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今回の結果、シミの要因である「メラニン」、くすみの要因である「糖化」「にごり※」、低下するとハリのなさにつながる可能性のある「コラーゲン」の項目で、2020年の方がスコアが良化していることがわかりました。このことは、ライフスタイルのアンケートにおいて、2020年7月~11月は、2019年の同期間と比較して「紫外線によくあたる」と回答した人の割合が少なかったことから、紫外線の影響を受けて変化すると考えられるメラニン、糖化、にごり、コラーゲンのスコアが高くなったと予想できます。
さらに、これからますます気温が低下する秋冬の期間、昨年のグラフを見てもわかる通り、「うるおい」スコアは今後悪くなっていく時期と考えられます。冬の肌のうるおいを奪う要因は乾燥だけではなく、肌の温度も関係しています。マスクは顔表面の温度を下げないことに寄与すると考えられますので、外出時のマスク着用やマフラーやストールで冷気から肌を守ることも、うるおいとあたたかさを保つことにつながります。
※肌の明るさが低下して暗く見えること
調査詳細
■調査期間:
2019年7月1日~11月30日と2020年7月1日~11月30日
■調査対象の肌分析件数:
240,385件
■調査方法:
アペックスの肌分析において、2019年・2020年の7月1日~11月30日の5か月間、肌分析項目のスコア平均値の月ごとの変化に対して2019年と2020年で違いがあったかを、二元配置分散分析により調べたところ、「メラニン」「糖化」「にごり」「コラーゲン」で年による有意差が認められました。 (p<0.05)
また「うるおい」のスコアにおいては2019年11月と2020年11月との比較で、本年のスコアが高くなっていることを見出しました。※スコアは5段階で、5が最も良い評価です。
【各項目の比較データ】
・メラニン
・糖化
・にごり
・コラーゲン
・うるおい
※うるおいスコアは、秋冬の気温低下と乾燥により、
昨年のグラフを見てもわかる通り、10月以降は悪くなると考えられます。
■補足資料:
2019年、2020年それぞれの7月~11月に実施したアペックスのライフスタイルに関するアンケートの回答において、「紫外線によくあたる」の項目の回答率が2020年の方が低いことがわかりました。
この季節の気温低下にはまず、マスクやマフラー、ストールなどの着用で肌のうるおいとあたたかさを保つことが大切です。
朝晩スキンケアを行う前は、両手をこするなどして手をあたたかい状態にしてから行うことや、化粧水のみではなくミルク・クリームを取り入れることもおすすめです。
また、今年の冬は寒さによる血行不良に加え、リモートワークの定着による眼精疲労による目の下のくすみやくまなどのお悩みも増えています。
白いマスクの着用時、目の下の暗さが目立ちやすいと感じる場合は、トーンアップ効果のある下地の重ね付けや、ファンデーションやコンシーラーでカバーすることもおすすめです。
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1989年に誕生。ひとりひとりが思い描く未来に自分らしい肌でいるために、ポーラが分析・プロダクト・パートナーで伴走者となり、様々なパーソナライズドサービスをお届けするブランド。ポーラでは、30年間にわたり女性の肌を見続けてきたことで約1,870万件(2020年1月現在)の肌のビッグデータを蓄積し日々の研究や製品開発に活かしています。
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