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今シーズンは例年より早くから、花粉症に悩まされている人も多いのでは? 日本人の4人に1人が発症しているともいわれる、もはや国民病と言っても過言ではない花粉症。辛い花粉症シーズンをなるべくストレスフリーに過ごすには? 花粉症歴30年以上の45歳・美容編集者が日比野佐和子先生に花粉症対策の最新トピックを伺いました。
医療法人社団康梓会 Y’sサイエンスクリニック広尾統括院長、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学特任准教授、医学博士。内科医、皮膚科医、眼科医、アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学会専門医)。同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授、(財)ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長などを歴任。中医学、ホルモン療法、プラセンタ療法、植物療法(フィトテラピー)、アフェレーシス療法(血液浄化療法)などを専門とする。アンチエイジングの第一人者として国際的に活躍するほか、テレビや雑誌などにも数多く出演。
春への季節の変わり目に、肌のコンディションが崩れるという人は多いのでは?
資生堂の調査※1によると、女性1200名のうち約6割が「春先に”肌のゆらぎ・肌あれ”を感じる」と回答しており、かつ、花粉症でない人に限っても、約4割が春先の肌トラブルを感じているという結果に。春先の肌あれは、花粉症者に限った悩みではないのです。
それもそのはず。花粉症の人もそうでない人も、花粉が原因で肌あれを起こすという新事実が明らかになったのです。
「最新の資生堂の研究で、花粉が肌に付着することで花粉症ではない人でも肌あれを起こすことが示唆されました。花粉症の人でなくても“花粉肌あれ”対策をする必要があります」(日比野先生)
※1:2020年12月 資生堂調査。対象者:20代~40代の花粉症の女性600名と花粉症ではない女性600名の計1200名
「多くの花粉症の原因になっているのがスギ花粉。スギ花粉に含まれるタンパク『Cryj1(クリジェイワン)』が、目や鼻のアレルギー症状を引き起こす物質ですが、この物質は肌に付着することでも悪影響を及ぼします。
『Cryj1(クリジェイワン)』が肌に付着すると、通常は活動していない肌の中の『トロンビン』という酵素が活性化し、表皮細胞が興奮状態に。これが肌あれの原因となります。
それに加え、春先に強くなる紫外線のダメージや、新生活への精神的ストレスなどが肌のバリア機能を低下させ、ますます肌あれを助長してしまいます」(日比野先生)
“花粉肌あれ”を防ぐためには、なるべく花粉を肌に付着させないことと、皮膚のバリア機能を低下させないことが重要です。
柔らかな肌触りと通気性のよさから、化粧用のパフ材をマスクにするという斬新な発想の「エアロテクノ ムースマスク」。
生地に接触した特定のウイルスを2時間で99.99%減少させる抗ウイルス加工と花粉粒子を99%カットできるという高機能。水洗いして繰り返し使用でき、50回まで抗ウィルス効果が持続。
通気性も高く、ちぎれにくいよう耳にかける部分も補強されています。継ぎ目の凹凸のない接着で、滑らかで美しいフォルムも嬉しい。
エアロテクノ ムースマスク
カラー:2色(ヌードベージュ、シルキーホワイト) サイズ:S、M、L 素材:ポリウレタン
1枚入り¥1,980(小松マテーレ株式会社)
「マスクをするだけでなく、花粉やほこり、紫外線ダメージ・乾燥などの外部刺激から守ってくれる乳液などで肌を覆っておくことが、花粉の付着を軽減することにつながります。
また、肌のバリア機能は、角層の水分が保たれ、細胞間脂質がきちんと生成されていることで維持されるので乾燥も大敵。日中に数回、花粉からガードしてくれる保湿ミストをするのもおすすめです。
今年は感染症予防の換気のために部屋にいても花粉を浴びてしまいがち。部屋で過ごす日も外出時と同等の花粉ケアで備えましょう。」(日比野先生)
「花粉ガード乳液といえば…」のdプログラム「アレルバリア」シリーズが今年リニューアル。
「アレルバリア エッセンス N」は、花粉・ほこりなどの微粒子汚れ・紫外線ダメージ・乾燥などから肌を守り、美肌を育んでくれる日中用保護美容液。資生堂の新知見に基づく「アレルバリアテクノロジーNEO搭載」で、花粉肌あれからしっかりガードしてくれるはず。全身に使え、ファンデーションのつきやのりを良くしてくれるので化粧下地としても。SPF50+・PA+++なので紫外線対策にも。敏感肌にもやさしく、乳幼児にも使用できるほど!
「アレルバリア ミスト N」は花粉・ほこりなどの微粒子汚れ・乾燥などから肌を守りってくれる敏感肌用ミスト状化粧水。肌を守るオイル層とうるおいを与える化粧水層が混ざり合い、肌のみずみずしさも守ってくれます。メイクの仕上げに、または化粧直しに使用することで化粧もちもアップ。
身体に侵入した異物に、「抗体」が過剰に反応することによって発症するのが花粉症。
この「抗体」コントロールの鍵を握るのが、“免疫バランス”です。
アレルゲンなどの異物が体内に侵入すると、第一関門である免疫細胞「マクロファージ」がそれを食べて除去し、その異物の情報を、抗体を作る司令塔である免疫細胞「ヘルパーT細胞(Th細胞)」に伝えます。
異物の情報を受け取った「ヘルパーT細胞(Th細胞)」は、それが『菌やウィルスなどの病原体』だと「Th1細胞」に、『ダニ・カビ・花粉などのアレルゲン』だと「Th2細胞」に”変化”し、それぞれの異物に対抗するための抗体を作る指令を出します。
実はこの「Th1細胞」と「Th2細胞」双方のバランスが崩れることで、アレルギーが起こります。
花粉症になるのは「Th2細胞」が過剰に反応する場合。「Th2細胞が」作り出す余分な抗体が「ヒスタミン」や「セロトニン」といった炎症の原因物質を放出させてしまうのです。
Th1細胞とTh2細胞のバランスを調えることで近年注目されているのが、「パラミロン」という食物繊維。
食品では「ユーグレナ」に含まれます。スーパーやドラックストアでもパウダー状のものやドリンク状の製品で売られているユーグレナ(和名はミドリムシ)は「虫」ではなくて「藻類(も)」の一種で、新たな花粉症対策食品として近年注目されています。
「パラミロン」には“トゲ”のように突起した箇所があり、これが細菌が持つ“トゲトゲの部分(糖鎖という)に似た形状のため、「パラミロン」を身体に取り込むことで「Th1細胞」が活性化。Th1細胞とTh2細胞の活性のバランスが整うのです。
また、「パラミロン」には、自律神経を整え、睡眠の質を向上させたり、疲労を回復させる効果があることもわかっています。
石垣島産のユーグレナ(10億個・1000mg)にビタミン豊富な有機大麦若葉と明日葉をブレンドし、さらにヨーグルト10個分の乳酸菌※2を配合。パラミロンのほか、59種類も含まれる豊富なユーグレナの栄養素をバランスよく1本で。豆乳やアーモンドミルクに溶かして1日1杯を習慣にするのがおすすめ。
※2:ヨーグルト1個(100ℊ)に100億個の乳酸菌が含まれていたとした場合、10個分は1,000億個。乳酸菌EF-2001を使用
体温が1度下がると代謝は12%ダウンし、免疫機能もダウンするといわれています。
免疫細胞が最も活発に働くのは体温が36.5度のときで、35度台に下がると働きがかなり鈍くなってしまいます。体温は36.5度以上をキープすることを目指したいもの。
生姜、とうがらし、わさび、にんにくが体温を上げてくれる食材。
野菜に関しては、身体を温める野菜は「冬が旬の野菜、地面の下にできる野菜、黒・赤・オレンジ色の野菜」。それに対し身体を冷やす野菜は、「夏が旬、地面の上にできる、白・青・緑色の葉物野菜」と覚えましょう。
編集/佐久間朋子
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