PEOPLE
国内外のコスメブランドでも近頃よく耳にする「サステナブル」。そう、今や地球にやさしくすることはラグジュアリーの条件のひとつなんです。でも、ちゃんとサステナブルの意味を理解していますか?まずはここで基本をおさらいしましょう。
サステナブル(sustainable)とはsustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉で「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」の意味。自然環境に配慮した行動を表現する際に使われている「サステナブル」。昨年9月、国連気候行動サミットにてグレタ・トゥーンベリさんが説いた「サステナブルな社会」とは、地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来を平和で豊かに生活できる社会にすること。そのために温暖化の原因となるCO2排出削減など様々な行動が求められているのです。
1989年から動物実験廃止活動を続けているザ・ボディショップ。作り出されるコスメは原料から製造の全工程において植物由来成分がメイン、動物を犠牲にすることなく作られた化粧品だけを販売しています。新製品のシートマスクも植物由来の幹細胞成分を配合。シート素材は生分解性で肌だけでなく環境にも優しいマスクです。ユースコンセントレートシートマスクDOY¥700(ザ・ボディショップ)
海洋汚染問題に心を痛めたニュージーランドの当時女子大学生がプラスティック撤廃をテーマに製品開発したビューティバー。昨年末までに6000万本相当のプラスティックボトル削減を実現しています。左から、シャンプー バー スイート&スパイシー¥1,980コンディショナー バー ザ ガーディアン¥2,100(ともにコスメキッチン )
60gのコンディショナーバー1個で液体コンディショナー350㎖のボトルおよそ5本分に相当。環境に悪い化学物質やパーム油も使用されていません。
ロクシタンでは再生可能エネルギーによる電力導入を推進。日本第一号店として「ロクシタン 青山本店」に自然エネルギーが導入されています。また新たな資源への再生を目的に対象製品の使用済み容器を店舗に持っていくとポイントが付与される「グリーンプログラム」も昨年より展開中。レフィルも揃えられている人気のシャンプー、ファイブハーブス リペアリングシャンプー¥2,600 レフィル¥3,400(ともにロクシタンジャポン)
2012年にパリで誕生したネイルブランド。海洋汚染の原因のひとつである石油系溶剤の代わりに綿やとうもろこし、小麦など再生可能な天然由来の原料を使用、地爪にも環境にも優しいネイルカラーです。ミニマムなパッケージでゴミも削減。ネイルマティックNMピュアカラー各¥1,900(すべてナショナル・ベンディング)
海外では有機農法の最高峰とされている「バイオダイナミック農法」によって自社農園で作られた植物から抽出された素材を配合。合成着色料、合成界面活性剤、石油由来防腐剤不使用のオーガニックコスメの元祖的存在。Dr.ハウシュカ フェイシャル トナー¥4,200(インターナショナルコスメティックス)
2002年にニュージーランドで生まれたナチュラルスキンケアブランド。オーガニックに徹した製品づくりだけでなく、野生動物の生息環境保護、女性の地位向上の支援、フェアトレードなど地域社会のサポートにも精力的です。トリロジー ローズヒップオイル¥4,300(ピー・エス・インターナショナル)
後継者不足に悩む石川県能美市の農家で作られる「国造ゆず」の精油から作られるハンドクリーム。廃棄になることも多い、果汁を絞った後の皮から原料となる精油を抽出。売り上げの2%は無農薬ゆずの自足的な生産を支援する活動に寄付されています。オーガニック国造ゆずハンドクリーム¥2,000(キャライノベイト)
リサイクル企業の石坂産業が運営するファームが販売元となって誕生した環境保護をテーマにしたブランド。水を一切使用せず白樺樹液に3種のオーガニックハーブなどを配合した化粧水は肌にしっとり馴染んでくれます。空き瓶を回収して再利用するシステムもあり。サトハナフレッシュオーガニックトナー¥4,500(石坂オーガニックファーム・モアオーガニック研究所)
植物美容学を礎とするクラランス。以前から植物を保護する様々な活動に熱心に取り組んでいることは有名。酵素美白を取り入れた新しいスキンケア美容液のボトルも20~25%再生ガラスが使用されています。クラランス ブライトプラス ブライトニングセラム(医薬部外品)¥10,500(3月6日発売予定)(クラランス)
化粧品業界で初めて100%風力発電で製品を製造、ボトルは100%再生PET、パッケージを最小限に減らしリサイクル可能な素材や再生素材の使用比率を最大限にあげるなど努力を続けている。新ヘアケアもスーパーフード由来の植物成分が原動力です。アヴェダ ニュートリプレニッシュ リーブイン コンディショナー¥3,900(アヴェダ)
2020年『美ST』3月号掲載
撮影/大原敏政(aosora)〈静物〉、LEE KANGHYUN〈取材分〉 取材/安西繁美 編集/佐久間朋子
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