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感情の老化は40代から始まるといわれています。成人期から老年期への準備期間にあたる「思秋期」なんです。脳のアンチエイジングで人生の後半を楽しく過ごせるよう、アクティブに過ごしましょう。
40代は気持ちも生活も落ち着いてくる時期。仕事や通勤、家事などパターン化した同じことを毎日続けていると脳に起こる変化が次第に小さくなります。刺激への反応がなくなってマンネリ化した脳は、働きが悪くなり慢性的な疲労を感じるように。すると感情も鈍化して振り幅が小さく、行動の選択肢もどんどん狭まってしまいます。また、家族や周りの世話ばかりで自分を振り返る時間や自分へのご褒美の時間を持てないでいると感情がなくなってしまうことも。行動によって思考が変わると感情が変わります。自分の目に新しい情報を入れることでも感情は変わります。日常生活の中でいつも同じことをしていると思ったら暮らし方や考え方に変化をつけてみましょう。
教えてくれたのは…「脳の学校」代表・医学博士 加藤俊徳先生
特定の動作を毎日繰り返していると、だんだん頭を使うことなく無意識でその行 為をするようになり、気持ちも老化してしまいます。
同じ動作を毎日繰り返していると脳はマンネリ化して疲労を感じるようになります。簡単な変化をつけるだけでも脳は刺激されます。
無条件に手に入れていた楽しい感情を制御して、脳にちょっとした負荷を与えることで新しい気づきが起こり、老化を防ぎます。
言葉が分からない相手に積極的に話しかけることは、何を話しかけようかと考えること自体が感情表現につながります。その際に感情に変化が起こって脳を刺激します。
好きなことばかり繰り返すのではなく、意識して新しい価値観や経験にチャレンジしてみる。その好奇心や行動力が老化予防につながります。
どれが好きか嫌いか、今日の自分は何点かなど自分の価値判断をはっきりさせて プラスとマイナスの両方を考える癖をつけましょう。
家族や周りの世話ばかりでなく自分のための時間を持つこと。自分へのご褒美や 目に新しい情報を入れることでも感情を刺激します。
猫背や下向きになりがちな読書やスマホの操作。自分の姿勢や状態を認識しながら、2つのことを同時に行うと効果的。
たとえば1分間、片足で立つと決めて時間感覚を磨きながら、転ばないためにバランスを取ろうと考えることが脳トレに。
人は前方にだけ意識を向けがちです。左右に視線を向けてみると、いつもと違う見え方に変わり、脳を効率的に刺激します。
2018年『美ST]』12月号掲載
撮影/奥山栄樹 モデル/貳方 泉(TEAM美魔女) ヘア・メーク/NANAE(GROOVE) 取材/浦崎かおり 編集/佐久間朋子
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