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1.@cosmeベストコスメアワード2023 下半期トレンド予測

2.キーワード詳細

昨年頃からコロナ禍に関連した制限が徐々に解除されて外出機会が格段に増え、さらには2023年3月12日以降マスクの着用が任意となったことから、一時は大きくダウンしたメイク需要が復活しています。
本日発表の「@cosmeベストコスメアワード2023 上半期新作ベストコスメ」でも、ディオール「 ディオール アディクト リップ マキシマイザー」が総合大賞を受賞しました。このようなメイク需要の高まりと共に上半期はリップメイクや口元への関心が集まりましたが、今後はこれまでマスクの下に隠れていた「鼻」への意識が高まり、注目のパーツになると予想されます。
2023年5月下旬に実施した@cosmeユーザーを対象とした「化粧品に関するアンケート 」(以下、ユーザーアンケート)にてここ半年間の意識や行動の「変化」を聴取したところ、10代~30代の37.0%が「マスクで隠れていた鼻が気になるようになった」と回答しています。

さらに、”スキンケア”のここ半年間の意識や行動の「変化」では、「鼻の黒ずみや毛穴が気になるようになった」と全体の47.3%が回答しています。なかでも10代では61.9%が気になるようになったと回答していることから、若い世代を中心に鼻への意識の変化が起きていることがうかがえます。

くわえて、@cosmeのクチコミ内では、「鼻根」「小鼻」「鼻中」「鼻翼」など、鼻ひとつに多彩なワードが駆使され、詳細に語られるようになってきています。メイクアップアイテムのクチコミに多く登場する「鼻根」や「鼻先」というワードの出現率は5年でそれぞれ約4倍、約2.5倍に伸長。特に「鼻根」というワードは、昨年から今年にかけて急上昇しており、鼻のメイクにも関心が高まっているといえそうです。

また、『鼻」関連のスキンケアアイテムをみてみると、今年4月に人気美容系クリエイター「やみちゃん」がプロデュースしたYAMMY’S TOY「毛穴モップ」が発売。韓国で主流と言われている3STEP方式を採用した鼻用毛穴パックで、発売から1週間で品薄状態になるなど好調な売れ行きを記録しています。
くわえて、日本初上陸の韓国ブランド「Bamboni」の歯ブラシ型毛穴ケアアイテム「PORE JELLY CLEANSER」が4月に登場、@cosmeの公式通販「@cosme SHOPPING」でも取り扱いを開始しています。モデルがブラシを鼻にあてたキービジュアルを展開しており、鼻のケアへの使用を訴求しています。その他にも韓国ブランド・CNP Laboratory(シーエヌピーラボラトリー)から洗い流すタイプの「鼻バブルパック」が3月に発売されるなど、様々な形状の鼻ケアアイテムが誕生しており、生活者の鼻に対する意識向上とともに、商品の広がりにも期待できそうです。

メイクアップアイテムに関しても、「@cosme TOKYO」で、ノーズシャドウで使用するシェーディングカテゴリの売上が昨対比(4月)の約2.5倍に増加しています。
鼻を意識したメイクアップアイテムもこの春いくつか発売されており、”光と影で理想の鼻筋メイクノーズ用シェーディング×ハイライト”と謳ったキャンメイク「ノーズシャドウメーカー」、やノーズシャドウ用のブラシが付いたケイト「デザイニングアイブロウ3D(デュアルカラー)」が限定発売されています。
さらに、8月にはKANEBOからリアルな影色と絶妙な透け質感で、顔の造形を自然に際立たせるフェースカラー「シャドウオンフェース」も発売予定です。公式サイトでは”鼻筋の横だけでなく、鼻先に塗布し、より高くシャープにみせる”と使い方を紹介しています。

2021年頃から注目されている「人中短縮メイク」においても、鼻はポイントとなるパーツのひとつであり、その影響も含めて、「鼻メイク」が市民権を得る日も近いかもしれません。

2019年頃、ハイライトアイテムはまだまだ上級者向けというイメージがありましたが、セザンヌ「パールグロウハイライト」が、@cosmeベストコスメアワード2019の総合大賞に選ばれ、2021年には殿堂入りを果たしました。今ではすっかりメジャーとなったハイライトアイテム。シェーディングアイテムのメジャー化も期待できるのではないでしょうか。

SNSの普及に伴い、ここ数年で写真加工アプリでの撮影・加工が当たり前となりました。2019年の@cosmeベストコスメアワードを受賞した商品では「まるでアプリで加工したような肌になれる」といったクチコミが出現。また、アプリで加工したような仕上がりを謳う商品も登場し、商品訴求においても変化が起きました。そのトレンドは今やすっかり定着し、”ノーマルカメラでは写真を撮らない”という方も多い印象です。
しかし、最近ではSNSを中心に「#無加工〇〇」と、写真や動画が無加工であることを示す投稿が散見されます。さらに、写真加工アプリ「SNOW」の”No filter”や、ショートムービーアプリ「TikTok」のエフェクトの”無加工フィルター”など「無加工風」の写真や動画が撮れるフィルターやエフェクトも登場しています。
このような新しい動きはSNS自体にも現れています。昨年4月にサービスリリースし、現在Z世代を中心に人気を集めるSNSアプリ「TapNow」は、写真や動画を互いのスマートフォンのホーム画面に送り合うことができるのが特徴です。フィルターや写真編集の機能は実装されておらず、気心の知れた仲間同士で、加工されていないリアルな写真を送りあえる手軽さが評価されているようです。
「TapNow」の開発担当者によると、昨年4月のサービスリリース以降、既に70万人以上の登録があり、今年に入ってからユーザー数が急増しているとのこと。このことから、無加工で写真を送りあえるSNSまでもがトレンド化しつつあることが分かります。

同じくフィルターや編集の機能がないSNSアプリ「BeReal」も、2020年にフランスでローンチされて以来海外の若い世代を中心に人気を集めています。

ユーザーアンケートにて、「自身の考えや気持ちに当てはまるもの」を聴取したところ、10~20代の35.8%が「無加工風に見えるフィルターは魅力的だと思う」、24.5%が「加工アプリではなく、ノーマルカメラで写真を撮ることが増えた」と回答しており、あえて無加工風フィルターを使う、ノーマルカメラで写真を撮る、いわば「無加工主義」が広がっていることがうかがえます。
また、無加工に対する意識の変化に影響しそうなのが、「マスク着用の緩和」です。コロナ禍3年間で、友人同士であっても互いにマスク姿の顔しか知らない、SNS上の顔しか知らないといったケースもあるのではないでしょうか。
ユーザーアンケートでは、ここ半年間の意識や行動の「変化」として、「マスクを外した時の顔・与える印象のギャップが気になるようになった」と、全年代で過半数が回答しており、特に10代は71.6%と高い傾向が見られました。マスクの着用が任意になったことで、「マスクギャップ」を埋めたいニーズ、加工できないリアルの自分を魅力的に見せたいニーズは高まっていきそうです。
無加工への意欲が高まれば、今後は「ノーマルカメラでも盛れる」ことが化粧品の評価ポイントの一つになるかもしれません。クチコミでは少数ながら「ノーマルカメラでも盛れる」ことを評価する動きもみられています。また、このようなユーザーニーズの変化はブランドの商品訴求に波及する可能性もありそうです。



その他の「スパウトパウチ」「スキンケア欲再燃」「イマ―シブ消費」の詳細については以下よりご覧ください。
https://www.istyle.co.jp/news/press/2023/06/0608-trend.html
◆@cosmeとは
月間訪問者約1,650万人、国内外4万2千ブランド・商品数37万点のコスメのデータベースと、クチコミ検索機能や新製品情報などのコンテンツを備えた日本最大の化粧品・美容の総合サイトです。1999年のオープン以来、会員数・クチコミ件数・ページビュー数ともに伸び続け、累計クチコミ数は1,800万件を突破しています。(2022.6月末時点)
URL:https://www.cosme.net
【株式会社アイスタイル 会社概要】 https://www.istyle.co.jp/ 東証プライム・コード番号3660
■所在地:〒107-6034 東京都港区赤坂 1-12-32 アーク森ビル 34 階
■設 立:1999年7月27日
■資本金:52億5,600万円
■代表者:代表取締役社長 遠藤 宗
■事業内容:美容系総合ポータルサイト@cosmeの企画・運営、関連広告サービスの提供
【お問合せ】
株式会社アイスタイル エクスターナルコミュニケーション室
■Email: istyle-press@istyle.co.jp
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