SKINCARE

ブツブツ、黒ずみ、シワ・たるみ……あなたの「ワキ」大丈夫?

ノースリーブでつり革、ヨガやエステなど、実は結構見られているワキの下。ムダ毛がないからって安心していませんか?ブツブツや黒ずみなどの悩みを解消して、思わず触りたくなる、芸能人みたいなツルツルワキを目指しましょう!

 

 

<ブツブツ>

原因>>>刺激、乾燥、毛穴づまりの3つが、ザラつきとブツブツの主な原因

 

 

脱毛していて毛がなくても、細菌が毛穴の奥に入りこんで起きる炎症や、産毛などの毛穴周囲の皮膚が硬くなってしまうと、ブツブツしたものが多数できることがあります。またワキは、日常あまり刺激を受けない部位なので、摩擦・刺激に弱く、紫外線にも当たらないためとても敏感。摩擦が多いことによる乾燥や角質が溜まることでワキ全体がザラついてしまいます。

 

 

 

対策>>>ブツブツの解消・予防には、古い角質を除去することと毎日の保湿が大切

 

 

ワキのブツブツのセルフケアは、毎日の積み重ねがとても大切です。摩擦や刺激 を減らして皮膚が硬くならないようにすることを心がけ、乾燥により角質が溜まって硬くなった皮膚を柔らかくする尿素成分を配合したスキンケアをしたり、保湿を毎日の習慣に。週に1度はピーリングで古い角質をやさしく取り除くことも オススメです。

 

 

 

硬くなった皮膚をより柔軟にし、潤いを素早く浸透させます。尿素10%クリーム60g(オープン価格)/資生堂

 

 

 

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<黒ずみ>

原因>>>刺激によるメラニンの色素沈着や、古い角質による肌ぐすみが原因

 

 

ワキは普段あまり刺激を受けない部位なので、物理的な外側からの刺激には敏感。過剰なお手入れなどの刺激で肌が炎症を起こすと、それが原因で黒ずんでしまいます。さらに刺激が繰り返されるとメラニンの排出量が増えてこれも黒ずみの原因に。新陳代謝が悪くターンオーバーが遅い場合も角質が溜まって肌がくすみ、黒ずんで見えることがあります。肌に合わない制汗剤等の過剰使用も黒ずみやシミになることも。

 

 

 

対策>>>メラニンの生成を抑えて、皮膚のターンオーバーを促す

 

 

炎症による黒ずみに対しては、まず炎症を取り除くこと。トラネキサム酸やビタミンCなどを含むスキンケアは、炎症による色素沈着の黒ずみが軽減するのを助 けます。また刺激を避け皮膚を守り大切にすることが大事です。入浴時には石鹸で皮膚表面の汗や古い角質などの汚れを、こすらないよう優しく落として保湿を。制汗剤の過剰使用はやめましょう。

 

 

トランシーノ薬用ホワイトニングクリアローション(医薬部外品)175㎖¥3,600/第一三共ヘルスケア

 

 

 

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<シワ・たるみ>

原因>>>加齢によるコラーゲンの減少と皮膚の乾燥、筋肉の衰えも影響

 

 

実は黒ずみやブツブツに並んで悩みが多いのが、ワキのたるみやシワ。皮膚の加齢によって顔の加齢変化と同様に皮膚のコラーゲンなどが減少し肌の弾力がなくなることから、シワやたるみができてしまうと考えられます。また、ワキ周辺の肩や腕の筋肉の衰えによるたるみがワキの皮膚のたるみにも影響します。その他にも、ワキの皮膚が乾燥したり刺激などによって角質が厚く硬くなるとシワができやすくなります。

 

 

 

対策>>>顔と同じアンチエイジングスキンケアを。油分の多いものは避けて

 

 

シワやたるみのケアも、顔のスキンケアと同じように皮膚の代謝をよくするQ10やプラセンタなど、アンチエイジング的スキンケアがオススメです。また保湿ローションなどをたっぷり使って、肌に潤いとハリを与えて。たるみにはワキ周辺の肩や腕の筋力トレーニングやストレッチなど、筋肉を鍛えるのが効果的。

 

 

 

左から、ホワイトラベル 金のプラセンタもっちり白肌濃美容水180㎖¥1,200/ミックコスモ、DHC 薬用Qローション(医薬部外品)160㎖¥3,334/DHC、肌ラボ 白潤 薬用美白化粧水(医薬部外品)170㎖¥740(編集部調べ)/ロート製薬

 

 

 


 

 

原因やケア方法について教えて頂きました

ブツブツや黒ずみは、実は摩擦や刺激が原因のことも。摩擦が多く乾燥すると、ワキ全体がザラつきます。また、過度の刺激によって炎症を起こすことで黒ずみの原因に。肌は汗によって浄化します。ワキは顔よりも毛穴が多く、本来の皮膚の力で潤うことができるので、保湿しすぎるのもあまり良くありません。またワキも加齢に伴いシワやたるみがあらわれます。顔と同様にアンチエイジング的なスキンケアをオススメします。

 

教えてくれたのは……木下香里先生 木下皮フ科クリニック院長
美容皮膚科の最新技術でアンチエイジング、若返り治療を提供する信頼できるクリニック。

 

 

木下皮フ科クリニック
大阪市西区北堀江1-1-23 養田ビル四ツ橋館2F ☎06-6536-0230(完全予約制)

 

 

 

自己ケアなどでワキに刺激が繰り返されると、メラニンの排出量が増えて黒ずみの原因になります。また、制汗剤の過剰使用が肌の黒ずみやシミになることもあります。肌状態を見ながら保湿ケアを行い、肌を整えていくことをオススメします。TBCのスーパー脱毛を受けると、ダメージ肌が気になる方は専用ローションのイオン導入やビタミンCのパックで、素肌を整えるワキのトリートメントコースが受けられます。

 

教えてくれたのは……名越華子さん TBCグループ株式会社 広報室
長年積み重ねてきた経験で女性の多様な要望に応えるトータルエステティック。 TBCならではの高品質な脱毛、ボディシェイプ、フェイシャルなど女性の美をトータルサポート。

 

 

 

 

2018年『美ST』8月号掲載
撮影/奥山栄樹 モデル/高見由貴(TEAM美魔女) ヘア・メーク/NANAE(GROOVE) 取材/浦崎かおり

 

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一生元気に!自愛ビューティ

ブツブツ、黒ずみ、シワ・たるみ……あなたの「ワキ」大丈夫?

2025年1月号

2024年11月15日発売

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