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ここ数年でコスメの選択幅が広がったことは、肌がゆるぎがちな美ST世代には嬉しいこと。なかでも美ST世代のパワフルな女性が手掛けるコスメブランドの勢いが止まりません!人気の理由を探るため、彼女たちのライフスタイルや美容への向き合い方をのぞかせてもらいました。
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お話を伺ったのは…bior organics 代表取締役 工藤由美さん・56歳
《Profile》
短大卒業後に出身地の大分放送のアナウンサーに。夫が単身赴任の中、2児の育児に奮闘した経験から、44歳のとき時短かつ安心して使えるオーガニックコスメ開発のため起業。
食材はできるだけオーガニックに。この日のメニューは根菜たっぷりの豚汁、薄塩の鮭、牛蒡と万願寺とうがらしの酢の物と黒米。
東京と大分の二拠点生活に加え、常にハードワーク。美容はタイパ重視の私が唯一気をつけているのが「食」。食べすぎると体調が悪くなるので、基本的には毎日2食、16時間ファスティング。食事は自炊中心で、素材はできるだけ地元・大分産の低農薬やオーガニックをチョイス。オーガニックにこだわる姿勢は製品づくりにも反映させていて、アイテムのほとんどがオーガニック認証を得ています。体も製品も常にピュアに保つことが、これから先の若さと健康に繋がると信じています。
(写真左上)自ら工場に赴き開発。次の目標はリップやチークなどのカラーコスメのリリース。
(写真右下)現在も東京と大分の二拠点生活。新製品のオーガニック部分シートパックを自ら試供しながら、パソコンで資料作り。
オーガニック食品は常にストック。お気に入りは大分県の「農園きや」レモン果汁。
’21年に発売したオーガニッククッションファンデが大ヒット!エイジングケアできるオーガニックスキンケアも人気。
\スターアイテム/
左から〈オーガニックアクアクッション〉最初のヒット商品。〈スキンベース マリンサイエンス ブースター〉〈オーガニック認証 薬用美白ローション〉オーガニックと美白を両立した新商品。容器はリサイクル可能。
2024年『美ST』11月号掲載
撮影/吉澤健太 取材/安西繫美 再構成/Bravoworks,Inc.
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2024年12月16日(月)23:59まで
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