PEOPLE
キュートさに大人の知性が加わって、年齢を重ねるほどに魅力を増している奥菜 恵さん。最近では俳優活動のほか、美容液のプロデュースや社会貢献活動などに積極的に取り組み、多彩な姿を見せてくれています。そんな彼女のベースは「家族」。奥菜さん以上に娘たちに関わってくれる夫(’16年に再婚した俳優の木村了さん)に助けられている日常生活とは?
《Profile》
1979年8月6日、広島県出身。13歳の時、テレビドラマで俳優デビュー。10月13日公開の映画『キリエのうた』に出演。創作活動やキッズプロジェクト、ボランティアなどにも積極的に取り組む。今年は自らプロデュースした化粧品ブランド「ni-Nin(ニーニン)」(朝用・夜用の美容液2種)も話題に。
私の基盤は家族です。娘が2人いますが、家では芸能や俳優のお仕事についての話はあまりしません。自分が出ている作品を進んで見せたこともないです。家では本当に「母」という役割ですね。
うちの家族は会話好きで賑やか。女3人に男1人という構成だと、普通、男の人って肩身が狭い感じになるじゃないですか。それがうちの夫はすごいんです。宿題や勉強を見るのはもちろん、学校での出来事も娘は夫に話すし、恋バナまでしているの(笑)。音楽や流行の話題なんかもよく話していますし、夫はもうほぼZ世代の人と言ってもいいくらい。
でも娘たちは思春期なのでぶつかることもしょっちゅうあります。家族4人仲良しだけれど私も夫も言うことはきちんと言うようにしているんです。けれど私は最近、言うことにも言われることにもちょっと疲れちゃって、スルー力を身に付けました(笑)。
それでも少し前に私が娘に話したのは「家族というのは奇跡のようなパズルなんだよ」ということ。うちは特殊な家族の形だけれど、その中の誰か1人が欠けても成り立たないから、誰に対しても感謝と思いやりを持って家族の意識を持って歩んでいこう、と娘たちに話しました。これは夫の考えでもあって、夫婦の共通認識でもあります。だから娘たちにはこの部分は理解し、大切にしてほしいんです。
そんな話をときには泣きながら話したりしつつ、最後には大笑いして終わる。それがうちの家族ですね。
娘たちに対しては親としての責任や保護はきちんと果たしつつ、できる限り1人の人間として尊重したいという思いがあります。
実は少し前に長女の進路問題で大議論に。親は子どもが困らないように道を照らそうとするけれど、成長すると子どもの性格や将来やりたいことも確立してきます。我が家もそれで一時期大揺れでしたが、結局は娘の意思を尊重して彼女が進みたい進路に落ち着きました。
子どもって知らない間にとても成長するし、それは親の想像が及ばないもの。同じ親から生まれたはずなのに姉妹でも全然違いますしね。
人から何を言われても決めるのは自分の心。自分の心が動かない以上は上辺だけで終わってしまうし、本質には辿り着けず結局は身にならない。子ども自身の心が向かう方向に寄り添うことが親の仕事なんだ、子どもたちにはそれぞれの個性があるんだな、それを親は時に見守って全力で応援することも必要なんだな、と思えた出来事でした。
そう感じたのも、私が10代から仕事を始めて、いろいろな矛盾や葛藤にもがき苦しんでいた経験があったから。
子どもを信じて、信じた上で手をはなす。親の仕事は待つこと。子育てはまだまだ道半ばですが、奇跡のように集まった家族4人でこれからもいいチームを作っていきたいですね。
《衣装クレジット》
ブラウス¥49,500、パンツ¥41,800(ともにリビアナ コンティ)ピアス¥61,600(ビジュードエム)靴(スタイリスト私物)
撮影/岩谷優一(vale.) ヘア・メーク/RYUJI(Donna inc)スタイリスト/今井聖子 取材・文/柏崎恵理
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