2022/7/13 （2023/9/29 更新） PEOPLE

俳優・内藤秀一郎さん「まさか初のキスシーンが男性とは…」

185cmの高身長に甘いマスク、いわゆる少女漫画の主人公のような容姿。初の主演「仮面ライダーセイバー」でお茶の間を沸かせた国民的ヒーローが、今度は男と男の愛のカタチを同じくライダー出身の瀬戸利樹さんと演じる、キュンとさせる台詞の数々がBLファンのみならず話題に。「先輩、断じて恋では！」ではブロマンスを。続く「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」では武将に。話題作が続くモデル出身のイケメン俳優・内藤秀一郎さんの活躍から目が離せません。

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《Profile》
内藤秀一郎（ないとうしゅういちろう）
身長185cmの抜群なスタイルを活かし、2017年ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー「真夏のオオカミくんには騙されない」に出演しティーンの間で話題になる。2018年にはABEMA×メ〜テレ共同制作ドラマ「星屑リベンジャーズ」で初ドラマ出演を果たし、その後は2020年「仮面ライダーセイバー」で主人公・神山飛羽真を演じさまざまなドラマに出演する。現在「先輩、断じて恋では！」がMBSは毎週木曜日25:29〜。テレビ神奈川で毎週木曜日25:00〜放送中。CS放送はLaLa TV 7月31日より毎週日曜日23:00〜2話連続放送。7月24日より日本テレビ系で日曜日10:30〜放送がスタートするKing & Princeの永瀬廉さん主演のドラマ「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」で榊原康政を演じる。

──今回「先輩、断じて恋では！』で初のBL作品に出演されていますが？

2019年にNHKのドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」でLGBTに反対をする役だった僕が、今度はBL作品に出演する巡り合わせみたいなのが面白いなと思ったし、いろいろな自分になれる役者の面白さでもあるなと思いました。「仮面ライダーセイバー」以来、初の主役でもあるので気合入りましたね。もう1人の主演の瀬戸利樹くんも「仮面ライダーエグゼイド」に出演していたのでライダー出身者同士のBLというのも話題になるといいなと思っています。

準備に関しては何か作品を見なければと思って、“チェリまほ”（＝「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」）を見ました。見始めたら、めちゃくちゃ面白くてハマってしまって一気に見てしまいました。モノローグ（登場人物のリアルな心情を表現する）と現実の生活での顔にギャップがあることが面白かったので、そのあたりを自分のドラマでもしっかり意識しました。モノローグが入ることで物語により抑揚がつきますからね。あとはやっぱり単純にBLはキレイな画が大切だと思うのでそこはしっかり意識してやりました。先輩×後輩のオフィスラブでブロマンスのようなライトなBLなので、楽しんでいただけると思います。

──初めてのキスシーンが男性でしたね。

役者になってまさか初めてのキスシーンが男性とは思っていませんでした。だから最初本を読んだときは正直とまどいを感じました。でも実際現場に入って柳瀬という役になりきってみると女性とキスをするのと何ら変わらない感情でしたね。瀬戸くんの唇も柔らかかったし（笑）。僕よりも地元の友達が僕らのキスシーンにざわついてテンション上がっていました。僕のこの初キスシーンは生涯思い出に残ると思います。瀬戸くん＝ファーストキスの相手として一生瀬戸くんが僕の心に居続けることになると思います（笑）。

──撮影現場で瀬戸利樹さんとはライダー時代のお話をされたりしましたか？

しましたよ、たくさん！あの監督が怖かったとか（笑）。共通の話があったからすぐに打ち解けられました。さらに瀬戸くんも僕もライダー以外にゲーム好きでインドア派というのも共通で、ゲームの話でもすごく盛りあがり、年齢もひとつ上でライダーとしても先輩なのに、利樹って呼ばせて貰っているくらい打ちとけました。

──役づくりはどうしてましたか？

台本に自分なりに役を分析してキャラクターを細かく箇条書きにして書き込んでいます。最初は監督に聞いたりせずに自分の解釈で分析し演じ、指摘されたらそこを直すようにしています。基本的にどんな役柄かは頭に入っていますが、自分の細かな分析メモを頼りに切り替えや、特徴出しをするようにしていました。

「先輩、断じて恋では！」の撮影はかなり集中的に1話〜8話を撮影していたので、早朝から撮影し深夜に帰宅し、そこから台詞を覚えるがルーティンだったので、素の内藤秀一郎に戻るのは布団に入って「気持ちいい〜」と思った瞬間だけでした（笑）。

──睡眠時間が2時間でもお肌の調子がいいのは何か特別にケアをされていたのですか？

特別なケアは何もしていません。大好きなものだけ食べていたいから、極端な話、肉、寿司、ジャンクフードを普段から食べたりしています…‥。足りない栄養素がたくさんあると思うので、クリニックで処方していただいている高価なサプリメントを数種（笑）とLypo-Cに頼っていました。

あとは今流行っているハンディガンのようなマッサージ機を持ち歩いていました。筋膜リリースもできて疲れが取れ、これ本当にオススメです。

──そんな忙しい日々の気分転換は？

ジムです。メンタル的にやられているときはジムで無心になって鍛えます。これが僕的にはいちばん。

もしくは先輩に連れられて行ってからクセになったサウナです。サウナでまず滝のような汗を流し、それからの水風呂、外気浴は最高です。代謝もよくなるから肌もツルツルになるし一石二鳥ですよね。

──40代の女性にはどんなイメージをお持ちですか？

自立していてかっこいいイメージです。何でも自分の力で解決できる術があるイメージ。ちょっと頼ってみたいですね。

──好きなタイプの女性は？

外見的には目のキリッとした強めの綺麗系の人が好みです。内面的には基本ツンツンした女性が好きです。そんな女性に振り回されたいです。

──これから自身の俳優としての目標は？

ずっと役者で居続けるというのが大きな目標です。当面は役者としていろいろな役を演じて幅を広げたいので、1年間に10本の作品に出ることを目標としています。先輩から僕が頂いた金言“自分以外は皆師匠”という言葉が最近刺さることが多くて。現場の数だけたくさん学べると思うと少しでも多くの作品に今は出ることが目標です。40代、50代になったら反町隆史さんや沢村一樹さんみたいに色気のある俳優になっていたいですね。