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長谷川京子さん43歳「シワに正解はない。自分らしく年を取っていきたい」

俳優として、ひとりの女性として美しく輝き続ける長谷川京子さん。年を重ねていくとともに増えるシワを、どうすれば魅力に変えていけるのか、長谷川さんにライフスタイルとともに伺いました。

シワに正解はない。他の人に何を言われても自分がハッピーだったらいいと思う

「20〜30代はあるがままに生きていい。でも40代になったらどんな女性像にゴールを置くか考え、努力する。その女性像は人それぞれ。一番自分がハッピーになれる姿を考えて」。

ドレス¥78,100(カルメイヤー/ノーブル 有楽町マルイ店)ピアス¥100,000(ブリジャール)

《Profile》
1978年生まれ。雑誌専属モデルとして活躍後、俳優デビュー。Netflix「金魚妻」での演技も大好評。ファッションセンスを生かし昨年は自らプロデュースする自分を愛するためのランジェリーブランド「ESS by」をスタートさせ、現在「Whim Gazette」とのコラボも発売中。長男・長女の二児の母でもある。

年を重ねた未来はあまり考えない。今の自分が一番好きと言える顔とカラダで

年齢を重ね肌がエイジングすること、それを止めることはできないけど、「自然に任せ、受け入れる」なんていうのは綺麗ごとだと思うんです……。確かにエイジングは誰にでも平等にやってくるけれど未来を恐れても仕方ないので、日々のお手入れをしっかりして備えています。顔に関してはスキンケアをブースターから始め、クリームまでしっかり塗ります。1日1回はフェイスパックして、乾燥が気になったら2回に増やします。ミニサイズのクリームを常に持ち歩き、乾いたら外出先でも足しています。美顔器も家でストレッチしながらときどき使います。ボディもクラランスのクリームとオイルを混ぜて塗り込んでいます。

俳優はセリフで口周りの筋肉をよく使うので、舞台などが入っていると顔まわりがかなりシャープになり、ほうれい線知らずに。逆にオフでは笑顔が作りにくくなったりするんです。筋肉はすぐに衰えるので表情が固まっていたら口を動かしほぐします。顔にシワが寄らないよう口角だけ上げて笑顔を作るという表情のテクニックもありますが、笑顔で顔がくしゃっとなるのもすごくチャーミングですよね。でも人によっては顔にシワが全くないほうが美しいと思う価値観だってある。どんな女性像にゴールを置くかは人それぞれ。結局自分軸で生きている人が魅力的なのではないかしら。

私は清潔感ある色気を持つ女性が好きなのでデコルテが開いた服を着ることもありますし、プロデュースしているランジェリーや服も、着る人が自分自身を好きになれることを重視して作っています。他人からの評価も無視はできないから、バランスをとりながらいかに自分軸を大切にするかが課題です。日々の生き方が蓄積されて顔の造作を作るから、年を重ねれば重ねるほど人間性が顔に出る、そこは意識して自分らしいシワを作っていきたいです。

「加齢を恐れ、先を案じても仕方ないと思っています。今の自分を良い状態にするための継続的なケアが大切。基本的なスキンケアは欠かさないし、その時の肌の状態に合わせ、さらに保湿を足すようにしています」。

ボディスーツ¥13,000(トゥ/リディア)ピアス¥14,000(ノーク バイ ザ ライン/クロスプラス)リング¥195,000(ブリジャール)

長谷川さんのおすすめ①:ブースターとクリームとして愛用

エステティシャン高橋ミカさんとモデル東原亜希さんの共同開発。赤ちゃんにも使える顔+全身用の優しい乳液。BABY BORN Face & Body Milk ¥4,180(ミッシーリスト)

長谷川さんのおすすめ②:WELLC表参道(表参道ウェルネス統合医療クリニック)

内側から体を強化するために最近通い始めました。サプリメントと漢方薬を処方してもらっています。東京都港区北青山3-9-8 ノースアオヤマビル1F・B1 ☎03-5962-6485 (営)10時〜19時 (休)水・日・祝

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2022年『美ST』7月号掲載
撮影/酒井貴生(aosora) モデル/長谷川京子 メーク/佐々木貞江 ヘア/Dai Michishita スタイリスト/斉藤くみ 取材/中田ゆき 編集/伊達敦子

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