【2024年は何をすれば開運する？】人気占い師ステラ薫子さんに聞きました

コロナ禍が落ち着き始めて少しずつ日常が戻り、街へ出かけたり、旅行をする人も増えてきた2023年。2024年はさらに活動的に、笑顔溢れる1年にしたいもの。長く暗いトンネルを抜けたような明るい兆しを感じさせる2024年。ステラ先生が、キーワードをもとに2024年上半期の運勢を綴ります。

2024年。なにより大切なのは、決断という言葉。コロナ禍だったこともあり、我慢することが多かったり、決断することを先送りにしてきたことはありませんか？

優柔不断は運気を下げるもとです。何かを迷ったりしていた人は、2024年こそ、答えを出すチャンスといえそうです。

仕事のこと、家庭のこと、恋愛のこと…。改めて自分の心に問いかけてみてください。受け身になっていたこと、なんとなくそのままにしていたことを、今を見極めつつ望むべき道をきちんと決断するときです。

今までの常識にとらわれずに、誰かのことではなく、自分自身の願望と向き合うことが開運のポイントになります。そのとき重要なのが、理性と本能のバランスを保つことです。働き方だったり、家事のやり方だったり、自分自身が「いつ、どこで、何をするか」だったり、収入と時間、働く内容のバランスなどを整えてみてください。誰かのためにではなく、自分自身が何をしたいのか。

他人からどう見えているかではなく、自分にはどう見えているか。

バランスを保ちつつ、自分を軸に行動を起こしてみて。そのために、人に逢ったり、本を読んだり、学んだり、自分を高める行動をするのは効果的です。

春までに自分の理想となる軸を見つけて、少しずつ形にすることが、すべての人にとって、上半期の大きな流れとなるでしょう。

コロナ禍が落ち着き、明るい兆しが見えてきたとはいえ、世界的にも社会的にも混乱が収まらない現状。飛び込んでくる情報や出来事が常によいとはかぎりません。だからこそ、しっかりした価値観や判断能力が必須に。目の前のことをひとつひとつ丁寧にこなしつつ、自分自身に必要なものを大切にしていきましょう。

そして、他人や社会に過度な期待をせずに、苦手な上司やママ友よりも、家族や大切な仲間や恋人など、手の届く範囲にいる人たちが幸せになる道を模索して。

そのとき、常識や経験値から考えるのではなく、今の自分を信じて、意志を強く持つことが大切です。また、自分の意志をアピールすることも開運に繫がるので、SNSやコンテストなどにチャレンジするのもよいでしょう。

ずっとトンネルの中にいたような数年を経て2024年はリセットやリニューアルも開運のポイントに。

いらないものは捨てることを恐れないでください。望むままに進むほどチャンスが増えていきます。断捨離はもちろん、家のリフォームや模様替えも◎。

ときには、人間関係の整理もありかもしれません。また、自分をリニューアルするという意味では、自分を磨くことも効果がでやすいとき。美を磨いたり、美容医療にチャレンジするのも○。

2024年は海外にも縁がある年です。海外など、向上心を持って旅をすることが、自分の糧となり、成長に繫がります。

懐かしい場所を訪れたりするのも○。また、不安な時代だからこそ、スピリチュアルな場所を訪れることで心が晴れ渡ることがあるかもしれません。

日本だと和歌山県の熊野本宮大社もいいですね。訪れた場所や国の歴史や文化を学ぶのもいいでしょう。自分自身や子供の留学にもよいときです。

チャンスを求めて行動を起こすのではなく、まずは、自分の願望と向き合ってみてください。

望む道を信じて進むことが、結果的にチャンスに繫がるのが上半期です。

誰かや何かと比べてマウントをとることはNG。他の誰でもない自分自身の幸せのために、そして、自分の大切な人のために、ポジティブさを忘れずに邁進していってください。

2024年『美ST』2月号掲載
取材・編集／鎌田貴子