PEOPLE
日本と海外に拠点を持ちながら、仕事に子育てに全力で向き合う黒木メイサさん。エキゾチックな美貌とヘルシーな魅力はJJモデル時代から変わらず、大人の品格も加わりますます輝きは増すばかり。そんな黒木さんが30代半ばになった今思う今後のビジョンや、家族の存在について素直に語っていただきました。
《Profile》
1988年5月28日生まれ。沖縄県出身。2004年に『JJ』でモデルデビュー後、映画・ドラマや舞台、歌手としても幅広く活躍。2023年5月に約20年所属した事務所から独立。現在はハワイと日本を拠点に活動し、2児の母でもある。
今までの人生でやり残したこと? ないですね。
昔からそうなんですけど、今をベストに過ごすことが私にとっていちばん大事なこと。それを続けていけば、未来も絶対にベストになるはずだと信じているんです。目の前のことに全力で取り組んでいればいい、その時に出す自分の答えがベストなんです。もちろん、後から「もっとこうすればよかったのかも」と少し思うことはあっても、行動したこと自体に後悔したことはないですね。
だから、例えば○年後に〇〇がしたいから逆算して今これをする、というような逆算思考もありません。計画を立ててやっていく方法にも憧れるけれど、自分は向いていないから、できないことでストレスになるんだったらやらないほうがいい。何歳までにこうなっていたいとかのイメージは描いていませんね。
あ、1度だけ将来の目標みたいなものを紙に書いた記憶はあるけれど、確かめた記憶もないし(笑)。多分私はそっち派じゃないのかな。
これも大人に怒られそうな直感型エピソードなんですが(笑)、海外に住むことも我々の中ではごく自然なタイミングで生まれたアイデア。子どもが小さい頃は、のびのびとした環境で育ってほしいという気持ち、家族で一緒にいたいという思いがあったので、2018年からハワイとロスを行ったり来たりして生活をしていました。
ハワイは気候も穏やかで、全体的にのんびりとしていてオープンで、子育てしていくには最高の環境。余計なことを気にしなくていいのは本当にストレスフリーでした。
そしてたまたまなんですが、一人目の子育てがめちゃくちゃ楽で(笑)、生まれた瞬間からなぜ泣いているのかわからないってことがなくて、手がかからない。よく寝るし、夜もちょっと起きてぐずっても母乳をあげればすぐに寝てくれて。なんて親孝行な子! 子育て、楽しい! みたいな感じでハッピーに過ごしていました。
でも二人目でようやく子育ての真髄がわかったんです(笑)。下の子は何をやっても泣き止まなくて。「みんなが言っていたのってこれなんだ!」と腑に落ちました(笑)。
子どもには英語の発音をよく直されます。「それじゃ伝わらないよ」とダメ出しされるんです。上の子は本を読むのがすごく好きで、絵本や童話を一人で読んでいますね。小さい頃から「おもちゃは特別な時にしか買わないけど、本なら欲しいもの、好きなものをいつでも買っていい」というのが我が家のルールだったので、買ってもらえること自体嬉しかったみたい。最近は動画を撮って自分で編集したりもしていますね。
下の子は活発で本当に対照的ですから、同じ親から生まれても子どもって全然違う。面白いですよね。
今も、日々ベストな選択をしていれば、それに自分が納得できていれば、先のことまでは考えないようにしています。だって何をどう考えても5年後の保証なんてないですから。
もちろん月日が経てば子どもが成長して楽になっていたり、反対に思春期で悩みが増えたりすることもあるかもしれません。でも今考えても仕方ないこと。子どもが辛そうにしているのは絶対嫌だから、その時はすごく自分も何かしらの答えを一緒に考えるとは思いますけどね。
10代後半から22歳まで、「生き急いでいた」頃は、いつ死んでもいいと思っていました。でも、今はそんなことは全く思わなくなりました。以前はスカイダイビングやりたかったけど、今は絶対にやりたくないですし(笑)。そこは若い頃とはすごく変わった点かな。
個人的なマイブームとしては、まだ数回しか行っていないけれどピラティスはハマりそうな予感。ハワイではよくハイキングに行くので東京でも行きたいけれど、都内だとハイキングにふさわしい場所まで時間がかかってしまうので、神社巡りとかをしてみたい。以前、明治神宮をゆっくり歩いたら4時間くらいかかったんです!ハイキングの代わりに神社巡り、してみたいですね。そうやって自分の時間も大切にしつつ、子どもと一緒にいられる時間も丁寧に過ごしたいと思っています。
子育てには、親としてのいろんな感情もつい入りがちだけど、基本的には一人の人間として向き合っていきたいですね。彼らの成長を見守りながら、自分も日々ベストを尽くして前だけ向いていろんなものを一歩一歩、コツコツと積み上げていきたい。
先のことを考えすぎず、今この瞬間を精いっぱい生きているのは昔と変わらないけれど、生き急いでいた頃と今は大きく違います。昔は自分一人のことしか考えていなかったけれど、今は一人じゃないのですから。
《衣装クレジット》
ドレス ¥28,600(PERVERZE)フープシルバーピアス ¥41,800(BONEE)その他スタイリスト私物
撮影/三瓶康友 ヘア・メーク/中野明海 スタイリスト/亘つぐみ(TW) 取材/柏崎恵理 編集/浜野彩希
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2025年11月16日(日)23:59まで
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