
僕は花魁の桜雅が雅沙子として過ごしていたときに心を通わせた儚い初恋の相手・仙太と、花魁の桜雅に恋心を抱く小説家・霧野一郎の二役を演じるのでそこをぜひ見て欲しいです。今までに見たことのないゆうたろうをお見せできると思います。作品自体が悲恋ですし、長いお話なので覚悟を持って観にいらしてください(笑)。
                
この舞台のお稽古に入る少し前から見栄えを考えダイエットをしていたのですが、舞台に入ると、「食べる」「睡眠」「休息」という基礎的なことが本当に大事だと実感したので、ダイエットは一度辞めて、しっかりエネルギー補給を心がけています。もともと和食が好きなのですが、しっかり野菜、お魚、白米とバランスのいい食事を心がけています。残念ながら自炊ではなく外で済ますことが多いのですが。
あとはしっかりお風呂で疲れを取るように心がけています。時間に少し余裕のあるときはサウナに出かけるときも。サウナやお風呂での時間は役から離れて頭を空にできるのがいいですね。以前だと香りのいい入浴剤や泡や色の見た目で楽しむ入浴剤を使っていたのですが、今は汗を流すことに特化したものや、疲れが取れる炭酸系や水素系に変えました。しっかり汗を流して、しっかり水分を摂り、肌にもしっかり保湿しているときが今は至福の時間です。このルーティンを始めてから寝つきもいいですし、朝の目覚めもスッキリとしています。
今はパックに凝っています。いろいろなパックを買い揃えて、その日の肌悩みに合わせてパックを選んだり、パックしている間に頭皮のケアをしたり、自分に手間をかけているって感じられる時間が好きです。
僕は日によって、気分によって、服によってメークを変えるので、絶対に毎日これを使うというようなお気に入りアイテムはないのですが、夏はやっぱりクッションファンデに頼ることが多いですね。やっぱり時短でキレイなベースが完成するし、簡単に透明感あるツヤ肌になるし、メーク直しも簡単なので。今は薄づきだけど、肌にピタッと密着し毛穴までしっかりカバーしてくれる韓国ブランドのTIRTIRを愛用しています。マスクにも付着しにくいですし。あとはローラ メルシエのクッションファンデも気に入っています。
スキンケアは王道ですがロングセラーにはやっぱり理由があると思ったのはSK-IIですね。僕、鏡を見るのがあまり好きではないんですが、鏡を見たくなるようなふっくらとした素肌感になれて、すっぴんがすごく好きになれました。目に見えて肌が変わるのを実感できたので母にもプレゼントしました。
                
僕自身、人と接するときに年齢を意識することがないので40代の女性というとこんなイメージというのは特にないのですが、何歳になっても自分の趣味を持っていて欲しいですね。例えば、推し活でも、エクササイズでも何でもいいと思います。夢中になれることがあるとやっぱりいくつになっても輝けますよね。因みに僕の母はパーソナルトレーニングに夢中で、体に結果が見えるのが楽しいそうで、どんどん若返っています。
僕は東京=仕事をする場所という概念があるので、時間が少し空いたら友達を誘って東京近郊の自然をたくさん感じられる場所に出かけます。やっぱり自分をリセットできて、自分が素になれる場所って大事ですよね。時間が取れないときは散歩がてらお花屋さんに出かけて好きなお花を買って帰ります。それだけでも気持ちに余裕ができます。
今まで自分の未来をあれこれと考え過ぎないようにしていたのですが、最近、今の積み重ねが未来に繋がるから、今は与えられたことを精一杯やろうと思い始めるようになりました。僕はこの世界を目指して入ったわけではなく、ありがたい偶然が重なって今、身を置かせて頂いているので、厳しくて競争の激しい世界では、残念ながら自分が求められなくなる日や自分が輝けなくなる日がくるかもしれないという思いがあります。だから20代の今は未来の可能性のために、興味のある服や音楽はもちろん、マルチに幅を広げていく努力をしようと思っています。
                
横顔って普段の生活で三面鏡とかでしっかり見ない限りあまり目にするものでないから、撮影して頂いたデータで目にしたときに「自分ってこんな顔しているんだ」って新鮮な驚きがあったりしますよね。あと僕は太ると直ぐに顔に出てしまうので、そう言った意味ではバロメーターでもあります。どちらからの角度が好き? と聞かれたら皆さんにも褒めて頂くことの多い左ですかね(笑)。
《公演情報》
パルコ・プロデュース2022「桜文」
出演:久保史緒里(乃木坂 46)ゆうたろう 松本妃代 石倉三郎 榎木孝明 ほか
会場:PARCO劇場 
日程:9/5~9/25
大阪・名古屋・長野公演あり
撮影/高野友也 ヘア・メーク、スタイリスト/ゆうたろう 取材/小花有紀
						
					
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