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息を呑むような圧倒的美貌。それなのに、ひとたび話し出せば、とても自然体。艶々の白肌なのに美容には無頓着なのも好感度大。そんなTHE RAMPAGEのボーカル吉野北人さんにデビュー後の苦悩とその乗り越え方について伺いました。
《Profile》
,97年宮崎県出身。,14年LDH主催「ボーカル・バトル・オーディション 4」に合格し、THE RAMPAGEのボーカルとしてメンバー入り。俳優としてドラマや映画にも出演し、注目を集めている。映画『遺書、公開。』では主役の池永柊夜役を務める。2nd写真集『Orange』が発売中。オリジナルアルバム『(R)ENEW』が好評発売中。LIVE DVD & Blu-ray「THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR at TOKYO DOME」が好評発売中。全国ツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025"PRIMAL SPIDER"」開催中。
毎日のルーティンで美白化粧水・美容液・乳液をつけるものの、美容にはそれほど興味がない。「後輩に『美容について教えてほしい』と言われても、『ごめん』って謝ります。敏感肌なのでシートパックも好きじゃないし、現場に入る10分前に起きて、何もせずに家を出ます。見られる職業なのでもっとちゃんとしなければ、という意識はありますが」。
それよりインナーケアに意識が高まっているそう。「時々飲むのがしんどくなるけど、水は1日2リットル飲んで、お酒は飲みません。食事は食べすぎると顔に出るので、1日1食の日を設けたり、食の調整を小まめにしています」とはいえ、おにぎりが大好きで、この日は3つ食べたそうだ。「おばあちゃんが握ってくれた塩おにぎりか梅干し入りのシンプルなのが好き」。
16人組ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEのボーカルとしてデビューして今夏で8周年を迎える。子供のころから歌が大好きで、祖母とカラオケに行ったり、常に芸能界を意識し何度かオーディションに挑戦。「THE RAMPAGEに入ったときは、全くの素人でその経験のなさからもがき苦しみました。自分はこんなにできないんだって思い知らされて、自信がなくなったんです」。でも何とか逃げずに食らいついた。「負けず嫌いだから、苦しくてもやり続けました。あそこで立ち止まっていたら今はなかったし、続けることが実を結ぶことに繫がった。結局は自分で見つけていかなければいけないんです」。
1度だけ親に相談したことも。「『もう辞めようかな』って言ったら、本当は僕に期待してくれていたのに、『帰っておいで』って言ってくれて。そう言わせたことに『だっせえな、自分』と恥ずかしくなりました。ほかにも僕に期待してくれる人たちがいる。もう自分だけの夢じゃないと気付いたとき、意識が変わりました。今振り返ると最初はできなくて当たり前。怒られてなんぼだから」。生まれてこの方、人に相談したのはこのとき限り。何事もほぼ自分で解決してきた。「人前では弱音なんて吐かない」が生きる指針。
今やグループを牽引し、映画など役者としても多彩な姿を見せるようになった。3月に6枚目のオリジナルアルバム『(R)ENEW』を発売し、今はLIVE TOUR 2025 〝PRIMAL SPIDER〞の真っ最中。テーマは「蜘蛛の糸」。「襲われそうなイメージもあるけど、強さの中に静寂があるような強弱を伝えていきたいと思っています」。男性グループが乱立する中、グループとしての在り方は「流行りに流されない良さ」と断言。「もっと売れたい、ヒット曲を出したいという気持ちも強いけれど、自分たちの良さを分かってくださっているファンに喜んでいただくのが一番です。一瞬の強い輝きより、ずっと輝いていたい。一番難しいことですけど」。
大人の女性については、「間違いなく僕より経験を積んでいらっしゃるから、いろんなことを教えてもらえる。そうできる女性って素敵。でも年齢は関係なく、自分に近い人より、自分にないものを持っていて、この人のために頑張ろうと思わせてくれる人がいい」。2年後には30歳に。「僕は年齢や期限を決めることにこだわらない。自分のその時その時の気持ちを大事にして、さらに成長を重ねたいですね」。
手はかなり大きい方だと思います。小学校3年生からバスケをはじめて、それから徐々に大きくなりました。手を開いたり伸ばしたりするから、適応してくれたのかな。映画のロケで日焼け止めは塗っていたのですが、日差しが強すぎて、今は手もかなり日焼けしてます。
シャツ¥41,800(GALAABEND/3RD[i]VISIONPR)ピアス¥3,850ネックレス¥5,940(すべてLHME/Sian PR)靴¥37,400(EARLE/TEENY RANCH)その他スタイリスト私物
「旅をするならヨーロッパに行って刺激をもらいたい。でも僕の夢はLAに住むこと。視野が広くて自由で、単純に好きだから」。
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2025年『美ST』6月号掲載
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) ヘア・メーク/Aki スタイリスト/吉田ケイスケ 取材/安田真里
2025年8月15日(金)23:59まで
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2025年7月16日(水)23:59まで
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2025年7月16日(水)23:59まで