PEOPLE
俳優デビューから30年以上、櫻井淳子さんは今年52歳に。子育ても終盤に差しかかり、最近では俳優業のほか、バラエティ番組やYouTube出演にも積極的に挑戦されています。「これまでは“俳優・櫻井淳子”像を自分で勝手に作っていました」と語り、なるべく避けていた役柄もあったのだとか。そこから、新たなコンテンツや役柄にも向き合うようになったきっかけとは!? さらに、年代的に避けて通れない更年期の話や、これからの歳の重ね方についてまで、52歳の現在地についてお話をうかがいました。
《Profile》
1973年 1月 5日生まれ。埼玉県出身。高校2年生の時に原宿でスカウトされ芸能界入り。’91年のドラマ「葡萄が目にしみる」(フジテレビ)で俳優デビュー。’93年に連続ドラマ初主演作「誘惑の夏」(東海テレビ)で第31回ゴールデン・アロー賞放送新人賞ならびに最優秀新人賞を受賞。その後社会現象にもなった「ショムニ」、主演ドラマ「板橋マダムス」(フジテレビ)、10年間出演を果たす「おみやさん」(テレビ朝日)など、代表作多数。現在は放送中のTX「レプリカ」にレギュラー出演、ドラマや映画のほか、バラエティやYouTubeなど、多岐に渡る活動を展開している。プライベートでは2003年に結婚し、高校生の女の子のママでもある。SNSで投稿されるご自身の近影の美貌がネットニュースになること多数。インスタグラム@sakuraiatsuko_(https://www.instagram.com/atsukosakurai_/)
バラエティ番組やお笑い芸人さんのYouTubeに出演させていただくようになったのは、ここ最近のことです。若い頃は“自分像”みたいなものが居座っていて、汚れ役とか犯人役とかはやりたくないな、と思っていました。娘が小さい頃とか、「お前の母ちゃん犯人だったな!」なんて言われていじめられないか心配で(笑)。「絶対犯人役はやらない!」なんて意固地になっていたことも。変なこだわりですよね。
でも、そういうもので自分を型にはめるのも、なんだか疲れてしまったんです。子育てを通じて、娘の意思を尊重することを意識して徐々に私の中のこだわりをリリースしていくと、余裕が生まれていって、ふと気づくと「挑戦してみようかな」と思えることが増えていきました。娘も大きくなり、まだ喧嘩はしますがもはや些細なことにあーだこーだ言うこともありません。今はYouTubeやTikTokなどコンテンツが色々あって、出合いも色々。それをみすみすスルーするのはあまりにもったいない。まだ私を再発見できるんじゃないかという気持ちがあったほうが、この先の人生楽しいはず。今52歳ですが、良い老後のスタートが切れたんじゃないかな?と思っています(笑)。
娘が大きくなり、一人時間が増えました。過ごし方ですか?もっぱら韓国ドラマにハマっています!「君は天国でも美しい」が大好き。コロナ禍でおうち時間ができたことでたくさん観始めたのですが、今ではもう夢中です!
基本的にあまり展望とか目標は持たないタイプなのですが、年齢を重ねて円熟味が増していく俳優さんには憧れます。樹木希林さんや、市毛良枝さんがまさにそう。そのためには今からちゃんと体作りをしていかないといけませんが、まだ特にコレといってワークアウトはしていないし、相変わらずポテチとかジャンクな食べ物が好きだし(笑)。ずっと自分の足で歩きたいから、それもあって始めなきゃな、とは思っているんですけどね。ピラティスやスポーツジムにも興味はありますが、目下、私の運動は犬の散歩か、夏場のダイビングくらい。
犬はトイプードルとヨークシャーテリアのミックスで、もう家族全員で溺愛していて、日々取り合い状態。夜は一緒にベッドで寝ますが、彼女の存在自体に癒されています。名前はメロン。娘と喧嘩した時なんか、メロンに聞くんです。「どっちが悪い!?」って。悪いほうに吠えるんですが、私に吠える、なんてこともしばしば(笑)。
今年で52歳、更年期についても悩まされるかな?と思っているのですが、幸い今のところ生活に支障をきたすようなこともないですね。汗っかきではありますが、手のこわばりとかもないですし、いたって健康体。母に更年期について聞いてみたら、あっさりと「私なかったわよ?だからあなたもないんじゃない?」と(笑)。婦人科の先生にも診ていただいたら、「もう更年期ですよ」と、これまたあっさり。お薬も処方いただけるとのことでしたが、平気だし、丁重に辞退しました。なので、特に私の場合は更年期に悩んでいることはないですね。多少のモヤモヤは、愛犬のメロンを抱っこすれば吹っ飛びます。
更年期の不安や、日々の細々としたこともですが、年齢を重ねて「ま、いっか」と些細なことを突き詰めて考えない鷹揚さを得られたことで、とても生きやすくなったと本当に思います。ある意味ではガサツになったのかもしれませんが、それで良いんです。若い頃は「綺麗でいなきゃ!」という強迫観念のようなものがありましたが、今では「ま、いっか。このシワがあっても」です。無理することなんてない。そのシワが、この先役に活きることがあるかもしれませんから。60代、70代になっても、気取らずに大きな口で笑い飛ばせる女性になりたいですね。
《衣装クレジット》
ジャケット¥ 71,500<UJOH>カットブラウス¥16,280 パンツ¥18,700<ともにMANO>サンダル¥39,600<il Sandalo of Capri>(すべてMANO)ピアス¥17,600 ネックレス¥25,300バングル¥ 29,700 (すべてJouete)チョーカー¥22,000(ete bijoux)
【ショップリスト】
MANO TEL 03-6421-3350
Jouete 0120-10-6616
ete bijoux 0120-10-6616
撮影/越野夕也 ヘア・メイク/佐藤トモコ スタイリスト/斎藤真喜子 取材/キッカワ皆樹 編集/浜野彩希
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2025年11月16日(日)23:59まで
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