夫婦仲が悪くなったら？【魔裟斗さん・矢沢心さん】に見習いたい4つの習慣

突然ですがパートナーとの関係性は良好ですか？最近は会話も少なくなり、まだまだ続く夫婦関係がこの先不安という方が多いようです。そこでほんの小さな心がけを続けることで、改めて新鮮な夫婦関係を築ける仲良しの秘訣をご紹介！今回は美ST世代の魔裟斗さん、矢沢心さんから「夫婦仲良い秘訣」を教えていただきました。

矢沢：一緒に筋トレをするようになってから、私、くびれが出てきたよ！
魔裟斗：同じジムのボディメイクチャンピオンにウエストを細くする筋トレのやり方を学んで、教えてるからね。
矢沢：週2のジム通いは正直きついけど、最近体型が整ってきて、やってよかった。たまに「腹筋が割れてきたね」とか天使の囁きが聞こえると、だよね、だよね、って嬉しくなる！
魔裟斗：いちばん身近にいる奥さんには綺麗にいてほしいから。奥さんを見て、男の器量もわかるからね。
矢沢：ハハハ！
魔裟斗：数年前まではボディタッチもできなかったけど、意識してするようになったんだよ。
矢沢：え、そうなの。なんで？
魔裟斗：お母さんの顔になってたから。このままだとおばさんになっていくと心配で、女性の部分を思い出させなきゃいけないと思った。
矢沢：私、安心しちゃってた。子供が第一優先で自分のことは二の次で。女性の部分はいらないと思っていたから。
魔裟斗：お母さんぽいね、は、女性にとって褒め言葉じゃないんじゃないかな？
矢沢：そう言われて、3人目を産んでから女性らしさを取り戻したいと思ったの。それでネイルサロンやまつエクを復活し、メンテナンスをするように。私にとって美は、自分のためだけでなくて、あなたのためなんだよ。
魔裟斗：徐々に女性を取り戻しています。僕にとってもボディタッチは男性の部分。今やルーティン化してる。浮気はしないけど、あなたを含めて女子の目は常に意識しているから。
矢沢：それは男性にも必要だよね。女性の目を意識すると強さに柔らかさが加わり、よりカッコよくなると思う。筋肉の付き方とかヘアスタイルとかよいと思ったら私も褒める。お互いをよく見て、よく話して、相手を知ることが私たち夫婦が上手くいくコツかな。

魔裟斗：うちは喧嘩もしないし、ギクシャクもしない。選手の頃は、イライラしていたけれど。
矢沢：大変だった。機嫌が悪い時は話しかけても嫌だろうし、意識して私から何も言わないようにしてた。
魔裟斗：思いやりがありがたかったよ。
矢沢：今も思うことはたまにあるけれど、そのつど言わない。10個貯めると私が爆発するから5個溜まったら言うようにしてる。感情のまま流されない。
魔裟斗：僕は溜めない。でも記憶にとどまらないから言ったらそれで終了。
矢沢：オブラートに包んでるけど、強めに言うのでちょっと傷つくよ。
魔裟斗：17年経っても慣れてない？
矢沢：慣れませんけど！（笑）
魔裟斗：ごめん。口が悪いだけだから。
矢沢：私のこと、家族のことを一番に考えてくれてるし、感謝しています。
魔裟斗：ご飯会の僕の去り際は「妻を抱くので帰りまーす（笑）」。
矢沢：言ってる言ってる（笑）。
魔裟斗：僕はもっとスキンシップをとった方がいいよって周囲に言ってます。連鎖すればいいと思っているので。
矢沢：（笑）。
魔裟斗：普段からフェロモン出し合っていたら夫婦は上手く行くと思います。

2024年『美ST』4月号掲載
撮影／古水良（cheek one）　ヘア・メイク／山内マサヒロ〈魔裟斗さん〉、藤井まどか（untitled）〈矢沢さん〉スタイリスト／三島和也（Tatanca）〈魔裟斗さん〉、田中トモコ（HIKORA）〈矢沢さん〉　取材／安田真里　構成／岡村宗勇