SKINCARE
おしどり夫婦として知られた夫の中尾彬さんを見送ってから1年。「ずっと下を向いていたってしょうがない。今は新しい日常をつくっているところです」と明るく話す池波志乃さん。ひとりになった現在の暮らしぶり、健康維持やスキンケアなどお話を伺いました。
◆池波志乃さんインタビューはこちらもCheck
		《Profile》
1955年東京都生まれ。父は十代目金原亭馬生、祖父は五代目古今亭志ん生という落語界の名門に生まれる。俳優小劇場養成所を経て新国劇に入り、’73年ドラマ「女ねずみ小僧」でデビュー。’74年NHK連続テレビ小説「鳩子の海」で注目され、以降「悪魔の手毬唄」「鬼平犯科帳」など数多くの映画やドラマ、舞台で活躍。2019年NHK大河ドラマ「いだでん〜東京オリムピック噺」で20年ぶりに女優復帰。
46年間連れ添った夫の中尾彬が亡くなって1年が経ちました。いまだにひとりでどうしていいのかがわからなくて、落ち込み始めるとどこまでも落ちちゃって、立ち直れないんですよ。でも、生前夫が病気を誰にも明かさず、「中尾彬のままで行くんだ」とギリギリまでカッコよく生きる姿を見せていたことを思い出し、「あ、こんな姿だと彬に怒られちゃうな」と自分に言い聞かせ、できる限り笑って前を向くようにしています。そうすると、自然にそうなってくるんです。落ち込みそうになったときは、人と話す、ご飯を食べに行く、お酒を飲みに行く、音楽を聴くなど、気分転換をしながら、新しい日常をつくっていくことで少しずつ元気になっていきました。
特に体操は心身ともに効果てきめん。毎朝の体操が日課になっています。朝起きると、まずはマウスウォッシュで口をゆすいでから、60°C程度の蒸しタオルで3回顔を温め、軽く化粧水をつけます。それからiPhoneをスピーカーにつないで、ガールズグループ、XGの37分8曲入りのアルバムをかけて体操をします。若いころに覚えた舞台の踊りやジムで習ったストレッチ、筋トレなどを組み合わせ、手をぐるぐる回したり、スクワットをしたり。曲ごとに体の動きを変えていくのですが、特に二の腕は頑張っています。インナーマッスルも意識して、腰をクネクネ動かすようにもして。
彬が亡くなってからの1年間でお腹の脂肪と筋肉がなくなって、シワシワになっちゃったんですよ。今の動きがどこに効いているかをその都度意識すれば、ジムの器具を使わなくても十分効果はあります。同時に赤身のお肉を食べるとお腹に筋肉がしっかりついてシワが減りました。そうまでして頑張るのは、私の体が弱ったら、私の面倒をみてくれる人は誰もいないから。その怖さもあって、体操は生きる糧にもなっていますね。
汗をびっしょりかくので、その後はシャワーを浴びてスキンケア。今はミキモト コスメティックスを使っています。こだわりは洗顔。若いころにさんざん白塗りして、肌に対して無茶なことをしていたせいで、どうせ肌荒れしているからいいや、と投げやりな気持ちもありつつ(笑)、私は徹底して落としたい派です。ダブル洗顔は良くないなど諸説ありますが、落とさないほうが肌には良くないと思っているので。お気に入りはシュウ ウエムラのクレンジング オイル。でも、MEGUMIさんがお勧めしている、きつく落とさないふき取りタイプのクレンジングを使うこともありますね。
化粧品の情報は、ネットで徹底的に調べて、納得したものをネットで購入しています。シートパックは、つけた姿を夫がとにかく嫌がっていたので、いただいても人にあげてしまいます。
エステには行きませんが、リンパマッサージは月1で銀座のサロンに通っています。絶対人に会わない場所で完全予約制。お互いの家族の人生まで全部知っているくらいエステティシャンの方とは仲良しです。
美容室は、銀座のM.TANIGUCHIに10代のころからずっと。オーナーの谷口愛子先生は80代ですが、今も現役で活躍されているんですよ。
メークは常にセルフです。ファンデを何種類も揃えていて、気分や汗のかき具合や用途に合わせて使い分けています。普段はボビイ ブラウンのリッドファンデで、隠したいところがあるときはカバーマーク。アイシャドウもボビイ ブラウンで、まつ毛は超薄いつけまつ毛をつけています。リップはドラッグストアで買うメイベリンのSPステイ ヴィニルインク やディオールのアディクト リップ マキシマイザーがお気に入りです。
											スキンケアは定期的に見直しを。ここ最近のお気に入りです
黒真珠のエキスが入っているというミキモト コスメティックスのムーンパール エクストラをライン使いしています。浸透力が抜群で、透明感とツヤが出て、ハリのある肌に。
健康維持にも病気の回復にも効果てきめんの栄養ドリンク
沖縄野草を発酵させた植物発酵エキス「爽々」。20年以上愛飲していますが、私は風邪ひとつひいたことがなく、夫は手術後も回復が早くて、これのおかげと信じています。
私のバイブルと言えばコレ!毎年アップデートしています
わからない食品があったら即、食品成分表で栄養素を調べます。細かい値をいちいち覚えているわけではないですが、どの程度の栄養素が摂れているかを日々把握しています。
夫婦共通の趣味は絵画。ふたりで展覧会も開催しました
もともと夫は画家志望で、絵を描くことが趣味でした。手先がとても器用で、中国の西安に行った際に購入した石を自ら彫り、夫婦それぞれの印鑑を作ってくれました。
着物が似合うたおやかなイメージとは裏腹に、大のR&B好きだという池波志乃さん。毎朝ヒップホップやR&Bに合わせて体操するのが日課だといいます。
《衣装クレジット》
ブラウス ¥123,200、スカート ¥77,000(ともにマリナ リナルディ/マックスマーラ ジャパン)ピアス ¥781,000(フォーエバーマーク/カシケイ)イヤカフ ¥1,540,000(TOMOKO KODERA/カシケイ)
『美ST』2025年9月号掲載
撮影/枦木 功 ヘア/谷口愛子(M.TANIGUCHI) スタイリスト/後藤仁子 取材/安田真里
						
					
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2025年11月16日(日)23:59まで
					
				
2024年11月16日(土)23:59まで
					
				
2025年11月16日(日)23:59まで
					
				
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