SKINCARE

超敏感肌だけど美容のプロな9名が「なんか肌ヤバそう…」な時していること

長年敏感肌とつき合い続けている美のプロが、数々の経験を経てたどり着いた最終結論!美のプロが実践する「ゆらいでしまった時の対策」をご紹介!

美のプロのやってしまった...ゆらいだときの対策

1.季節の変わり目、ホルモン、メンタルがダイレクトに肌不調に

岡本静香さん(美容家・39歳)

大学生の頃に自分の肌が薄くゆらぎやすいことを認識。心身どちらかが弱っているとき、強いマッサージや化粧品で乾燥や赤みが出る傾向が。

2.自分に合うコスメとの出合いで、年中ゆらがない安定肌に!

子供も使える優しさながらエイジングケアも◎
ステロイドやヒルドイドでもなかなか治らなかった脚の痒みとぶつぶつが、1週間ほどでおさまってびっくり。ごく少量を手のひらで温めてから塗布、強力な肌膜を作り保護します。マグバーム 100g¥4,800〈編集部調べ〉(オーガニックサイエンス)

極端な温冷差は控え、ぬるま湯洗顔
高すぎたり低すぎたりする温度差は、肌のバリア機能を低下させるだけでなく、シミができたり濃くなったりする可能性も。バリア機能低下を防ぎつつ皮脂が溶ける、32℃くらいのぬるま湯で顔を洗うようにしています。また、サウナや岩盤浴なども控えます。

咲丘恵美さん(美容家・51歳)

皮膚が薄く赤みが出やすい肌質で、10代の頃から合わない化粧品を使うと赤みが。皮膚免疫までトータルケアするコスメで敏感肌を克服!

3.敏感肌の大敵・冷えと乾燥は全身まるごとケア!がマイルール

体の中から健やかに整えて根本からゆらぎを改善
内臓がしょぼくれていると外見にも影響するので、体調を崩さないように気を付けておくことも大事。栄養補助として愛飲しているアミノ酸豊富な「そわか」は、ゆらぎや肌弱に効果抜群です。

肌荒れの元凶、疲れと冷えは日頃から意識的に対策
冷えると体も肌も辛くなるので、徹底的に回避。入浴剤を入れたり温かいものを摂ることで内側から温めることを心がけています。特に足首は常にポカポカになるように! また、体の疲れが肌荒れにもつながると思うので、睡眠はしっかりとるようにしています。

イガリシノブさん(ヘア・メイクアップアーティスト・45歳)

乾燥性の敏感肌。もともとチーク部分にカサつきがあるのに加えて目の周りもガサガサ肌になりがち。ひどくなると腫れて目が開かないことも。

4.超敏感肌は労って鎮めながら保湿で強化する

集中保湿&インナーケア増量で鎮静しながら攻めケアも
イグニスのマスクはゆらいだ肌に欲しいものをしっかりと届けてくれる「やりすぎないけれど攻め」に最適で何度もリピ!リポCは普段の1日1包から朝、昼、晩3包に増量して対策。1. イグニス ルーティン ケア 28枚入り ¥5,500(イグニス)2.Lypo-C Vitamin C 30包入り ¥ 7,776(スピック)

ぬるま湯入浴と長めの睡眠が◎刺激や摩擦はとにかく避けて
入浴剤を入れたぬるめのお湯に浸かって、いつもより睡眠時間を1時間多めにとると肌が確実に上向きに。肌荒れ時には徹底的に肌刺激を避けたいので、シャワーを顔に直接当てないよう注意します。

野口由佳さん(ヘア・メイクアップアーティスト・37歳)

幼少期からずっと超敏感肌で、年代ごとに肌悩みと闘ってきた人生。合わない化粧品を使うと数日で赤みやニキビが出てしまいます。

5.コスメの成分を厳選して攻めと守りの両立ケアを!

浸透力の高い化粧水で角層の保湿ケアに徹する
肌荒れの症状がひどいときは、肌を安定させることに注力。ジェルのようなテクスチャーが心地よく、カサついた肌にもなじんでしっかり浸透。肌が落ち着いたら、エイジングケアコスメに変えるサイクルが定着しました。つつむ ローションセラムE 120ml ¥3,740(ディセンシア)

痒みや乾燥感が増す熱いお風呂は避けるように
肌荒れの症状が出ているときは、体が温まって血行が高まるので、痒みが増したり赤みや乾燥が加速する気が。さらに湯船に浸かっている間、顔は無防備になり、肌の水分が蒸発してしまうため、いっそう乾燥が進んでしまう体感があり、やめるようにしています。

大山真理子(美STライター・47歳)

花粉、寝不足、乾燥や季節の変わり目に痒みや赤みが出やすいタイプ。また、メイクとクレンジングの過不足で肌荒れが起こる傾向も。

6.処方薬ケア&内外からの保湿が肝!炎症は初期段階で解消

美肌のベースは食事多品目で豊富な栄養素を
いつもよりも魚、野菜や発酵食品を積極的に食べるように。肌状態は全身の体調から整えることが肝心なので、ゆらいだときは特に食事を意識!そして体を温めてよく寝ることも大事。

皮膚科処方の内服薬もイン
栄養価豊富な食事と同時並行で、サプリもより成分濃度や使用効果の確実な医薬品に切り替えて効率よくケアできるように。ビタミンB、C、Dの摂取は欠かさず、さらに抗炎症作用のあるトラネキサム酸も投入。肌荒れ時のマストアイテムです。

コスメはすべてストップして肌回復のための治療を
ケアが追いつかないほど完全に荒れてしまったら、コスメの使用はいったん中止。敏感肌用コスメよりもしっかりとした効果を持つステロイドの軟膏を投入すると、3日くらいで症状が回復します。炎症は連鎖してどんどん広がっていくので初期段階での対処が肝心。

吉田瑞穂(美STライター・47歳)

脂性肌と乾燥肌が混在した、オイリードライな肌質。TゾーンやUゾーンは脂っぽくてベタつく反面、カサついて乾燥している箇所もありケアが大変。

7.疲労を溜めずに体調を整える。シンプルケアは乳液一択で!

千田真弓(美ST編集長・46歳)

不規則な生活が続いて疲れると肌が荒れがち。体調と肌の連動を実感するので睡眠時間の確保、湯船でのデトックスも心がけています。

8.高機能コスメでゆらぎ肌でもエイジングケアは諦めない

薄膜質感の高機能・高保湿美容液を投入
とろみが強すぎるとかえって突っ張る気がするので、薄めのヴェールを形成するテクスチャー一択! ラ・メールの美容液は低刺激で肌に優しく、高機能成分で肌を立て直すベストアイテム。ザ・コンセントレート 15ml ¥32,560(ラ・メール)

石原晶子(美ST参与)

もともと肌は強い方。しかし30代で過剰な紫外線を浴びて以来、突如として敏感肌に。花粉と夏の汗の対応に苦戦。

9.高機能コスメでゆらぎ肌でもエイジングケアは諦めない

低刺激ラインの名品でひたすら守りケアを
ドゥーエのアイテムは低刺激で皮膚科専売レベルの商品なので、ゆらいでも全然沁みません。肌を労って立て直すのが先決!というときの強い味方。ドゥーエ 化粧水 140ml ¥2,200 〈編集部調べ〉(資生堂)

患部の冷却、ササッと入浴と快眠も有効!
痒みを治めるために冷蔵庫には保冷剤を常備。体が温まると痒みが悪化してしまうので長湯は厳禁。疲れを溜めないよう睡眠時間もなるべく確保しています。

浜野彩希(美ST編集・31歳)

物心ついてからずっと肌荒れを繰り返す皮膚科通い民。帰宅後はミルククレンジングで速攻メイクオフが習慣。

2025年『美ST』4月号掲載
取材/森島千鶴子 再構成/Bravoworks,Inc.

FEATURE

MAGAZINE

一生元気に!自愛ビューティ

超敏感肌だけど美容のプロな9名が「なんか肌ヤバそう…」な時していること

2025年6月号

2025年4月17日発売

FOLLOW US

HOT WORDS

PRESENT & EVENT

Topicsあの野菜に 意外な秘密【PR】