PRTIMES
5月にWHOが各国政府に向け「新型コロナ対応の中心にメンタルヘルスを据えるように」と呼びかけを行いました。しかし実際は、新型コロナがもたらした健康問題はメンタルヘルスの悪化だけではありません。これまでにウーマンズが実施した女性生活者インタビューなどでは、メンタル不調が身体的不調の出現や持病悪化をもたらしたばかりか、自粛生活・働き方の変化・消費行動の変化などの“新しい日常生活”が身体的不調を直接的に引き起こしている事例が数多く見られました。

女性ヘルスケア市場を専門にリサーチ&コンサルティング事業を行うウーマンズ(東京・江東区、代表取締役:阿部エリナ)は、新型コロナで変化した日常生活がもたらしている健康二次被害を探るために、全国の20~70代の女性340名を対象に「新型コロナが女性にもたらした健康二次被害の実態調査」を実施しました。その結果、新型コロナによる生活の変化で、52%の女性が「健康面・美容面で不調が出現した・持病が悪化した」ことが明らかになり、中には、2月~5月の短期間で最大で10種の不調が出現した女性もいました。[URL] http://womanslabo.com/goods-10

【調査結果トピックス】
【1】52%の女性が「新型コロナの生活変化で不調が出た」
【2】不調出現の割合が最も高いのは40代女性
【3】心身の至るところに不調が出現、最大1人あたり10種
【4】女性たちは、”コロナ共存時代”の新たな形のヘルスケアを模索
《トピックス1》
52%の女性が「新型コロナの生活変化で不調が出た」
20~70代女性340名に「新型コロナによる日常生活の変化で、美容面・健康面で不調が出現しましたか?(持病の悪化を含む)」と聞いたところ、52%の女性が「不調が出た・持病が悪化した」と回答しました。2人に1人の女性に不調の出現があることがわかりました。なお割合としては低いものの、15%の女性が「(新型コロナによる生活の変化で)体調に良い変化があった」と回答しました。テレワークなど働き方の変化により、睡眠時間をこれまでよりもしっかり確保できるようになったこと、電車通勤や職場内の人間関係から解放され心理的負担が軽減されたこと、通勤しなくなりメイクをしなくなったこと、普段よりも自由に使える時間が増えたことでスキンケアにかける時間が増えたことなどがその理由で、「慢性疲労がとれて体調が良くなった」「眼精疲労がとれた」「肌の調子が良くなった」「心に余裕ができた」という回答が、特に働き世代である20~50代の女性に見られました。
《トピックス2》
不調出現の割合が最も高いのは40代女性
調査結果を年代別に見ると、特に不調出現の割合が高いのは40代で55%でした。40代は「働き世代」「子育て世代」「ローン世代」「更年期世代」で、生涯の中でも特に心身への負担が大きく、心配事・悩み事・経済不安などが大きい時期です。全年代の中で40代の不調出現の割合が最も高かった理由は、そういった背景が関係していると考えられます。一方で、不調出現の割合が他年代と比べて低かったのが20代と70代。20代は、年齢的な若さからもともと健康問題が少なく、また心身へのさまざまな負担が少ないライフスデージにいることが理由と言えそうです。70代は高年齢ということもあり、もともと不調・持病を抱えてはいるものの、老後生活による時間的ゆとり、精神的ゆとり、(年金受給により)経済不安が少ないことから、有事でもある程度の健康力を維持できているのかもしれません。有事で特に不調が出やすいのは、多忙を極め心身の負担が大きいライフステージにいる30~50代であることが調査結果から読み取れます。コロナ共存時代においてこの年代は特に健康の変化に注意が必要で、ヘルスケアのニーズが高いと言えるでしょう。

《トピックス3》心身の至るところに不調が出現
次に、「不調が出現した」と回答した女性のうち各年代6名ずつ(計36名)に具体的な不調の内容を聞いたところ、新型コロナによる生活の変化に起因した様々な不調が心身の至るところに出現していることがわかりました。原因は、自粛生活や働き方の変化などによる生活サイクルの乱れでヘルスケア意識が低下したこと、過ごす時間が長くなった自宅内の環境が整っていないこと、自粛生活で普段とは違う行動が自宅内で発生していること、外出自粛のために思うようにヘルスケアができないこと、日常的な感染対策を続けていること、自粛生活における人間関係、ストレスなど、実に様々でした。中には2月~5月の短期間の間で10もの不調が出現した女性もいました。もともとの不調・持病の有無に関係なく健康状態・美容状態にネガティブな変化が起きている様子からは、コロナ共存時代がもたらした新たな健康問題が見えてきました。
《トピックス4》女性たちは、”コロナ共存時代”の新たな形のヘルスケアを模索
他、36名には、各不調に対するセルフケア実施の有無やセルフケアの方法などについても聞きました(質問項目は以下)。
新型コロナによる日常生活の変化で出現した健康・美容面の不調の内容(持病の悪化を含む)
私が思う、不調が出現した理由
出現した不調に対するセルフケアの有無
セルフケアをしている女性のみ:セルフケアの方法・頻度・その方法を選んだ理由、セルフケアの結果、セルフケアにあたり困ったこと
セルフケアをしない女性のみ:セルフケアをしない理由、セルフケアをしないことに対する不安や迷い
全体的には、自粛生活の中でも入手できる商品やサービスを活用して積極的にセルフケアを実施する女性の姿が目立ちましたが、セルフケアにあたり「どれが適切かわからず商品選びに困った」「(感染が怖いので)病院には行きたくない。かわりに市販薬を買おうと思ったが、店頭で薬剤師に相談できなかった」「病院で受診できない今、不安はどんどん大きくなる」「期待した効果がでない」「ネットで情報収集するも、広告が多すぎてどれが良いのか判断がつかない」など、セルフケアに自信を持てずに不安・不便・迷いを感じる声も多くありました。
また、自粛生活で平時と同じ美容ケアができなくなったことを機に、新たな価値観へとシフトし、美容ケアをポジティブに”放棄”する女性もいました。外出自粛や感染対策を背景に、”新しい日常生活”が女性たちにさまざまな健康問題をもたらし、新たな悩み・不安・ニーズ・意識変化・行動変化をも生み出しました。女性たちは今、”新たなヘルスケアの形”を模索しています。
【調査概要】
■調査名: 新型コロナが女性にもたらした健康二次被害の実態調査
■調査対象: 全国の20~70代の女性340名
■調査期間: 2020年4月17日~5月29日
■調査方法:340名の女性にアンケート調査を実施。そのうち、新型コロナウイルスによる生活の変化・働き方の変化が原因で「健康面・美容面で不調が出現した」または「持病が悪化した」と回答した各年代の女性6名ずつ(計36名)に、その具体的な内容などについてアンケート調査を行い、その後、電話またはメールにて個別にインタビューを実施。(※)当社ウーマンズが連携するモニター管理会社ラビッツ・コーコ保有の女性モニター
■属性詳細:20代女性(n=27)8%、30代女性(n=58)17%、40代女性(n=100)29%、50代女性(n=98)29%、60代女性(n=44)13%、70代女性(n=13)4%
■対象女性のライフコース:シングル、DINKs、DEWKs、専業主婦
※当リリースの文言・画像をご利用頂く場合は、必ず「出典:ウーマンズ」「引用:ウーマンズ」との記載をお願いいたします。
【ウーマンズについて】

「世の中に溢れている各社のヘルスケア商品・サービスが、1人でも多くの女性に適時適切に届く社会の実現」に向けて、法人向けに「リサーチ&コンサルティング」と「法人用ニュースサイト運営」の2業務で、女性ヘルスケア企業を支援している会社です。各社の意思決定をサポートする、女性ヘルスケア市場に特化した分析と専門情報の提供を強みとしています。
【会社概要】
会社名:ウーマンズ
所在地:東京都江東区青海2-5-10テレコムセンタービル東棟14F
代表者:阿部エリナ
設立:2008年6月4日
URL:https://www.womans-jp.com/
事業内容:女性ヘルスケア市場専門の「リサーチ&コンサルティング事業」と「法人用ニュースサイト運営」
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