SKINCARE
名品が、時代を超えて愛され続けるのは、きっと美容を愛するひとりひとりの物語があるから。新たなコスメが次々と誕生し、あれこれ試しても、ふとしたきっかけで結局ここに戻ってくる…。そんな、美容賢者の肌も心も摑んで離さない逸品をご紹介します。今回は美容家・瀬戸麻実さんです。
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母の美を支えるクリームは今では私のことも強く支えてくれる。歳を重ねるほど寄り添う存在に
クレーム ドゥ•ラ•メールは人生の節目に舞い戻ってくる縁深いコスメ。初めて手に取ったのはゲランの美容部員になりたての20歳の頃でした。当時の私からすると容器からして重厚感のある手の届かないブランドでしたが、実は母が愛用していました。その頃は美容家ブーム。母は叶姉妹さんや君島十和子さん、山咲千里さんのファンで、そうした方々がラ•メールを使っていたことから、憧れて使い始めたのだそう。それをこっそり何度か使ってみたんです。でも20歳になりたての元気な肌には、まだそこまで良さがわかりませんでした。それから9年後の29歳の時、当時担当していたゲランの売場がラ•メールの隣になり、BAさんと話をするうちに良さを聞いて自腹買い。勢いで使い切り、以前よりも良さを感じるようにはなったものの、まだ永遠の憧れのままでした。29歳くらいだとまだ悩みも少なかったんですね。そして、旅行に行くときの免税店で購入した35歳の頃、初めて「乾燥が緩和した」と変化を実感。やがて40歳直前に独立後美容家として歩き始め、ラ•メールの発表会に初めて呼んでいただきました。嬉しかったなあ。その世界観に触れ、正しい使い方をすると肌と心に染み渡り、修復力が半端なくて。特に40歳を超えてからはものすごくそのパワーを感じるようになり、振り返ると年齢を経るほどに寄り添うようになっているんだなと感じます。私は美容に時間をかける母を見て育ち、母譲りなのかスキンケアにとことん時間をかけます。ドレッサーには数十種類のコスメを並べ、まるで冷蔵庫から野菜を選ぶみたいに足りない成分のコスメをピックアップ。でも最近は、クレーム ドゥ•ラ•メールをチョイスする頻度が圧倒的に増えてきました。私にとって絶対的存在だった母が好きなあのクリームを、自ら選んで使えるようになったんだと思うと感慨深いものがあります。43歳になった今となっては、ダメージからのリカバリーに欠かせないのはもちろん、五感を刺激する高級感でも、ラ•メールのクリームがより自分をパワーアップさせてくれる存在に。持っているだけで私を強くしてくれる、揺るがない、なくてはならないものになっています。
長年にわたって世界中で愛される高級クリームの代表格。海の恵みを独自の発酵抽出プロセスで凝縮することで生まれた美容保湿成分・ミラクル ブロス™︎を配合。こっくりしたテクスチャーを手で温めて伸ばしてから塗る独特の使い方にも定評が。クレーム ドゥ•ラ•メール 60ml ¥56,100(ラ•メール)
教えてくれたのは……瀬戸麻実さん(43歳)美容家
外資系の化粧品会社で約10年間BAとして勤め、美容家として独立。美容職歴は20年以上にもわたり、美容専門学校の講師歴約15年。インスタのメーク投稿をはじめ、鍛えられた肉体美も人気を誇る。
2025年『美ST』8月号掲載
撮影/池田 敦(CASK) 取材/安田真里
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