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ドラマ「ノーサイド・ゲーム」でも人気沸騰、ラグビーワールドカップが9/20より開幕します。迫力満点の試合の面白さだけでなく、イギリスの上流階級が始めたジェントルマンのスポーツという歴史がベースにある、日々の暮らしや美容にまで生きてくる〝ラグビー精神〞も大きな魅力のひとつなんです。知るほどに奥深いラグビー、今改めて注目を。
山崎さんのご子息、隼人さんは高校、大学とラグビー部に所属。「当時は応援のためラグビーの試合はよく観にいきましたが、息子と一緒に観戦するのは初めてで感無量。やっぱり生で観る試合は迫力満点!」(麗子さん)。「他校のラグビー部員とも仲良くなれたのはよい思い出。競技人口が少ないので、社会人になっても元ラグビー部同士はすぐに打ち解けることができます」(隼人さん)。
ワールドカップ前に日本代表の力を目の当たりにできる試合とあって、会場はほぼ満員! ファミリーや女性同士のラグビーファンも多く集まっていました。
最も盛り上がる得点方法が「トライ」。切れ味のあるパス回しや、ボールを抱えて敵をすり抜ける足の速さに会場は大興奮。終始トンガを押しトライに次ぐトライ!
前大会で五郎丸選手が一躍有名になったのもキックプレーでした。遠い位置からでも高い精度でゴールを決めるキックは見事、というほかありません。
世界では夏季オリンピック、サッカーワールドカップに並ぶ大きなスポーツイベント。従来はラグビー人気が国民的に高い国で開催していましたが、競技人口が1%にも満たない日本でアジア初単独開催となったのは奇跡です。
日本の特徴は「スピード、リズム、テンポ」。世界的にも手強い存在だから勝つ試合を楽しめるはず。天才司令塔と呼ばれる田村優選手や、キャプテンのリーチ・マイケル選手、福岡堅樹選手などは世界トップレベルの実力です。
お気に入り選手を追うだけでも観戦が面白くなります。ニュージーランド代表のボーデン・バレット選手は才能とルックスの良さで有名。試合前に行うマオリ族伝統の舞「ハカ」は鳥肌もので必見。
\元日本代表、吉田義人さんが解説します!/
秋田工業高、明治大学主将でともに全国優勝。19歳で日本代表入り。現在日本スポーツ教育アカデミー理事長としてラグビーワールドカップに向け活動。ワールドカップでは試合解説も。
RUGBY WORLD CUP 2019
4年に1度行われる15人制ラグビー世界王者決定戦「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」。開催期間は2019年9月20日(金)~11月2日(土)。参加チームは20チームで今回48試合が行われる。前大会の覇者はニュージーランド。開幕戦は9/20の日本対ロシア。
2019年『美ST』11月号掲載
撮影/吉澤健太 ヘア・メーク/橋本明歩〈GROOVE〉 取材/中田ゆき 編集/浜野彩希
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