PEOPLE
1999年、1人の現役女子高生の日本人離れした歌声が、世間に衝撃を与えました。小柳ゆきさん、当時17歳。デビュー曲である「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」は失恋した女性の心情を力強くも情感豊かに表現し、長きに渡りヒットチャートを席巻。始まりにして伝説とも言える衝撃から25年を経てもなお、小柳さんの進化は留まることがありません。今回の美STオンラインでは、年齢を重ねてますます輝く小柳さんの現在地、パワフルなパフォーマンスを支えるアイテムに徹底フォーカスしました!
《Profile》
1982年生まれ。埼玉県出身。1999年「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」でデビュ-。ソウルフルにして繊細な美声はオーディエンスを圧倒し、同曲は45週連続チャートインするロングヒットに。2ndオリジナルアルバム『EXPANSION』はミリオンセラーを記録し、名実ともに日本のトップ・シンガーとなる。近年はオーケストラとの共演を重ね、その歌声はさらなる進化を遂げている。昨年デビュー25周年を迎え、8月8日に25周年記念セルフカバーアルバム『Orchestra』をリリース。本作を携えた25th Anniversary Tourを9月より開催中。
詳細は公式サイトから:https://yuki-k.fanmo.jp
今年43歳になりました。17歳でデビューしましたから、「そうだ、もう歌手として生きた時間のほうが長いんだ」と最近気付いたんです。この25年、寄り添ってくれた曲達や、何より聴いてくださる方々に支えられた年月だったなと思っています。経験を重ね、旅をし、あらゆる変遷があってこその今がある、とも。
8/8にリリースしたセルフカバーアルバム『Orchestra』は、そんな支えへの感謝の気持ちを込めて作りました。オーケストラVer.にした理由は、“小柳ゆきの今”を、オーケストラとともに皆さんに聴いていただきたい、楽しんでほしい、と思ったからです。この数年オーケストラの中で歌わせていただく貴重な機会がちょこちょこあって。オーケストラならではの音の波というか、ダイナミクスさに、背中を押してもらえたような感覚がありました。押してもらった先で、これまで歌い続けてきた曲達に素敵な花を添えていただき、私の集大成だと自信を持って言えるアルバムになっています。
9月からはライブツアーも始まりました。アルバムの内容を踏襲しつつ、オーケストラはもちろんドラムも入ります。今回だけの特別なライブになりますので、是非“音の洪水”を会場で存分に感じていただきたいですね。
40代になり、体のメンテナンスには気をつけるようになりました。やっぱり体が資本の仕事ですからね。マネージャーさんが漢方に詳しくて、よく調べてくれるんです。それきっかけで出合った漢方のお店がすごく丁寧で、品揃えも豊富。調合していただいた漢方をいつも45分くらい煮出してお茶感覚で飲んでいるのですが、調子が良いです。若い頃はそういったものに全く興味がなかったんですけどね。あとは適度に筋トレをして、オフの時はしっかり寝ます。昔から寝るのが大好きで、12時間くらい寝ちゃうことも!年齢を重ねると寝つきが悪くなると聞きますが、漢方のおかげか今のところ睡眠での悩みはありません。
そしてライブ前になると食生活を整えます。食事を楽しむより、栄養を補給する体作りの一環になりますね。ビタミン類やタンパク質を中心に摂るのですが、気付けばお肉やブロッコリーばかり食べています。と言いつつ、実はハンバーガーもお菓子も脂っこいものも大好物(笑)。ライブが終わって次までに日にちがある時は、ついついジャンクフードをつまんでしまいます。
(左)マヌカハニーロゼンジのキャンディはこの2年くらい、ライブ前やリハーサルの必需品です。舐めながら歌うと、良いコンディションの喉で歌うことができます。喉のガラガラした感じも軽減されますし、何より乾燥しない。常備していますが、なくなると一番困るキャンディですね。
(中)世阿弥の『風姿花伝』は、ライブ前にふと開くことが多いです。実は歴女でして、歴史や、古来からの書物を読むのが大好き。ライブ前は目先のことに集中するあまり視野が狭くなりがちなのですが、この本を読むことで俯瞰した視点に立ち戻ることができます。能の芸道論、演劇論の本ではありますが、日本独自の美学や、芸能の心構えについても考えさせられます。
(右)『ブッダの言葉』は今から20年くらい前に、ファンの方からいただきました。私は熱心な仏教徒ではないのですが、歴女ということもあり(笑)、ブッダにも興味があったんです。この本は年代ごとに、開くたびに新しい発見がある本で、もう付箋だらけ!ブッダの教えがわかりやすく書かれていて、ふと無作為に開いたページが、「あ、この言葉今の私に必要だな!」ということもしばしば。何かのお導きがあるのかもしれませんね。『風姿花伝』同様俯瞰した視点を取り戻したい時に開くことが多く、ずっと手放せない殿堂入りの2冊です。
【衣装クレジット】
AOIWANAKA
撮影/財津裕也 ヘア・メーク/大見萌夏 スタイリスト/田川雄満 取材/キッカワ皆樹 編集/浜野彩希
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
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