PEOPLE
今年の浴衣、なにを着ますか?大人としての品格や着こなしは重要だけれど気持ちは夏の定番、コットンワンピースのように気軽に楽しみたい。いくつかの浴衣をすでに持っている私たち世代だからこそ個性が際立つ、大人の着こなし方を教えてもらいました。
フリーアナウンサー 加藤千佳さん(49歳)
毎年、あるいは隔年で一枚、新調する加藤さん。浴衣は紺地、白地、水色系、また、柄も古典柄、花柄などさまざまなタイプを持っている。「毎年、浴衣を着て友達と京都へ遊びに行くのが恒例。また、ホテル主催の納涼会などに行くこともあります。半衿や足袋を合わせず、あえてゆかたらしさを楽しむのが好き。今年はブルー系の浴衣を仕立てたいと思い、大人の遊び心あるモダンなタイプをセレクト。既製のものにはない個性を楽しみたいと思います」
ヘアスタイルはきっちりとまとめずに、パーマを生かしてラフに。ただし、清潔感と涼感が大切なので、後れ毛など出ないようにしっかりとスプレー。計算されたラフさが必要。
肌はナチュラルな質感が大切。粉っぽくならないよう気をつけます。また、盛りすぎたメークは清潔感を損なうので、色はあまり使わず、ラインで描く程度に抑えます。
今年らしいライムグリーンで爽やかに。リバーシブルの帯の色を生かして結びます。帯締めは「桔梗屋」さんで¥12,000。帯締めをするとゆかた姿をより大人っぽくします。
リバーシブルの帯は2つの色の表情が違うので、変わり結びも楽しめます。また、長めの帯は、結び方でいろいろ遊べるのでおすすめ。今日は文庫結びにアレンジをしました。
下駄は「桔梗屋」さんでオーダー。下駄台が¥8,000、鼻緒が¥7,000草履タイプで歩きやすく長時間でも疲れないそう。鼻緒の色は帯と合わせる必要はありません。
小物も「桔梗屋」さんで購入。帯の色と合わせて淡いグリーンを選びました。扇子¥1,000、収納力も考えて少し大きめのものをチョイス。籠¥16,000
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ここ数年、変わらず人気が高いのは、紺地や白地の古典柄。トレンドは洋服とリンクしてレモンイエローやライムといった瑞々しい色、深いニュアンスのピンクやアクアブルーなども多く出ています。これらの色を帯やバッグ、アクセサリーやネイルなどにプラスすると新鮮な組合わせに。仕立てたものは着付けやすく、着心地が良く、着崩れしにくいのが特徴。体型をフォローしてくれるような仕立てや柄の配置も相談できるので、より美しく仕上がります。また、着方も大切。衿は詰め気味に衣紋の抜きも控えめにして上品な着姿を心がけて。洋服ブランドのカゴバッグやトレンドのPVCバッグを合わせれば大人の遊び心が出せますよ。浴衣は洋服で言えば「Tシャツ×デニム」といったカジュアルスタイルなので、格式ある場には不向き。TPOを知って楽しむのも大人の嗜みです。
教えてくれたのは……着物スタイリスト・秋月洋子さん
雑誌や書籍での着物スタイリングと記事執筆、TVドラマ、CM、映画などでもスタイリング・着付けを手掛ける。商品プロデュースのほか、書家として自筆で着物、帯のデザインも。
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2018年『美ST』9月号掲載
撮影/田頭拓人(東京)、久保嘉範(関西)、中林 香(コラム) ヘア・メーク/杉村理恵子(東京)、川岸ゆかり(関西)、木下庸子(コラム) 取材/金沢由紀子(東京)、八尾美奈子(関西)、名鏡 忍(コラム)
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2024年12月16日(月)23:59まで
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