SKINCARE
美ST世代が注意すべき肌の老化現象「皮膚粗鬆症」。いつものお手入れでは「こじらせ乾燥」肌になるリスクがいっぱい。そうならないためにスキンケアを見直しましょう。
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まず屋外では湿度が下がります。暑かった夏の肌ダメージが残ったまま乾燥した空気にさらされ、屋内ではエアコンにより乾燥が加速します。またもう一つの要因は、加齢による肌の衰えとホルモンバランスの低下。特に40代以降、急激に女性ホルモン値が下がることは見落としがちです。骨粗鬆症をなぞらえて「皮膚粗鬆症(デルマトポローシス)」と言われています。皮膚の働きが落ち、皮脂、天然保湿因子、細胞間脂質が減少。肌全体が薄くなり、外的刺激にも弱くなります。いつもと同じ、若い頃と同じケアをここでいったん見直すことが大切。また、紫外線は冬でも大きなリスクなので、UVケアは必ず行いましょう。
肌につっぱり感やひりつきを感じたら、初期乾燥肌のサイン。この段階ではスキンケアや生活環境で改善することが可能なので、今すぐ見直しを。放置すると、手触りがゴワゴワし、肌表面がめくれたり、赤みや痒みを感じる「こじらせ乾燥」肌になり、これは皮膚科の処置が必要です。
・なるべくシンプルケア
・水分を油分の前に補給する
・水と油が一緒にとれる良質なサラサラオイル美容液で肌を柔らかく
・最後にフタをするコスメを忘れない
・ナイアシンアミド、トラネキサム酸、NAG、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどの成分配合に注目
・シートマスクは摩擦もなく、湿布の効果がある
\つけ方も大事です/
化粧品を入れ込みたいからと擦るのはNG。肌表面というより液やクリームの上をクルクルと撫でるように塗布し、乾燥した肌に摩擦を与えないよう注意を。
お話をお聞きしたのは
銀座スキンクリニック院長・坪内利江子先生
日本医科大学卒業後、同大皮膚科に勤務し、医局長・講師を歴任。ハーバード大学でレーザーの基礎臨床研究を3年間行い、2005年にクリニックを開院。
2025年『美ST』3月号掲載
撮影/Youjin Lee(aosora) 取材/大山真理子、安部麻維子 再構成/Bravoworks,Inc.
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2025年3月16日(日)23:59まで
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