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フィレンツェ郊外で、トスパーナ。 草刈 勝

今日は朝からフィレンツェの街を出て、ローマ方向へ(おおまかすぎ? 南へ…)クルマで。レンタカーはメルセデスC200のワゴン。運転するのはミラノ在住のデザイナー、マイケル・セントジョンさん、ナビは奥様のジェーンさん。後席にアドスインターショナル・早田さん、髙島屋の坂本さん、私。フィレンツェの町を囲む城壁を出て、高速道路A1に乗って→→
 

……おお、いい天気。

シエナとかモンテプルチアーノ(ワイン?)とかキアーナ(牛肉?)とか、聞き覚えのある言葉が景色とともに飛び去って、高速降りて、ブドウ畑やオリーブ畑を横目にゆるやかな上り坂。計2時間ほど走って着いた丘の上が今回の目的地「フォンテヴェルデ ナチュラル スパ&リゾート」です。

このトスカーナのど真ん中?の丘、実は17世紀初めにメディチ家が掘り当てた?テルメ(温泉)なんですね。だから、フォンテヴェルデ(=緑の泉)。実はトスカーナは、二十数か所もの温泉に恵まれているというイタリアでも珍しいエリア。

リゾートを案内してくれたゼネラル・マネジャー、マウロ・ボナチーニさんの後ろで光ってるのがこちらの源泉。

源泉に続いて案内されたのが、地下? メディチ家の建てたものを改装したクラシックな建物の下には、さまざまな最新鋭のトリートメント・ルームが!  

アジアンな雰囲気を醸すルーム(↑左)もあれば、岩塩が敷き詰められたベッド(↑右)!?、水の中をウオーキングするアクアビクス用ルーム、イスラエルの死海のみたいに浮けちゃいそうな塩水をたたえたルームなどなど、トリートメント・ルームは実に40あまり揃うとか。

そして、スパ・ツアーは地下から上がって、アウトドアのプールへと…。
温水・冷水、2種類の大きなプールが眼前に開けます!

 

プールから望むのは、
トスカーナのこんな景色!

つまりプールは、こんなかんじに位置してるわけです。

このフォンテヴェルデの特徴は、ヨーロッパの”高め”のホテルなどにありがちな、ちょっと排他的で、気取りすぎた雰囲気ではなく、ゲストのみなさんがみな実にリラックスした雰囲気で過ごしているところ。
スパ関係以外のアクティビティも工夫が凝らされてます。たとえば、☆ホースライディング。馬の背に乗って、トスカーナの草原をパカラッパカラとか。☆イタリアのクラシックな名車たちをレンタル&トスカーナ・ドライブとか。そして興味深いのは、☆豚じゃなくて、犬と一緒にリゾート近くの山に入っての“トリュフ掘り”。夫婦や家族で行っても、みんなでレアな経験ができそうじゃありませんか。そんな、このリゾート、滞在費用の目安は、ひとり一週間で30万円くらいだそうです。

ランチ後、スパの担当者も合流してお話を。「スパでは、ゲストひとりひとりの肌のコンディションに合わせて、トリートメント方法をご提案しています。特に日本の方のお肌は、水分をあまり長く保持していられない傾向があるので、そこを意識的にトリートメントすることを考えます」…と、きめ細やかな施術をしっかりしてくれそうです。

なるほど、NY生まれのスパ情報サイト「スパファインダー」の2007年リーダーズチョイスアワードで、最高の「クリスタル賞」を受賞!の誉れあり、のリゾートなのでした。

てな、かんじでフォンテヴェルデ訪問も終了し、フィレンツェへ戻ります。この出張もこれが最終日……
ふと車外に目を向ければ、おお、夕暮れの光が重なった、緑の大地の美しいこと。

編集長、インマージネ・イタリアの見本市、来年もあるみたいですから、
よろしくお願いします~(笑。本当は編集長が行くはずだったのです)
アドス・インターナショナル 早田さん、本当にありがとうございました。さっそく東京で反省会ですね〜

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一生元気に!自愛ビューティ

フィレンツェ郊外で、トスパーナ。 草刈 勝

2024年11月号

2024年9月17日発売

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