【長澤まさみさん】くすみゼロの美しさを作る肌ケア・ヘアケア・ボディケア

太陽のように明るい笑顔で周りを照らしてくれる女優の長澤まさみさん。今回美ST5月号で美ST初登場！長澤さんの綺麗を作るビューティルーティンから運動、ボディケアからヘアケアまであらゆることを伺いました。

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化粧水が大好きです。お気に入りの化粧水でコットンパックが習慣ですが、今はエリクシール シュペリエル リフトモイスト ローションで。気分を変えて、シートマスクの日もあるし、ほぼ毎日何かしらパックをしています。日焼け止めも365日欠かしません。ターンオーバーが早い方で、夏に日焼けをしても冬になるとすぐ白くなるんですよ。遺伝もありますが、日焼け止めのおかげだと思います。普段、メークはしますが、濃いメークはしません。ベースは、日焼け止めとコンシーラーのみで、ノーファンデです。さらに、今はマスクが必須だから、リップやチークはつけないけれど、眉は頑張る！ ポイントは描きすぎないように気を付けることですね。まつ毛もまつ毛美容液でケアをしていますし、コスメ大好きです。

30代になって、気になる箇所が増え、美顔器も使うようになりました。資生堂のエフェクティム、毎日やっているとあごのラインが細くなったんですよ。もうみんなに勧めました。いいと思ったものは人にごり押しして、その人が使うまで言い続けるタイプです（笑）。

運動はピラティスを19歳から続けています。撮影に入ると行けなくなりますが、週1は行くようにして、行けるなら週3回行きたいな。ジムも週1で、いろいろな運動を試すのが好きです。今ね、電動自転車が欲しいんです。カッコいい自転車がたくさん出てるでしょ？ ただ、電動かい？ ってとこなんですけど（笑）。でもスキンケアも運動も、あまりにもルーティンを決め込んでしまうと、できなかったことに落ち込んでしまう方なので、自由を課しながら、でもやれるときはやるテンションです。楽しんでやるのが一番だから。

お風呂は好きですが、長くは浸かりません。以前は長風呂でしたが、汗をかくと気持ちいい反面、疲れちゃうんです。私の体には合っていないと感じて、ぬるめのお湯に20分程度浸かります。熱いお湯も調子が悪くなるので、湯船もシャワーも41℃がベストです。美容は、人によって、そしてコンディションによって、合った量や時間がありますよね。パックは5分以内と言う人もいるけれど個々に吸収力は違うから、最初はトリセツ通りにやってみて、自分にいいな、という頃合いを探し出すのが好きですね。お風呂上がりに、全身にオイルをたっぷりと多めに塗るとなぜだか安心して心地がいい。その状態でパジャマを着て、リラックスします。

理想の睡眠時間は8時間。健康と美容をキープする毛細血管は寝ている間に修復すると聞き、疲れたら何よりも睡眠を優先しています。帰宅したら、まず寝る準備です。睡眠の書籍を翻訳している友人の勧めで、レッグウォーマーを穿いてベッドへ。よりぐっすり眠れるようになりました。足首は覆い、足先は出して。パーソナルトレーナーさん曰く、冷えるのは筋肉ではなく骨で、膝下から足首まで覆えば、骨が温まって冷えないので、上質な睡眠に繫がるそうです。私は、20年前に母からもらって使っていなかったレッグウォーマーを使っています。

髪の毛は悩みです。毛量が多くて、増えるわかめちゃん（笑）。みんなから「ショートが好き」って言ってもらえるんだけど、ショートは同じ状態はもって2週間。まめに美容院に行かないと髪型が変わります。特に撮影が始まると、シーンを繫ぐために2週間を待たずに美容院へ。ショートって本当に大変。ショートにしている人、まめで偉いと思います（笑）。

2022年『美ST』5月号掲載
撮影／三瓶康友　ヘア／KENICHI（eight peace）　メーク／スズキミナコ　スタイリスト／上杉美雪（3rd）　取材／安田真里　編集／漢那美由紀