橋本マナミさん・39歳【祝・第二子妊娠！】第一子の妊娠時にしていた妊活とは？

このたび第二子妊娠を発表された女優の橋本マナミさん（39歳）。2019年に電撃結婚、2020年7月に第一子をご出産され、そのたびに大きな話題を集めています。マルチに活躍する多忙な仕事柄、実は第一子のときは1年ほど妊活していたというエピソードが。仕事と両立させながらの妊活や妊婦生活、さらに 「スーパー安産だった」という第一子ご出産のお話を振り返ります。

結婚するまではキャリアを中断するなんてありえず、子供を持つことについてあまり深く考えたことがなかったんです。でも子供はいつでも産めるものではないし、やはり彼との子供が欲しいと思い、実は1年ほど妊活をしていました。体力はあるのですが、職業柄生活が不規則。舞台の間はピルを飲んでいたり、生理不順で医師からは子供を望むなら早めの妊娠を勧められていたこともあり、正直妊娠できないかもという不安のほうが強かったです。

「BHY」というホリスティック医学や東洋医学に強いサロンで女性ホルモンを活性化するお灸やかっさ、漢方を飲んだりして妊活。仕事も並行してあったので、ピルは舞台が落ち着いたらやめてみたり。そのおかげなのか、思ったよりも早く授かることができました。

つわりで野菜スープしか飲めない時期もありましたが、比較的順調な妊婦生活だったと思います。一般の方にインスタのDMを送って教えていただいた「秋川牧園」から無農薬野菜を取り寄せたり、料理家の中島芙美枝さんから塩麹や酵素ジュースの作り方を教わったり、免疫力アップを図りました。野菜の栄養素を最大限摂れるような調理法も意識。

出産後の仕事復帰を考え体型を早く戻したい気持ちもあり、オンラインでのストレッチ、ヨガ、スクワットなどで積極的に体を動かし、極端に太ることもありませんでした。それでもむくむので脚をなるべく上げるようにしたり、保湿しながらリンパマッサージをしたり、エルバビーバの妊娠線予防クリームを使ったり。

シミが出やすくなるので美白コスメを使うなど、一通り妊婦ができる美容はしていましたね。特に肌がすごく乾燥して痒くなったので、クリームは気になる時に塗るように。

コロナの流行という未曾有の時期に妊娠したことで不安はもちろんありましたが、外食せず、家で調理する機会が増えて料理の腕も上がりましたし、仕事もリモートになって体に余計な負担もかからず、夫と一緒にいる時間も長かったので良いことも多かったように感じます。子供は2～3人は欲しいと話していますが、まずは目の前の子育てを頑張りながら、考えていきたいですね。

自宅で破水後病院に直行し、到着後5～6時間で生まれたのでスーパー安産！「明日から産休」と言った翌日です（笑）。名前には「仕事の成功、独立心、人望」の願いを込めました。産後はケア施設に1週間入り母乳指導や母体をケア。日々息子への愛しさが募ると同時に、育ててくれた母へ感謝の思いも強くしました。

今後の仕事は母親になったからといって制限することなく、女優、タレントとして舞台からバラエティまで、引き続き活動していきたいと思っています。橋本マナミと出産や育児、なかなか結びつかないイメージですよね？ 結婚、出産を経験したことで幅も広がり、新しい挑戦もできるのではとワクワクしているんです。30代は女盛りでもあるから、私の原点であるグラビアの仕事も封印しません。「ママ」と「セクシー」の両立は大変だと思うけれど、女性はいろいろな面を持っていて当然だし、素敵なことだと思うので、清潔感のある柔らかな色気を表現していきたいですね！

ウィズコロナの今は、母のサポートもお願いしづらい状況。出産後どう働いていけばいいのかイメージが難しいから、幼い子供がいて、バリバリ働いている女優さんやヘアメークさんに会った時に育児と仕事の両立の仕方を相談して、ベビーシッター、保育園事情などを教えてもらっています。仕事に復帰したくてウズウズしている気持ちもありますが、産休でエネルギーを完全に充電したら、いざ、戦場に赴こうと思っています。そう、芸能界って私にとっては戦場……強くないと生きていけない厳しい場所です。愛する家族ができたので、今まで以上に頑張れる気がしています。

2020年10月号『美ST』掲載
撮影／伊藤彰紀〈aosora〉　ヘア・メーク／KUBOKI 〈Three PEACE〉　スタイリスト／菊地ゆか　取材／中田ゆき　編集／浜野彩希