2014/11/18 PEOPLE

深く、安らかならざる快眠への道編集／井上智明

寝ることが大好きです。

時間さえあれば（いえ、なくても）ひたすらいつでもどこでも寝てられるし、用事のない週末なんかは夕方まで眠り続けるのが何よりの楽しみでした、数年前までは。

それがここのところずっと、目覚ましをかけた時間のだいたい1時間前に目が覚めてしまうのです。あと1時間…なんて思ってもちろんまた寝てしまうのですが、それがほぼ毎日です。

昔っから寝坊することはあっても目覚ましよりも早起きなんて、夢のようだ！と思ったのは最初だけ、なんかしっくりきません。しかもイマイチ熟睡感がないし、起きた瞬間から腰や肩が凝ってたりすることもしばしば。あと、寝つきが悪くなったんですよね。特に、忙しくて今日は3時間しか寝れない、なんて日は寝なきゃ！って思えば思うほど、寝付けないという。普段の日もだいたい寝酒してますから。ダメなのはわかっているけど早寝するためには欠かせないもん…と言い訳しつつ。

ということでここ数年は安眠対策は結構いろいろやってきました。

まずは枕。10年くらい使っていたテンピュールはそろそろ寿命だろうということで伊勢丹の寝具売り場でいろいろ寝比べてみて、ロフテーのちょっと低めの枕を購入。

そして香り。ロクシタンの新作の“安眠できる香り”を枕元に置くとラベンダーの心地よい香りがして癒やされます。サシェとか使ってみるなんて今まで思いもつかなかったのですがね。

安眠セット。ロクシタンのラベンダーのの香りのサシェとミスト、中央小さいのはマリエン薬局の安眠できるアロマ。後ろはロフテーの枕。低いです3センチくらい。横になっても、あおむけでも快適。

そして、快眠アプリ。これがいいんです。毎日の睡眠時間を記録するだけでなく、どのくらい深く眠れたかを測定したり、朝起きる時間に合わせてちょうど起きやすいタイミングで目覚ましかけてくれたり。僕が買ってる唯一の有料アプリです。（実はいびきを録音する機能があるのですが、怖くて使っていません（笑））

そして仕上げは、マットレス。これまたデパートの寝具売り場でいろいろ試して、しかも知ってる人が大絶賛していた某社の有名シリーズのマットレスを購入。家に届くのを心待ちにしていて、いざ使ってみると…デパートでお試ししたときは心地いい刺激に感じたのが一晩寝てみるとどうやら強すぎたらしく、２日目あたりから腰に違和感が出て、そのうち肩が凝ってきて、1週間するともう全身のあちこちが痛い…最初はあまり考えたくなかったのですが、どうもこれは新しいマットレスのせいに違いない（涙）結構高かったんですけど！さすがに買い替えるのもバカバカしいし、途方に暮れていたある日のこと。

編集部にお試し用に届いていたポーラの「ハイブリットエアー」の簡易版を発見！ちょっと触ってみるとあの某スケート選手が宣伝している例の、ウチの編集部の矢實も激押しのマットレスに触り心地や作りは似ています。でも、こっちの方がみしっと目が詰まっていて、リッチ。ううう、気になる！ということで結構な大荷物なのですが自宅に持って帰ってお試しすることに。

通常版よりもスリムなポータブル版なので、なるべく体をまっすぐにして寝ます…なんてちょっと不自然なことをしたにもかかわらず（いつもは横向き、しかもやや丸まって寝るのです）、翌朝…いいじゃない！二日使うと足腰・肩も痛くなくなった！

ということで、これに変えることにあっさり決定。

買ったばかりのあのマットレスの上にこれでもかと乗っけるトップマットにしてやる！

ということで、通常版にして最初の夜。

今日からは思いっきり大の字になって寝るぞ！と張り切っていざベッドへ。